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機能面も抜群!今年、注目の個性派“冬”アイテム

冬は重ね着がしやすくオシャレが楽しい季節。しかし、どうしても布面積の多いコートが主役になってしまいがち。着回しができるようにシックな色の定番を購入し、毎年同じようなコーディネートになっていませんか?今季はスタイリングにエッジを効かせる個性派アイテムが続々登場。取り入れるだけで一気に冬スタイルをアップデートし、しかも防寒機能も満点という強者揃いです。個性的なアイテムも多いですが、上手に取り入れたならオシャレ上級者に見えることは確実。今回はそんなトレンドアイテムをピックアップし、取り入れ方も含めてご紹介します。

【目次】
この冬注目の「6大」個性派アイテムとは
バラクラバ
イヤーフラップキャップ
ダウンストール
アームカバー
レッグウォーマー
マイクロミニ丈ニット

この冬注目の「6大」個性派アイテムとは

例年ならトレンドは靴やバッグで足すのがセオリーでしたが、今季はひと味違います。ボリューミーなダウンストールに耳当て付きの帽子、アームカバーや着方で個性を出せるマイクロミニ丈ニット、さらにはレッグウォーマーにバラクラバまで、要注目アイテムは全部で6つ。どれも身に付けるだけで今年らしくなり、さらに暖か。今年の冬はオシャレのために寒さを我慢する必要はありません。注目のアイテムを取り入れれば、コージーなぬくもりに包まれて、個性的なスタイルで街を闊歩できるはず。


バラクラバ

バラクラバとは日本語で「目出し帽」のことです。雪山登山の必携アイテムで、ニットキャップとネックウォーマーが一体化したもの。頭部と耳〜顎、首元までをすっぽり覆うのが特徴です。実はバラクラバが注目を集め始めたのは昨年からで、大手メゾンのランウェイでバラクラバを使ったスタイルが複数発表されました。その後、韓国のインフルエンサーの間で爆発的人気を得たことで、日本でも俄然注目アイテムに。しかしバラクラバはその形状ゆえに難易度はかなり高め。バラクラバを着こなすためにまず大事なのはサイズ感です。フードのような形状で帽子部分にゆとりのあるタイプを選び、顔まわりにフィットさせないこと。フーディーのフード部分くらいの緩さのものであれば、顔面が強調されず抜け感が出るため小顔に見える効果もあります。次にワントーンで無地を選ぶのもコツ。グレーや白、黒といった無彩色はコーディネートに取り入れやすく、ロイヤルブルーやバービーピンクといった鮮やかなトレンドカラーは、ダークカラーになりがちな冬のファッションのアクセントになります。帽子からさり気なく前髪やサイドバングを出し、顔との境目を曖昧にすると馴染みやすいですよ。


イヤーフラップキャップ

耳(イヤー)に蓋(フラップ)をする帽子、と考えるとイヤーフラップキャップの形状がすぐに思いつくでしょう。耳当て帽やフライトハットなど様々な呼び方があり、昔から飛行士や屋外で作業をする人に愛されてきたスタンダードなアイテムです。数年前から人気が高まり、今年本格的に火が付いたイヤーフラップキャップですが、その先駆けはアウトドアブランド。アウトドアでの使用を想定したタフで防寒に優れた帽子がストリートでも注目され、通常のキャップよりもデザイン性が高く素材で変化を出せるところが魅力です。こちらも一見難易度が高めですが、種類が豊富なためきっと自分に似合うデザインが見つかるはず。基本的にカジュアルなアイテムではあるものの、ファーをフラップに使ったものなら大人っぽく、ボアフラップタイプならストリートな雰囲気になるなど、素材選びが普段のコーディネートに落とし込む鍵になります。


ダウンストール

ダウンは軽く暖かな素材の代表格。数シーズン前からダウン素材のマフラーは多くのブランドが発売していましたが、今季はいよいよストールにもダウンが登場。思えば2018年、日本でも高級ダウンジャケットが人気のモンクレールがヴァレンティノを手掛けるピエールパオロ・ピッチョーリを迎え、世界が驚くダウンドレスを発表しました。それを契機に今までスポーティーな印象だったダウンがドレッシーな表情を持つようになり、ついにストールに。ダウンマフラーがアウトドアやアスレジャーといったアクティブなスタイリングに投入されたのに対し、ダウンストールはもう少しエレガント。個性を出したいなら意外性のあるスタイルに合わせるのが今年らしいです。例えばウールのパンツスーツやニットのロングワンピースにさらりと羽織るなど、シックやフェミニンな装いのハズしアイテムとしても大活躍。この時、ダウンストールと服を同系色で統一すれば一体感が出るだけでなく、ダウンそのものが持つリラクシーな雰囲気を添えることができます。


アームカバー

夏から流行が継続しているアームカバーですが、日本でのアームカバーのイメージは長らく「紫外線対策グッズ」でした。しかしY2Kブームで人気がカムバック。一部の若年層の間でのトレンドではあったものの、マルタン・マルジェラは以前からアームカバーを多数リリースしており、一部のファッショニスタにとってはようやく世間が追いついた感覚かもしれません。大人っぽくアームカバーを取り入れるコツは、ざっくりと編まれたものをたわませて着けること。今季はアームカバーつきの半袖ニットも数多く登場しているので、初めての人はセットのものから取り入れるのがおすすめです。よりモードを目指すなら、ぴたりとしたリブタートルニットにカシミヤやモヘア素材のたっぷりとしたアームカバーをクシュッと着け、袖周りにメリハリを。また、7分袖コートにレザーのアームカバーをプラスするとマニッシュで洗練されたイメージになります。


レッグウォーマー

80年代のトレンドが再注目され、再びレッグウォーマーに脚光が。Tik TokをきっかけにZ世代間でバズったのが発端ですが、足元のバランスを自在に変えられるレッグウォーマーは大人も取り入れたい便利なアイテムです。若者の間では同じくブームのルーズソックスと同様のスタイリングを目にしますが、おすすめはゲートル風の取り入れ方。ゲートルは脚絆という意味のフランス語で、元々はパンツの裾と脛を覆うため脚に巻き付ける軍用の服装品です。ファッション分野ではジバンシィなどが過去にゲートル付きブーツを発表していました。ぜひ手持ちのショートブーツやブーティーに、厚みのあるレッグウォーマーを合わせてみてください。その際は、黒のブーツには黒のレッグウォーマーというように色を揃え、たわませずソックスのように伸ばしてブーツと一体化させるのが重要です。あたかもロングブーツのように履くことで、見慣れたブーティーが今季復権を果たしたロングブーツのように生まれ変わり新鮮な気持ちで履けますよ。


マイクロミニ丈ニット

ZARAが発売するやいなやSNSを席巻した、マイクロミニ丈ニット。いわば、ネックウォーマーに長袖が付いたセーターです。見頃部分がなく首元と袖を覆う独創的なデザインで、1枚で着るのではなくレイヤードのためのアクセサリー感覚で取り入れるのものですが、薄手の長袖カットソー、もしくは端正なシャツに重ねるのもおすすめ。シャツの場合は襟をしっかり出し、胸元や脇など素肌を見せないことで上品に着こなすことができます。


毎シーズン多彩なアイテムがトレンドに浮上しますが、今季は個性的だけれど上手に取り入れることで手軽に旬のコーデが完成するものばかり。取り入れ方を工夫して、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

TEXT:横田愛子

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