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人材事業を展開する企業がメディア運営をする意味とは? -「SOW.TOKYO(ソウドットトウキョウ)」と「ファッションクリエイターズ・マガジン」

ファッション・アパレル業界で活躍するクリエイターをサポートするWEBメディア「SOW.TOKYO(ソウドットトウキョウ)」をご存知ですか?充実したインタビューコンテンツを中心に、ファッション・アパレル業界で働くクリエイターをサポートする読み応えたっぷりのWEBメディアです。先日は、WEB「SOW.TOKYO(ソウドットトウキョウ)」と連動した紙メディア「ファッションクリエイターズ・マガジン」を創刊されました。

同メディアはファッション・アパレル業界の人材エージェンシー事業を展開され、Fashion HRにもパートナー企業としてご参加いただいているクリーク・アンド・リバー社が運営されています。人材事業を展開する企業がメディアを運営する意味とは?クリーク・アンド・リバー社のご担当者さまにお伺いしました。

「ファッションクリエイター・マガジン」表紙「ファッションクリエイターズ・マガジン」表紙

―創刊おめでとうございます!まず、「ファッションクリエイターズ・マガジン」の簡単な紹介をお願いします。

「ファッションクリエイターズ・マガジン」は、日本のファッションを牽引する著名なクリエイターの素顔や世界観を紐解き伝え、またファッションブランドを取り巻く方々のこだわりや大切にしている思いを紹介します。そして、新たな潮流を 生み出す新人クリエイターの発掘・紹介、業界を支える職人や工場などプロフェッショナルの
仕事へのこだわりなどを伝えることで、日本のファッション産業の「これからのあり方」について読者と共に考えるヒューマンドキュメンタリーマガジンです。

創刊号は、業界で活躍する著名人、有名ブランドにご協力を頂き、

  • 肖像:髙田賢三
  • 陰翳礼讃:株式会社マッシュスタイルラボ
  • ファッション・ヌーベルバーグ: リトゥンアフターワーズ/ミントデザインズ
  • プロフェッショナルの志事:辻洋装店 ※アシダジュンを始め、有名コレクションブランドを顧客に持つプレタ専門の職人集団
  • オピニオン: 尾原蓉子 ※WEF主催者(ファッション分野で働く女性の活躍支援団体主催者)

といった充実した内容でお届けしています。

―創刊の表紙は髙田賢三さん!豪華ですね。髙田さんは4年ぶりに雑誌のインタビューをお受けになったとのことでしたが、髙田さんとお会いしたさんの印象を教えてください。

第一印象は柔らかで非常に品のある方だと感じました。今回、パリのアトリエ兼自宅での撮影ということで、髙田賢三さんの日常との距離もかなり近く、お部屋に何気なく飾られているインテリア、調度品などから美意識の高さを感じました。

―読者に伝えたい髙田さんインタビューの見所は?

髙田賢三さんがパリに行かれた当時は、今の非ではないくらいパリのファッション界への入口は狭かった……いや、寧ろ「無かった」といっても過言ではないでしょう。
そんな中で、なぜ日本人である髙田賢三さんが1人のデザイナーとして受け入れられ、愛され、世界的デザイナーになっていったのか。その時々に何を思い、どのような挑戦をしたのかを、特にこれからを担う若いクリエイターにじっくりと読んで頂きたいです。

ちなみに今回、髙田賢三さんのインタビューを掲載したのは「肖像」という特集コーナーです。今後もトップクリエイターに、幼少時代から今に至るまでのロングインタビューをさせていただいて、過去を紐解きながら、今のご自身を作り上げたヒト、モノ、コトを抽出しつつ、未来に向けたメッセージを頂く……そんな内容になります。

―ファッション業界で働く人々の挑戦を応援することをテーマとされていますが、今後はどのような展開をされていくのでしょうか?

「ファッションクリエイターズ・マガジン」はファッション誌ではなく、あくまでドキュメンタリー誌であり、決して「おしゃれ」を取り上げることはありません。
「生き方」や「思い」が取材内容になります。

誌面には、5つの切り口(コーナー)があり、それぞれにインタビュー対象者が異なります。

  1. 肖像:日本のファッションを牽引する著名なクリエイター
  2. 陰翳礼讃:企業内ファッションブランドを取り巻く人達(ディレクター、デザイナー、営業や販売)
  3. ファッション・ヌーベルバーグ:新たな潮流を生み出す新世代クリエイター
  4. プロフェッショナルの志事:なかなか表には出てこない職人さんなどのプロフェッショナル
  5. オピニオン:ファッションビジネスにおける有識者

すべてのコーナーで言えるのは、ファッションにおけるクリエーションに「本気で挑まれているファッション人」にフォーカスを当てるということ。それぞれの方の生き方を形成している「価値観」や「思い」「哲学」を中心にお伝えできればと思っています。一言でいうと、「情熱大陸のファッション版」のような存在でしょうか。

―最後に「ファッションクリエイターズ・マガジン」の発行頻度、どちらで購入できるか教えてください。

現在、残念ながら一般書店での販売は行っておりません。
業界の方に向けた会報誌的な立ち位置のため、アパレル企業、ファッション小売企業、専門学校 、業界関係者の方に直接お届けしております。
もちろん、ご購入希望の方には、お問い合わせを頂ければ、小売対応しておりますので、是非ご連絡下さい。

【tel】0800-919-9992(受付9:30~18:30<土日祝除く>
【mail】info@sow-fca.tokyo

また、創刊号に関しましては、当社運営のWEBメディア「SOW.TOKYO(ソウドットトウキョウ)」
にてお読み頂くことが可能です!是非一度ご覧になってみてください。

―SNSやWEBの発達で、情報発信が容易になったこともあり、ここ数年はブランドや企業側も自社メディア(オウンドメディア)を戦略的に活用していく方向にシフトしていっています。人材紹介会社も従来の人材紹介業務だけでなく、今回の「ファッションクリエイターズ・マガジン」「SOW.TOKYO(ソウドットトウキョウ)」、そしていまお読み頂いているFashion HRの「HR TALKS」のように、蓄積されたナレッジを自社メディアで提供するなど、さまざまな形でファッション業界で働く方々をサポートしようと、新しいアイデアが生まれて行っているようですね。

ご協力、ありがとうございました!

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こちらの記事は
Fashion HR 編集部
が執筆いたしました。
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