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有名セレクトショップの販売促進経験者に聞く!ファッション業界の販売促進の仕事とは?– Fashion HR 職種別インタビュー【9】

有名セレクトショップの販売促進経験者に聞く!ファッション業界の販売促進の仕事とは?– Fashion HR 職種別インタビュー【9】

売り上げに欠かせない、販売促進とは一体どのような仕事を任されている人なのでしょうか? 某有名セレクトショップの販売促進担当者に、その仕事内容と必要なスキル、そしてデジタル化するマーケットへの対応方法を伺いました。

販売促進は、ある目的を達成するためのツール作りを行う人

―販売促進という仕事の内容をお聞かせ頂けますか?

販売促進は色々な呼び方があります。ファッション業界では、セールスプロモーションもしくはマーケティング担当という肩書きで呼ばれる人も多いです。また、私が実務で携わっている販売促進は、ある目的を達成するためのツール作りだと感じています。例として、セールの集客数。目標を1000名の集客だと定めた場合、その1000名以上の来店を促すには何が必要かを考え、目標達成のためのツールを作っています。また、販促物と呼ばれるDM、ポップ、ノベルティグッズ、ギフトボックス、ショッパーの企画、デザイン、ルックブックや広告の制作を行っています。さらにWEBサイトのデザイン、バナーやコンテンツ制作まで幅広く手掛けています。

―デザインや制作物の専門的な知識を学ぶために、学校などに通われたのでしょうか? どんなスキルが販売促進担当として必要ですか?

絵を描くことが好きだった程度で、私は全くの未経験で入社をしました。PhotoshopやIllustratorは使ったことがなく、独学で必要なスキルを習得しました。入社後の初仕事がバナー作成で、どうにかこうにか対応をしたことを覚えています。入社した会社が少人数で運営していて、マルチタスクを受け持つ必要があったため、実務で覚えられたことが幸運でした。販促担当は前述したPCスキル(Photoshop、Illustrator、InDesignなど)のスキルも重要ですが、販促物にも流行があるため、最新トレンドの情報収集をすることも心がけています。さらに販促物で何を伝えたい、表現したい、達成したいなど、目的意識をもつことは大切だと感じています。

販促の醍醐味は、企画から納品まで販促物を具現化できること

―仕事の魅力を教えてください。達成感を感じるのはどんな時ですか?

販売や営業などとは違って売上に対しての評価ではありませんが、販売促進も数字で評価されています。DMからの来客数、ホームページやバナーのクリック数などなど効果測定が可能なので、結果が良かった時は素直にうれしいですね。また、販促の醍醐味は、企画から納品まで販促物を具現化できることです。ルックブックを制作する際も、企画からモデル選定、スタイリング、撮影のディレクションに携わります。作品が完成したときの満足感は他の業務では得られないです!

―販売促進の現状を教えてください。

私は入社当時からウェブにも携わっていますが、制作物の主流もウェブになってきています。ウェブは毎日更新が可能で、バナーやランディングページを作るとアクセス数の増加を翌日には効果測定できるなど、お客様からの反応をスピーディーに感じることができるようになりました。これも時代の流れですが、販売促進担当として新しいツールに対応していくことも重要です。またFacebookやInstagramなどのSNSをユーザーがどのように使っているかといったツールのリサーチも重要です。販売促進の目的を定めて、ツールを使い分け、広告を制作することが大切なので、時代と共に仕事が増え続けています。

―ありがとうございました。

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