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人気がない社内のイベント1位は「運動会」、2位は?|『会社で嫌いな行事・イベントランキングTOP10』

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働き方改革が進められる中、働きやすさを意識した新たな制度を導入する企業が増えています。ファッション業界でも、本社を中心にプレミアムフライデーやリモートワークを取り入れる企業が少しずつ見られるようになってきましたが、きになるのは実際にこれらの制度を働く側がどう捉えているのか、というところ。

今回、Fashion HRを運営する株式会社キャリアインデックスでは、従業員と会社の意識ギャップを調べるため、様々な業種に従事する回答者515名(アパレル以外も含む)にアンケートを行いました。会社で“良い”という認識のもと行われている「行事・イベント」に関する、意識調査の結果をご紹介します。

最も嫌われている会社の行事は?「会社で嫌いな行事・イベントランキングTOP10」

複数回答可のアンケートを行い、会社で嫌いな行事・イベントランキングTOP10は以下の結果となりました。
嫌いな会社の行事イベント

トップとなったのは近年人気を集めている「運動会」。ベンチャーから老舗まで、様々な企業で行われている「運動会」ですが、半数近くが「嫌い」と回答し、チームの団結力を高めたい、部署の垣根を越えた交流を深めたい……といった企画側の意図とは裏腹の結果となりました。

また、「ゴルフコンペ」など、土日に開催されることの多いイベントが上位に挙がっていることから、休日にまで会社の人と関わりたくない……という意識の高まりも考えられます。

長時間 拘束される行事・イベントは不人気

また、トップ3を見てみると、移動や着替えが必要な「運動会」、半日〜1日かかる「ゴルフコンペ」、宿泊ありの「社員旅行」など、「長時間拘束されるイベント」が比較的目立ちました。

一方で、時間の拘束は少ないものの、「バレンタインデー/ホワイトデー」や「ハロウィン」「バーベキュー」などの季節ごとに行われるイベントを嫌う回答者も多い傾向となりました。

社内イベントの本来の目的は?

アンケートにより、働く人の本音は見えてきましたが、社内イベントというもの自体が無くなるべきかというと、そういう訳ではありません。会社で行われるイベントには本来、「社員同士の連帯感を高める」「モチベーションの向上」など様々な効果があると言われています。実際に、参加前は乗り気ではなかったけど、参加してみたらすごく楽しかったというような参加者も多いことから必要な行事であることは間違いありません。しかし、このような“本来の目的”に対して、得られる効果が少ないため、「嫌い」と感じてしまう人が多いのではないでしょうか?

社内イベントを企画する際には、参加する側が自分ごとと捉え楽しむことができるよう、従業員の意見をヒアリングした上で、どう従業員を巻き込んでいくか、きちんと計画することが大切なのではないでしょうか。

■調査概要

調査名:有職者に向けた仕事に関する調査
調査方法:インターネットアンケート調査
調査期間:2017年5月26日〜5月29日
調査対象:過去3年以内に転職経験のある関東在住の有職者515名(複数回答可)
(マクロミルで調査)

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