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「各部署の連携を強化したい」販売職の経験を生かしEC担当へ。ナノ・ユニバース三枝重之さんインタビュー

三枝重之さん(ナノ・ユニバース ECオペレーション)

ヨーロピアンカジュアルの中に遊び心を感じる服を取り揃え、20代男女の心を掴むナノ・ユニバース。今回インタビューしたのは、入社丸6年、販売職を経てECサイトのオペレーションを担当する、爽やかな笑顔が印象的な三枝重之さん。販売職で学んだことや新たな部署での役割、そして今後の展望を伺った。

好きなことを仕事に!

Q. ナノ・ユニバースに入社したキッカケを教えてください。

学生時代からナノ・ユニバースのファンだったんです。自分の体型にも合って着心地もいいですし、きっちりしながらも外した感じのある、イタリア系ファッションに魅力を感じていました。大学では建築を学んでいたのですが、自分の好きなことであり身近にある洋服の道へ進もうと決意しました。

大切なのは「ニーズの把握と心地良さ」

Q. はじめてお客さまの前に立ったときの気持ちはどうでしたか?

はじめは、どこからどう声をかけていいのか分からなかったのですが、“慣れが必要”と言われていたので、「試着してみてください」など、とにかく気になったことを声がけするようにしていました。そうしてお客さまとの距離を縮められれば、あとは自然と会話も生まれてくるので、あまり心配は要りませんでした。

あとは、お客さまが何を目的に、何が欲しくて来店しているのか、ニーズをしっかりと聞き出すことが大切だと思います。そのためには、店内に気持ちよく入っていただきたいので、売り場やスタッフの雰囲気を含めて、心地良さをつくることを心がけていました。

Q. 販売職に向いている人はどんな人だと思いますか?

接客はもちろんですが、店頭の整理やストック管理などもあります。細かい作業が好きな方も、販売職には向いているのではないでしょうか。店舗を底上げするための“質”みたいな部分を突き詰めていけるところも魅力で、自分の几帳面な性格も生かされたと思います。

“スーツもファッション”新たな提案ができる喜び

Q. 販売職時代にやりがいを感じていたことを教えてください。

私はドレス担当と言って、主にスーツを販売する仕事だったのですが、ナノ・ユニバースでは比較的若いお客さまが多く、スーツに対する知識がなかったり、着方がわからなかったりする方が多くいらっしゃいます。

スーツは社会人としての“制服”と捉えられている面があるので、そうではなく“ファッション”として楽しんでもらえるように、さまざまな着こなしなどを提案していました。そこにとてもやりがいを感じていたと思います。スーツは、伝統的なものから動きやすい形にシフトしていくなど、時代に合わせて変化してきているものなので、そういった奥深いところを学べるのも興味深かったです。

顧客獲得のため、実店舗とECで相乗効果を生み出したい

Q. 販売職時代に、注力していたことはありますか?

世の中的に、ECへと流れている様子を感じ取ることがありましたので、店舗にいるときは個客の獲得に力を入れていました。自社のメンバーズになってもらったり、ディベロッパーの店舗であれば、ディベロッパーの特典をお勧めしたりして、リピーターになってもらうことを意識していました。

でも今は、ネットで下調べをしてから店舗に来る方も多くなってきていますので、サイトを見ていただくことは、入店の促進にもつながっていると感じます。実店舗とECの双方を盛り上げていけるように、会社全体で取り組んでいきたいです。

販売からECへ。どちらも商品の良さをわかりやすく伝える仕事

Q. ECオペレーションとしての、日頃の業務を教えてください。

現在は、自社ECサイトの商品ページを担当していて、着こなしを提案するスナップ撮影をしたりもしています。実際にお客さまと接するわけではありませんが、コーディネートを組み、着こなしを提案するという意味では、店舗のお仕事と似ている部分があると思います。

お客さまが何を気にされるかは、接客を通して掴んできましたので、店舗での経験が生かせます。ECサイトは、通勤などの隙間時間で見ていただくことがほとんどなので、あまり専門的になりすぎず、わかりやすく伝えることが重要です。店舗に比べて取り扱っている商品も多いですし、伝える文章ひとつで売り上げを左右するところもありますので、そこがやりがいでもあります。店舗なのかECなのか、マーケットが違えば取り扱う商品も違うので、新鮮な気持ちで取り組んでいます。

ジョブチェンジ制度や、連携を強化できる新オフィスも魅力

Q. ナノ・ユニバースで働く魅力を教えてください。

ナノ・ユニバースは、比較的若い社員が多いです。「こういう取り組みがしたい!」など、社員の考えを聞き入れてもらえる環境があります。職種についても「ジョブチェンジ制度」がありますので、店舗から本社の仕事にチャレンジできるのも、魅力のひとつです。

私は本社勤務になってから日が浅いのですが、これまで部署によってオフィスが分かれていたのが今はひとつになりました。コミュニケーションが取りやすくなったと感じます。意見をどんどん出していき、個人的には“連携”を大切にしたいです。例えば、店舗で言えばメンズとレディース間の連携が必要ですし、実店舗とECとの関係性をより高めてゆくなど、以前よりも部署間の対話をしやすい環境になりました。会社全体の底上げにつながると思います。

 

ナノ・ユニバースは、セレクトショップの枠を超え、オリジナルの商品開発にも力を入れるなど、新たな価値の創造に邁進している。2019年3月からは、NYのホテルをイメージしたお洒落な新オフィスを構え、それまで部署ごとに分かれていた本社機能を集約。三枝さんのように、ブランドの“ファン”である社員たちが、生き生きと活躍できるフィールドが整えられている。

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