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転職活動に有効な応募書類(履歴書/職務経歴書)の書き方

転職活動は自分の能力を企業に売り込む営業活動のようなもの。そのための大事なツールが応募書類である履歴書と職務経歴書です。目指している企業への転職を叶えるためには、まず応募書類を通じて、あなたが目指す会社の採用担当者に「実際に会ってみよう」「面談して確認したい」と思わせることが重要です。

今回は転職活動に有効な応募書類(履歴書/職務経歴書)の書き方のコツをご紹介します。

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職務経歴書は経験したことを示すことにより何ができるのかをアピールする事が重要

職務経歴書の書き方のポイントは、採用担当者が見たときに「最も効率的なわかりやすい内容で、いかに自身の実績やスキルをアピールできるか」です。

人気のブランドやアパレル企業の採用担当者は、毎日、数多くの応募書類に目を通します。もちろん、やみくもに数十、数百に及ぶ候補者の選考可否を判断しているわけではなく、ある一定の基準を設けて選考しています。この基準は、企業側の状況やコンセプトによってまちまちなので一概には言えませんが、下記の4点は、多くの採用担当者が注目している点です。

  1. どんなブランドで働いているか(業態・テイスト・規模等)
  2. どの位の実績をあげてきたのか(会社に貢献してきたか)
  3. 実績をあげるために行った施策はなにか
  4. セールスポイント(強み)は何か

職務経歴書に書かれている内容を総合的に審査して合否を判断しますが、上に挙げた4点はその中でも重要な要素とされています。

履歴書用の写真の重要性

まずは履歴書に貼る写真をチェックしてみましょう。履歴書用の写真は、採用選考の可否に大きな影響を与えます。特に応募者のセンスも重要な採用基準となるファッション業界での転職であればなおさら。ファッション企業が求める人材は、ファッションセンスがあり、自社のブランドコンセプトを具現化して着こなせる人です。

地味なジャケットにありふれた白いシャツ……俗に言うリクルートファッションでは、履歴書の写真であなたのファッションセンスをアピールすることができず、書類選考の通過率を自ら下げてしまう原因にもなりかねません。他にも、清潔感はあるか?メイクは派手すぎないか?最終確認をしながら自分の良さが出せる写真を使用しましょう。

「証明写真」に関する記事はこちら>>

職務経歴書のタイプは大きく分けて2つ

応募書類の中でも、職務経歴書は多くの方が「どのように作成すればいいのだろう……」と迷う箇所ではないでしょうか。ここでは職務経歴書を記入方法によって2つのタイプに分けて解説します。

1. “時系列型”職務経歴書

職務経歴書を書かれる方の多くがこの「時系列型」で書いているのではないでしょうか。特にこれまでの職務経験を新しい順に記載していく「逆時系列型」が多用されています。

この様式は職務経歴を時の流れに沿ってわかりやすく表現するので、今まで歩んできたキャリア上の都合の“悪い部分”を隠しづらく、読み手(採用)側に、「正確な記述をしている」という安心感を与える事ができます。

職務経歴書サンプル1
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2. “機能型”職務経歴書

機能型の職務経歴書は、あなたの持つ才能をより強く強調し、勤務していた会社や期間があまり重視しない形式です。この方法で職務経歴書を書いた場合は、職歴は別途まとめて記述しておいた方が良いでしょう。職歴の省略は読み手(採用側)にさまざまな疑問を抱かせてしまうからです。

多く採用担当者が「時系列型職歴書を好む」のが現実ではありますが、未経験からファッション業界への転職、または職歴とは異なった職種への転職を希望している場合は、機能型の職務経歴書が適しています。

職務経歴書サンプル2
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効果的な職務経歴書を書く際に押さえるべきポイントとは?

職務経歴書作成には厳格なルールはありませんが、以下のようなポイントを押さえれば、職務経歴書は分かり易く、説得力があり、誠実な印象を与える「あなたの宣伝文書」となってくれるでしょう。

1. 全般

  • 転職目標はあなたが活躍したい領域を示す、もしも転職目標を職歴書に記載することに決めたら、職務経歴書に記載する全ての部分が目標につながり、矛盾する箇所がないように注意する。それにより職務経歴書は、よりはっきりとした焦点を持つようになります!
  • 転職目標を常に念頭に!「もしも、私が雇い主だったら、この人材と面接したいだろうか?」と自問してみてください。それに対する問答が「いいえ」であれば、あなたの職務経歴書はまだ手を加える余地があります。
  • 書き終わったら、最後に必ず誤字、脱字、句読点、文法等の間違いがないかを確認しましょう。

2. 内容

  • 業務に於ける実績をはっきりと記載しましょう。結果やその時発揮したあなたの才能をできるだけ列挙して強調することががポイントです。
  • ポジティブな表現を使いましょう。
  • 記載する内容はすべて転職目標と繋がっていて、未来の雇い主に売れるようなものにしましょう。
  • 雇用市場で「何を買おうとしているか」に注目しつつ自分の職歴を強調しましょう。

3. 文章のスタイル

  • 直接的で生き生きとしたスタイルの文章を使い、短文に努めましょう。
  • 「私」は省略し、文章は行動的動詞からはめましょう。
  • 現在及び最近の内容には現在形を使用。ただし、すでに結果が出た事に関しては過去形を使いましょう。
  • 過去の職務に関しては過去形を使いましょう。
  • 用語は未来の雇い主(採用側)に適切なものを使いましょう。
  • 符牒は全ての読み手が理解できる事か確かでない限り、使わないように注意!
  • 大文字、ダッシュ、アンダーライン、点を使用して特定部分を強調してみましょう。

4. 様式やレイアウト

  • 職務経歴書は1~2ページにまとめましょう。
  • もし職務経歴書が2ページになったら、あなたの「売り」が1ページ目にくるようにしましょう。
  • 一目で見て読みやすいように、十分余白をとりましょう。
  • ヘッドライン(目に付く見出し)を使い、あなたが主張したいメッセージをこめましょう。
  • 文章が、1ページから2ページにまたがるのは避けましょう。
  • 最近のキャリアについての内容を膨らませ、過去は短くでOK。採用側はあなたの直近の仕事に興味を持っています。
  • 時系列型職務経歴書でも機能型職務経歴書でも、職歴は逆時系列で記述した方が良いでしょう。

以上のポイントを踏まえて効果的な応募書類を作成して、書類審査を突破しましょう!

 

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