アパレル・ファッション業界の求人・転職ならFashion HR

記事一覧

希望の会社に転職できない?!「競業避止義務」や「紳士協定」など転職にも規則があるんです

「競業避止義務」や「紳士協定」という言葉をご存知でしょうか?あまり耳にしない難しいこの言葉、もしかしたら知らないと転職の際に損をしてしまうかもしれません!今回は、転職活動に関わる“規則”についてお届けします。

競業避止義務や紳士協定など、転職にも「規則」がある場合が!

転職には規則がある場合があります。もしかしたらあなたも該当しているかも?きちんと規則の内容を知っていれば、転職時のトラブルを避けることができるでしょう。

103

競業避止義務と紳士協定の意味とは?

まず、ファッション業界でも耳にすることがある「競業避止義務」。

競業避止とは、一定の期間、現在お勤めの会社から競合他社への転職を禁じられることです。就業規則に書かれている場合や、誓約書にサインを求められる場合があります。

日本では職業選択の自由というものは憲法で認められていますが、この「競業避止義務」は、企業の機密情報や業務運営上のノウハウを守る一種の約束で、特に専門性の高い職務に就いているエグゼクティブレベルの方に適応されるケースが多いのが特徴です。従って、「当事者は部下を引き抜かない」と誓約書を書く場合もあるのです。

次に、企業同士が密接で良好なビジネス関係にある場合、人材の引き抜きあいがないように「紳士協定」を結んでいる場合があります。例えば、時計販売会社と時計の部品を提供している会社、スーツ販売会社とスーツの生地を提供している会社など、お互いのビジネスの妨げになってしまうのを防ぐことが目的です。人材の移動によって、どちらか一方の会社に不利益を生まないよう決められた企業間の約束です。

また稀にですが、出戻りを受け入れないという規則を設ける会社もあります。「やはり前の会社がよかった」「もう一度も戻りたい」と後悔をしても、時は既に遅しということもあるので要注意。

就業規則には必ず目を通しておこう

どの企業も会社には、必ず「就業規則」というものがあります。皆さんはご自身の会社の就業規則を見た事がありますか?就業規則は労働基準法で、社員に書面で配布するか、社内でいつでも閲覧できる状態にしておくことがきちんと定められています。

就業規則の内容は企業によって異なります。退職を決めた後に希望する転職先に入社することができない状況になるなど、悲劇的なトラブルを防ぐ為に、転職活動する際にきちんと就業規則に目を通しておくことをおすすめします。

 

アパレル業界特化型転職・求人サイト
Fashion HRはこちらから

 

Fashion HRはファッション・アパレル業界に特化した求人情報サイトです!

FHR_top

ショップスタッフや店長などの販売職から、PR、MD、VMD、営業、総務/経理、秘書、ロジスティックスなどのバックオフィス職まで、外資系ラグジュアリーブランドから国内有名ブランドまで求人情報を多数掲載中。早速、会員登録をして求人をチェック!

   
無料会員登録する

記事一覧