近年はファッション業界でもヘッドハンティングで転職された、という方のお話もよく耳にするようになりました。今回は、謎の多い(?)ヘッドハンターについてのご質問にお答えします。
またヘッドハンターと繋がりを持つにはどうすれば良いのでしょうか?
ヘッドハンターとは定期的にコミュニケーションを!
ヘッドハンターとは、企業からの採用依頼を受け、適役となる人材をスカウトし、企業へと紹介をすすめる人材仲介エージェントです。
「欧米の優秀なビジネスマンは必ずお気に入りのヘッドハンターと定期的にコミュニケーションを取っている」などと言われておりましたが、現在はファッション業界だけに限らず多くの業界で、日本のビジネスマンも転職を希望する・しないに関わらず、ヘッドハンターと情報交換されている方が多いように思います。
サラリーマンは意外と「井の中の蛙」。日々の仕事に追われ、社内外の状況や自分の立ち位置、他社の動きなどを踏まえた上で、自分や自分の会社を客観的に捉えるという機会はあまり多くは無いでしょう。
その点、ヘッドハンターは数多くの企業と関わりを持つ中で、色々なタイプの会社、ポジションの方々に接触し、各企業を常にさまざまな角度から見ています。
そういう意味において、客観的な目線を持っているヘッドハンターと定期的にコミュニケーションを取っておくと、
- あなたの現在の立ち位置と自分の会社の業界での立ち位置を再確認することができる
- あなたの現在のスキルや経験の価値判断/目安を確認することができる
- 転職は「ご縁とタイミング」なので、その「ご縁とタイミング」を定期的に確認することができる
- 業界の動向など、情報収集をすることができる
上記のように、ヘッドハンターはあなたのキャリアに関する心強いブレーンとなってくれるでしょう。
ヘッドハンターは優秀な人材がいないか常に目を光らせている
では、ヘッドハンターと繋がりを持つにはどうすれば良いのでしょう?企業側は、エグゼクティブや特殊な能力をもった人材が必要となった場合に、ヘッドハンターを活用する場合が多いようです。
ヘッドハンターは企業からの依頼を受けると、各々独自のネットワークを駆使して、依頼内容に合う人材のサーチ(スカウト)を行ないます。
企業は優秀かつ、即戦力になる人材を求めています。ヘッドハンターは、業界の第一線で活躍している方を見つけて、依頼元である企業とのベストマッチを模索するべく、お声をかけています。非常に情報に敏感のため、業界内での評判が高ければ高いほど、ヘッドハンターからスカウトの連絡を受ける可能性は高くなるでしょう。
ヘッドハンターからはメールや電話で直接ご本人に連絡をさせていただくことがほとんどです。もし、あなたの元にご連絡があれば、是非コミュニケーションを取ってみるのも良いかもしれませんよ!