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アパレル販売員、正社員とアルバイトの違いとは? 正社員登用についても詳しく解説


アパレル販売員として働く場合には「正社員」と「アルバイト」のいずれかであることが多いですよね。これからアパレル販売員として働こうとしている人の中で、正社員かアルバイトのどちらから始めようか迷っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、アパレル販売員として働く上で、正社員とアルバイトではどう違うのかをご紹介します。また「正社員登用」についても詳しく解説しているので、今後のためにぜひ参考にしてみてくださいね。

アパレル販売員の1日の流れは?

ではまず、アパレル販売員として働く上で、1日の流れはどうなっているかをご紹介します。

9:30〜10:00 出勤、お客様を迎えるための準備をする
早番の場合、例えば10:00開店のショップだとしたら遅くとも9:30には出勤して(開店の1時間前に出勤する店舗もあります)お客様を迎えるための準備をします。レジ金の入金、店内清掃、商品の陳列整頓などを行います。また新しい商品を入荷した際には検品ののち店頭に出します。

10:00〜12:00 接客などを行う
お昼休憩までの間、来店したお客様の接客を行います。お客様がいない間は、見やすいように店内商品の整頓を行ったり、欠品している商品の補充、マネキンを着せ替えるなどの作業を行います。また、他店舗や本社から店舗間での商品移動といったような指示や依頼がないかメールをチェックし、その作業にあたることも。

12:00〜13:00 お昼休憩
1日の勤務時間は休憩を含む9時間のため、早番であればだいたいお昼頃に1時間の休憩を挟みます。午後からの仕事に響かないよう、この休憩時間を使って脚の疲れを和らげるのが大切です。

13:00〜18:30 再び接客などを行う
退勤までの間、午後の接客を行います。午前は比較的お客様の出入りも少なくゆったりとしていますが、午後からお客様の出入りが増えたり、夕方の帰宅時間には混雑することも。午前のような作業を行ったのち、退勤前には遅番の人に商品を取り置きしている人がいるなど、引き継ぎを行います。

18:30 退勤
早番で9:30に出勤した場合、18:30に退勤となります。

これらは早番の1日の流れとなり、遅番は大体お昼頃の出社、そしてお店を閉めた後にレジ締めや日々の売り上げや客単価の計算などの日報記入などの作業があります。
これ以外にも定期的にデータ上の在庫と実際の店舗在庫に相違がないか確認する「棚卸し」や、セール・フェアなどのイベントに向けた値札変更、ポップの準備などを行います。

アパレル販売員、正社員とアルバイトの働き方の違いとは?

アパレル販売員として働く上で、正社員もアルバイトも仕事内容はご紹介した1日の流れの中ではほとんど同じです。

大きく異なる点は、正社員になると責任のある仕事を任されることが多くなる、ということです。正社員であれば、例えばそれによってお客様の入店率が上がると言っても過言ではない入り口付近のマネキンのコーディネートを任されたり、新人を教育、育成すること、店長不在の日には1日の業務内容を考え後輩に指示を出したりといったように、お店の売り上げに関わる作業が発生します。

正社員として働くのが「きつい」と言われるのはどうして?

アパレル販売員の正社員で働くことに対して「きつい、大変」という声が多く寄せられます。そのような意見が挙がるのは下記のような理由があるからです。

責任感のある仕事が増える
前述したように、アルバイトに比べると、責任感のある仕事が増えるために「きつい」と感じることが多いようです。正社員のお仕事には、売り上げの管理であったり、売り上げが伸びない場合の施策を考え実行すること、、アルバイトスタッフや後輩の育成などが含まれます。日々の業務をこなしながら、チームワークも高めていかなければなりません。

休みがバラバラ、連休もあまりない!?
土日関わらずお店を開けていることから、アパレル販売員の休みはバラバラです。学生などでアルバイトをしている場合は授業と合わせてシフトを組むことができますが、正社員は特別な理由以外は休むことができません。
休みの曜日も毎週異なることから、リズムが掴みづらい、また連休ではないので疲れがとれにくいといった理由から「きつい」と感じるように。

シフト管理が意外と大変……
正社員になると、アルバイトを含めたシフトの管理を行います。希望休がある場合にはそれを汲み取りつつ、バランスよくシフトが入るように組みます。また、一緒に働くスタッフの体調不良などが理由で突然のシフト調整が必要な場合も。

他にも、これは正社員に限らずですが「体力的にきつい」という意見も。アパレル販売員の正社員として働くには大変な面が多くあるように思えますが、もちろん正社員になることで得られるメリットもたくさんあります。

正社員になることで得られることがこんなにある!

では、アパレル販売員の正社員になることで得られるメリットとはどんなものがあるでしょうか?

福利厚生が受けられる
アルバイトにはなくて正社員にあるものと言えば、まず「福利厚生」が挙げられます。
アルバイトの場合、健康保険は国民健康保険、年金は国民年金へ自分で加入、支払い手続き等を行わなければなりませんが、正社員になることで社会保険や厚生年金への手続き、支払い等は会社が行ってくれます
また、福利厚生は会社独自のものも多数あり、家賃にかかる料金を一部負担してくれる住宅手当や、アパレルであれば美容代を一部負担してくれる制度を用意している企業も。

有給休暇や特別休暇がある
正社員であれば有給休暇があったり、リフレッシュ休暇や夏季休暇といった特別休暇が用意されています。アルバイトであれば、休みの日はあくまでも休みで、もちろんその日のお給料はありません。こうした休暇面でも正社員の方が得をすると言えるでしょう。

キャリアアッププランが広がる
正社員としてアパレル販売員をしていれば、アパレル業界の中でのキャリアアッププランが広がります。例えば販売員から副店長へ、さらにそこから店長、エリアマネージャーへ……。また、販売員での接客を活かして商品企画担当へ転身したりと、今後の将来に対してのプランを広げることができます。

昇給やボーナスがある
生活をするために、そして年齢を重ねるごとにやはり給与アップは狙いたいものですよね。正社員であれば、昇給やボーナスを受けることができます。アルバイトは月によって給料がバラバラになるので、安定した給料を求めるのであれば正社員がおすすめです。

アルバイトから正社員へ! 「正社員登用」について解説

アルバイト求人の中で「正社員登用制度あり」といった文面をよく目にしませんか?
正社員登用とは、パートやアルバイトといった形態から正社員に転換できる制度のことを指します。登用されるには、一定の勤続年数をクリアした人に適用される企業もあれば、面接や試験などをクリアしないとできないといったような条件を設けている企業もあります。

どのような正社員登用制度があるかはその企業によって異なりますが、適用されるためにアルバイトのうちから責任感をしっかり持って働くこと、会社に貢献できるようにしっかりと売り上げ実績を作っていくことが大切です。また、実績等ももちろん大切ですが、今後のキャリアアッププランのためにファッションに対する知識、トレンドへの理解、接客方法など学べることはたくさんあります。いざ登用試験を受けるときにために、日頃からあらゆる面で努力を積み重ねておくと良いでしょう。

 

 

アパレル販売員について、正社員とアルバイトの違いについて説明してきました。これからアパレル販売員になろうと思っている人は、自分のライフスタイルや今後の目標と照らし合わせながらどちらが良いか検討してみてはいかがでしょうか。正社員登用制度がある企業であれば、まずはアルバイトとして仕事をスタートさせ、正社員へステップアップする方法もあります。

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