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SMAP独立騒動。ファッション業界、デザイナーの独立も業界ではご法度??

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世間で大きな波紋を呼んだジャニーズのアイドルグループ「SMAP」独立騒動。当事者の本当の意思が分からない中、事態は大きく動いてしまいました。この問題、ファッション業界で置き換えてみるとどうなるでしょう?

SMAP独立問題はファッション業界でも考えられる??

ファッション業界で「独立」というと、主にデザイナー職の人がブランドから独立するケースが多く、企業から独立して自分のブランドを立ち上げたり、ブランドから独立したり…などはファッション業界でもよくあること。

アルマーニも、ヴァレンティノも、サンローランも、一流メゾンを築いたデザイナーの多くは独立して成功を遂げました。

近年ではデザイナーの多くがクリエイティブ・ディレクターと名を変え、デザイン以外にも広告や店舗づくり、ショーのディレクションなど幅広い仕事を任される傾向があり、“独立したほうがマシ”という声もあるようです。たしかに、独立は組織に縛られるよりも自由がききそうなイメージ。

本人の意思とは裏腹に企業側やファンからは多種多様な意見が飛び交う独立、デザイナーの世界でもご法度なのでしょうか?

独立するメリット、デメリットは?

2015年のファッション業界を賑わせたディオールのラフ・シモンズや、ランバンのアルベール・エルバスの退任時にも、独立という言葉をよく耳にしました。そもそも、独立することのメリット・デメリットはどんなことでしょう?

独立のメリット

  • 自分のペースで仕事ができる。
  • 世界観を存分に表現できる。
  • 経験したことの無いところまで自分でできる。
  • 自分で仕事を選ぶことができる。

独立のデメリット

  • 成功しなければ収入が不安定。
  • 組織の後ろ盾が無くなる。
  • 仲間が減る、同僚が減る。
  • 責任は自分で取らなければならない。

もちろんこれらはケースによってさまざま。ファッション業界では、元々いた企業からサポートを受けて独立をする人もいれば、SMAPの報道のようにこじれてしまうケースも…。

揉めないために、独立への準備期間が大切

ファッション業界のデザイナーを目指す人にとって、自身のブランドのスタートとなる“独立”は目標のひとつ。所属しているデザインチームなど企業側と揉めないためにも、独立の準備期間は重要です。

・未決定事項を発表しない、口外しない

自分の意思とは異なる噂が出てしまうと、後々の活動に響きます。

・何の為に独立するのか、明確なビジョンを持つ

何を目的に独立するのかをきちんと整理しておかないと、周りのサポートも得にくいですね。

・現職の在籍中の準備はプライベートな時間を使う

現職勤務中にする独立への準備は、思わぬトラブルを引き起こす可能性もあるので要注意!(在籍する会社の従業員を大量に引き抜いたり、顧客全てに声をかけ取引先を変更させたりなど、程度を超えて会社の正当な利益を侵害する場合は損害賠償を請求されることも?)

・在籍中から自分を外に売り込む。名前を売っておく

無名での独立は厳しいファッション業界。コンテストや展示会に出品したり、業界でのコネをつくっておきましょう。

・半年は無収入でも暮らせる蓄えを作っておく

独立して成功すればもちろん収入アップしますが、そうも上手くいきません。蓄えは絶対に必要です。

独立はデザイナーにとって、キャリアアップの選択肢

ファッション業界では独立して成功を収めた方は多いです。しかし、きっと成功の影で見えない努力や挑戦をしてきた方がほとんど。独立によって会社からの後ろ盾はなくなりますが、成功している人は前職の企業との関係も良好だったり周りの人からのサポートを上手く得ています。

しかし、業界のつながりやファンとの信頼関係があってのクリエイター業だからこそ、噂だけ一人歩きしてしまうことは避けたいもの。芸能界でもファッション業界でも、“独立”からのキャリアが皆にとってポジティブなものになると良いですね!

 

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