求人サイトで直接ブランドに応募するメリットは、直接自分の声で「入社したい」と伝えることができるところ。しかし、ダイレクトなやり取りができるがゆえに、思わぬミスによって不採用になってしまうケースも多いです。
今回は転職活動の1stステップ、「書類選考通過のためのポイント」を“書類選考で落ちる人の特徴”から学んでみたいと思います!
こんな人が書類選考で落ちる?5つの特徴
1.応募書類の情報が薄い
求人サイトで直接企業に応募すると、企業側はまず「WEBレジュメ」であなたのプロフィールを確認します。意外と、ここでの内容を意識していない方が多く、せっかく良いプロフィールでアピールできるキャリアがあるのに、応募時の内容が薄いことで応募条件を満たしていないと思われてしまいます。これは、紙の応募書類でも同じ。
職務経歴まで細かく記載がある方は、パッと見てどんなキャリアを築いてきたのかが分かります。WEBレジュメ/送付応募書類どちらにおいても、全部が埋まらなくとも「伝えたい」という気持ちが伝わる内容を心がけましょう。
2.エントリー時のメッセージがない!またはコピペ感の強い内容
求人サイトから直接企業にエントリーする際、メッセージを書くことは必須ではありません。しかし、エントリーの状況すなわちメッセージも人事担当者が直接目にするものですから、会社に入りたい!という強い想いがあるとするなら、メッセージは積極的に綴った方が良いでしょう。
かといって、一言だけ「よろしくお願いいたします」というメッセージもNG。また、文章は長文でも明らかにブランド名を変えてコピペしたんだろうと分かるような、熱意が伝わらない文章は記載していても印象が良くありません。
(WEB応募時のメッセージ一例)
◯◯ 採用ご担当者様
初めまして。◎◎と申します。
この度、貴社の求人募集を拝見しまして、チャレンジしたく応募させていただきました。書類選考をお願いいたします。ぜひ一度、面接の機会をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
◎◎
※あくまで一例です。ご自身の伝えたい内容があれば書き加えましょう!
3.そもそも応募条件を満たしていない
募集求人によって「応募必須条件」というものがあります。例えば<実務経験3年以上><接客販売経験必須>など、企業や求人によってさまざま。中にはきちんと求人情報を読まずに即エントリー、という方もいるようですが、あまりに軽率すぎる応募は企業の人事担当者の手を煩わしてしまうので気をつけましょう。
また、応募条件を満たしていない場合でも、あなたのポテンシャルを感じて採用する可能性はゼロではありません。中には、どうしても挑戦したいという想いで、応募条件を満たしていない旨と、応募した理由をきちんと記入し、応募する方もいます。
4.レスポンスが遅い
自ら応募しておきながら、企業からの返信に対するレスポンスが遅い人はNG。できるだけ24時間以内には返信ができるようにしましょう。万が一、連絡が遅くなってしまった場合に、きちんとお詫びができるかどうかが選考の対象となることもあるので要注意。
また、企業の人事担当者はあなたの選考だけを行っているわけではありません。基本的に1〜2週間選考に時間を要する場合も多いので、返信がこないからとむやみやたらに急かすこともおすすめしません。
5.応募書類の内容に不備がある
応募条件に見合うために、職務経歴書に記載している業務内容に曖昧な表現をしてしまうことは絶対にNG!
経歴詐称や学歴詐称は絶対にやってはいけないこと。バレないと思って記載したところで、本人以外は辻褄が合わないことに気がつきやすいもの。ありのままの自分で、これまでやってきた事実だけを明確に記入するようにしましょう。
(参考:「転職活動でも絶対にやってはいけない“学歴・経歴詐称”。採用後にバレたら懲戒解雇も」)
書類選考通過のポイントを押さえて面接へ!
いかがでしたか?書類選考からなかなか前に進めないという方や、これから企業に応募する方はぜひ以上のポイントを踏まえてエントリーしてみてください!