アパレル・ファッション業界の求人・転職ならFashion HR

記事一覧

どうやったら年収が上がる?今の年収は高い?安い?販売員の年収適正を知ろう

働く人にとって年収の問題は非常にセンシティブなもの。また、「自分の今現在の年収が適正なの?」といった悩みも多く伺う反面、情報は手に入りにくいもの。

今回はファッション業界の人気職種、販売員にスポットを当てた「販売員の年収適正」について、インター・ベルの田中さんにお話をお聞きしました。

今回お話を聞かせてくれた転職コンサルタント
インター・ベル
代表取締役社長 田中 克典さん

ファッション・アパレル業界で活躍されている方々の中でも、圧倒的に数が多いのが販売に携わる方です。「販売職の給料とは一般的にどのくらいなのか?」ということや「今の自分は仕事内容に見合った給料をもらえているのだろうか?」と気になることも多いはず。今日はそんな疑問解決にお役に立てればと思います。

どうやったら年収が上がる?今の年収は高い?安い?販売員の年収適正を知ろう

販売員の給料はどうやって決まるのか

あなたの給料はどういった経緯で今の金額に決まったのか、知っていますか?会社よって給料に対する考え方は異なりますので、一概には言えませんが、会社には必ず給与規定というものが定められているはずです。それに従い、今までの経験やキャリア、スキルを考慮して、スタート時の給料を決定します。各々の経験やキャリア、スキルをどのように評価して給料金額に反映するのかということも規定に明示されていることでしょう。

また、月々の給料だけでなく、賞与を支給してくれる会社もあります。年収に換算すると、賞与があるかないかという点、そして各自の実績をどのように評価してくれるか(インセンティブの有無)という点によって、年収の金額は大きく変わってきてしまいます。入社後に「知らなかった」「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、給与制度に関して入社前によく確認しておいた方が良いでしょう

販売員が年収を上げるには…?まずは、売上実績をつくることが大切

「頑張れば年収も上がっていく」ということは、働くことに対するモチベーションに大きく関わってきます。では、年収を上げていくには、どのようなことが必要なのでしょうか?

まずは、なんといっても実績をつくらなければいけません。販売スタッフとしての個人売上、そして店長としての店舗売上が明らかに高いかどうか、といった売上の実績は、直接年収に影響します。それに加えて、役職経験やマネジメントしてきたスタッフの人数も関係します。

「販売員の高い給料は何から生まれてくるのか」というと、それはお客様の売上です。当然、その値が高ければ高いほど、そのまま給料に反映されるわけですから、売上を伸ばすことは、自分の年収を上げる為に最も重要な要素と言えるでしょう。また、VMDや館/ディベロッパーとの交渉スキルの高さや、館/ディベロッパーからの表彰歴なども高い評価に繋がります。

語学スキルの重要性

そして、これからの販売員にとっては、語学のスキルも重要な要素となってくると思います。
日本はこれからも少子高齢化が進んでいき、日本人のお客様だけを相手にしていては、売上を取っていくことが厳しくなってきます。一方では、日本を訪れる外国人の数は年々増え続け、政府はオリンピックの年までに年間2,000万人を目指すと言っています。日本を訪れる外国人は購買意欲が非常に旺盛です。そういった外国人のお客様に対して、お客様の言語を使い、日本流のおもてなし溢れる接客を提供することができれば、売上は必然的に伸びるでしょう

最近、外国人のお客様が多い銀座や新宿などでは、英語、中国語、韓国語以外にもスペイン語を耳にすることもありますが、まずは何と言っても英語のスキルを磨くことが大切です。販売の機会を最大化していくという意味でも、英語やその他外国語を操ることの出来る販売員と、そうではない販売員では、年収に差が出てきて当然なのではないでしょうか。

中規模から小規模のブランドは、個人売上が重要視される

また、ビジネス規模が中規模から小規模のブランドの場合、個人売上はとても重要です。理由は売れていく仕掛けが備わっているファストファッションブランドとは違い、中規模から小規模のブランドでは、販売員1人1人の売上が店舗の売上に直結するからです。

こういったショップでは、サンキューレターを書いたり、フォローのお電話を掛けたりといった地道な顧客作りも必要ですし、フリーのお客様を買う気にさせるトークや知識といった高い接客スキルも必要です。個人売上は、それらを持ち合わせているのかどうかという判断基準になりますし、「この人はどのくらい売ってくれるのか」ということを元に給料を計算するのが一般的です。

あなたの現職の年収、実は高い!?それとも低い!?「年収査定」をしてみよう

「同職なのに、別の会社の人と比べると、随分年収が低い気がする。」「同じ会社で同じポジションなのに、あの人はこんなに貰っているらしい。」など、現職の年収が高い/低いといった、年収適正に関するお悩みは良く耳にします。

これは非常に難しいお悩みで、業界共通の判断基準はもちろんありませんし、同じ会社で同じ店長のポジションであっても、例えば店舗の場所によって求められているスキルが違ったりすることもあります。また、毎年転職サイトなどでファッション・アパレル業界の平均年収が発表されますが、これはあくまでも各社が持っている求人の平均なので、一つの目安にしかなりません。そこで、弊社インター・ベルではこういった悩みを解決する一つのツールとして、ファッション・アパレル販売に携わる方が自分の適性年収を査定できるコンテンツをスタートしました。全20問の質問に答えると、今のご自分の適性年収を知ることができます。

アパレル専門の年収査定 インター・ベル

これは弊社が2007年より開発してきているベル販売検定(参考:ファッション業界で活かせる資格)に基づいています。ベル販売検定はファッション業界の販売職として確実に活躍できるスキルと考え方を身に付けることのできる販売キャリアアップシステムで、ファッション業界においてどんなブランドでも通用するスキルと考え方を身に付けられるものです。

アパレル専門の年収査定では、それに一般的な要素を加えて、販売に携わる方一人一人に適正だと思われる年収を査定して頂けるシステムなっています。約123億通りの組み合わせから診断しますので、今の給料がご自身に適性かどうか診断したい方は是非活用してみてください。

 

アパレル業界特化型転職・求人サイト
Fashion HRはこちらから

 

Fashion HRはファッション・アパレル業界に特化した求人情報サイトです!

FHR_top

ショップスタッフや店長などの販売職から、PR、MD、VMD、営業、総務/経理、秘書、ロジスティックスなどのバックオフィス職まで、外資系ラグジュアリーブランドから国内有名ブランドまで求人情報を多数掲載中。早速、会員登録をして求人をチェック!

   
無料会員登録する

記事一覧