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ここで働きたい! ユニークな福利厚生のある会社

ここで働きたい! ユニークな福利厚生のある会社
2015年10月から「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングが一部の社員を対象に、週休3日制を導入すると発表がありました。商業施設の新規オープンが続いていることもあり、ファッション業界では慢性的な販売員不足に悩まされていて、採用が経営課題になっています。ファーストリテイリングのように働き方を多用し、人材の確保や長期的な雇用を狙おうとする試みはファッション業界でも広がりを見せています。雇用の多様化を導入している、もしくは従業員満足度を高めるユニークな福利厚生を導入している企業を紹介します。

雇用の多様化を導入し、働きやすい会社作りを

ファーストリテイリングでは、2011年には本部に勤務する従業員を対象に就業時間を午前7時から午後4時に改定し、就業後の時間を有意義に活用する施策を取り入れています。2015年10月から導入される週休3日制は、ユニクロで働く地域正社員が対象となります。 週4日勤務、1日10時間労働と、以前より1日の労働時間を2時間増やすことで休日を毎週1日増やすことを発表しました。

一方で、1日の労働時間を減らし正社員の雇用を推進する施策として、クロスカンパニーは「4時間正社員」「6時間正社員」制度を導入しています。今までは結婚、出産、育児など生活環境の変化で退職を余儀なくされてきた正社員の勤務時間を減らし、従業員に合わせた制度を構築しています。

なお、2015年10月からリクルートが「在宅勤務制度」を取り入れるとリリースがありましたが、某外資系大手ファッション企業ではすでに在宅勤務(部署や役職に制限はあります)が認められていたり、某スポーツ系企業ではサマータイムに金曜日の午後は半休が取得できる(他の平日で長く働く必要あり)など、様々な取り組みがなされています。

ユニークな福利厚生で、従業員の満足度を高めている会社

『ZOZOTOWN』を運営するスタートトゥデイでは1日の労働時間を6時間で終わらせて帰宅する、「ろうくじろう」と呼ばれる6時間労働制を取り入れています。同社では、「幕張手当」と呼ばれる本社がある幕張に住んでいるスタッフに住宅手当5万円を支給することでも知られています。

パタゴニア・インターナショナル・インクでは「クオリティ・オブ・ライフ」を高めることを宣言していて、「パタニティーリーブ」と呼ばれる最長56日間取得できる育児休暇(男性・女性ともに取得)や、最長2か月職場を離れることができ、有給で環境団体のインターンシップに参加する「インターンシップ・プログラム」を設けています。

最後に、ユナイテッドアローズは労働環境を良くする試みとして、各スタッフのスキルアップの施策として企業内大学「束矢大學」を設けて、学びで仲間と結束を深め、さらなる高みを目指して社員満足度を充実させています。

ファッション業界でも様々な働き方があり、人材の新たな獲得もしくはつなぎとめる狙いから、働き方の多様化や福利厚生の充実は今後も続いていくことでしょう。雇用の安定化の手助けをするユニークな制度に、Fashion HRでも注目していきたいと思います。

 

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