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アパレル販売員のシフト制ってどんな働き方? 勤務時間や希望休の融通などをご紹介


アパレル販売員として働くことになると、勤務形態はシフト制ということがほとんどです。シフト制で働いたことがない人だと「勤務時間は何時から何時?」「土日は休めるのか?」など気になる点や疑問に思う点がいくつかありますよね。今回は、シフト制の場合の勤務時間、仕事内容、希望休や土日休みはどうなるかという解説の他、シフト制ならではのメリットをご紹介します。

シフト制には3つの勤務時間がある!

日本の法定労働時間は8時間と定められており、間に1時間の休憩を挟みますよね。
アパレル販売員として働く場合、商業施設が勤務先になるケースが多いかと思いますが、こうした商業施設は営業時間が10:00〜21:00など計11時間営業をしているため、従業員はシフト制で働いています。
アパレルのシフト制は、下記の3つの勤務時間に分けられます。

早番
開店時間が10:00〜だとすると、9:00〜9:30の開店前に出勤し、18:00〜18:30まで働きます。
業務内容としては、開店前にレジ金の入金、店内の清掃作業や品出しなどお客様を出迎える準備をします。お昼休憩ののちに店頭に戻り退勤まで接客等行いますが、退勤前には遅番の人に引き継ぎを行う日もあります。
早番で気をつけなければいけない点は、遅刻は絶対にしてはいけないということ! 自分が遅刻することにより、お店が開いていない状態となりお客様を迎えることができません。早番の際には注意しておきたいですね。

遅番
10:00〜21:00が営業時間の商業施設だとすると、12:30〜13:00に出勤し、21:30〜22:00の閉店後まで働きます。遅番ならではの仕事といえば、閉店後のレジ締め作業です。レジ締めでは、その日の現金売り上げやクレジット売り上げの確認の他、現金の差異がないかチェックをします。それらを基に来客数や購入点数、売り上げなどを日報に記入し報告します。
立ち仕事を終えたあとの事務作業はなかなか大変に感じられますが、スムーズにレジ締め作業できた時にはいつもより少し早く帰ることができるかも……!

通し(オール)
通しでは、開店前から閉店後まで働きます。セールなどの繁忙期やイベント等、人手が必要な時に通しが入るケースが多いです。勤務時間がいつもより長くなるため、休憩時間が長かったり2回に分けて休憩が入ったりします。

希望休など融通は効く? 土日休みはできる?

シフト制の場合、月に何回かは希望休を出すことができます。また、土日休みに慣れている場合、土日に休めるものなのかも気になる点です。それぞれチェックしてみましょう。

希望休は割と融通が効く!
「希望休は通りづらい」なんて話も聞きますが、割と融通が効き希望通りにしてくれる職場が多いようです。希望休みは月に3回受け入れてくれる、という企業もあるようですよ。
しかし、希望休が通りづらい時期というものもあります。それは、GWやお盆休み、年末年始などといった大型連休や、クリスマスなどのイベント期。街の人出も増える時期で、来客数アップが見込めるためこの時期に休みを希望するのは難しいかもしれません。

またアパレル店舗では「棚卸し」という作業があります。棚卸しとは、管理上の在庫数と実際の店舗在庫数を照らし合わせ、差異がないか確認する作業のことで、店舗の在庫数全てを数えなければいけないため、人手が必要となります。この作業を毎月行う企業もあれば、2ヶ月に1回など企業によって異なるようです。

土日休みはどうなる?
土日での連休はなかなかないと考えてよいでしょう。固定制のような月曜日から金曜日が勤務日、土日が休みというケースとは異なるため、3日勤務して1日休み、2日勤務して1日休みなど、休日が不規則になってきます。ただし、実家の予定などどうしても外せないものの場合は相談次第で通ることももちろんあるので、都合に合わせて希望休を出してみましょう。

シフト制ならではのメリットを教えて!

ここからは、実際にアパレル販売員に聞いたシフト制ならではのメリットをご紹介していきます。

「不規則だから」良い!
「アパレル販売員をする前は事務職をしていた私。月〜金に出勤をしていたのですが、私は朝にとても弱く、しかも自宅から職場までまあまあ距離があったので、毎朝6時半起きはとても辛かったです。
その点で考えると、シフト制は私にとってとてもありがたいです! 遅番の日はお昼過ぎに出勤すれば良いので、午前中のんびりできる日ができたというのはとても嬉しいです。早番の日ももちろんありますが、毎日ではないので以前と比べると苦になりません。その上夕方には退勤できるので、仕事のあとの楽しみが増えますよね。早番の翌日が遅番だったりすると、ちょっと夜更かししても良いので嬉しくなっちゃいます。休みの日がいつもバラバラで不規則ではありますが、その不規則さが私にはメリハリに繋がっているのでとても合っていると思います。」

連勤ではないのがありがたい
「平日に毎日働いていると、日曜日の夜には“明日はもう月曜日か……”とテンションが下がってしまうし、土曜日まであと○日! ということばかり考えていました。シフト制になってから2日働いて1日休み、3日働いて1日休み、というケースが多く、振り返ってみると疲れが溜まりにくくなったような気が。また、2日連続の休日はなかなかないものの、1日の休みをだらだらと過ごすのではなく有意義に使うよう心がけるようになりました。今では平日毎日働くという生活は、もうしたくないかな……笑」

平日に休めるのが嬉しい
「シフト制の場合、平日休みということがほとんど。販売員を始めたばかりの頃は、友人との休みが合わず寂しいと思っていましたが、平日であれば街はさほど混んでいないし、自分なりにのんびり過ごすことができて気に入っています。映画館の割引が効くのも平日なことが多いので、平日休みってお得だな! と思っています。また、病院や区役所なども平日休みであれば行きやすいという点もメリットだと思います。予約は取りやすいし、いざ区役所に行かなきゃ! という際にも困らないから便利。」

大型連休に休めなくても……
「GWや年末年始に休むことは難しいですが、その時期を外して長い連休をとることができています。大型連休は休みの人が多いので、どこへ行っても人が多く、旅行に行こうと思っても値段が高い。けれど、販売員であれば時期をずらして長期休暇をとることができるため、旅行する場合にもお手ごろに済ませられるのが嬉しい。」

 

 

このように、シフト制ならではのメリットはこんなにたくさんあるようです。「土日休みの友人と休みが合わない」や「連休がなかなかない」とデメリットに捉えられることが多いですが、シフト制だからこそ日々のメリハリに繋げられたりと良い点もたくさんあるのでぜひご紹介した点を参考にしてみてください。

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