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書類選考の通過率をアップさせる職務経歴書(レジュメ)の書き方|ファッション業界の転職

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前回、履歴書に添付する写真が書類選考の通過率を左右するというお話をしました。履歴書に続き、今回はファッション業界の転職活動における職務経歴書(レジュメ)の書き方についてお話します。

エーバルーンコンサルティング シニアコンサルタント 宮下 智子さん
今回お話を聞かせてくれた転職コンサルタント
エーバルーンコンサルティング
シニアコンサルタント 宮下 智子さん

職務経歴書も履歴書の写真と同様、書類上で候補者を判断する材料になります。実際に転職活動している方、あるいは就職活動した方は、志望する企業に応募書類を送った経験があると思います。応募したものの書類選考の段階で不採用となった経験が一度や二度はあるのではないでしょうか。

実績もあるし人柄も申し分ない……なのにどうして書類選考で不採用になるのか?

実際にキャリアコンサルタントとして面談をすると、人柄も良く素晴らしい実績を持っている人なのに、ことごとく書類選考で不採用になる、という方も多くいらっしゃいます。

書類選考が通らない理由はさまざまですが、実際に多い一例をあげると、

1. 企業側が求める経歴と応募者の経歴が「全く」マッチしていない場合。

2. 企業側が求める経歴と応募者の経歴が「一部しか」マッチしていない場合。

3. 企業側が求める経歴と応募者の経歴は「マッチしているがアピールが適切でない」場合。

上記の3点があります。

1番目のケースは、書類選考の通過を期待するのはかなり困難です。しかし2、3番目のケースであれば職務経歴書の正しい書き方をマスターすれば書類選考の通過率はアップし、面接でスキルを面接官に直接アピールする機会が増えるのです

実際のファッション業界の転職を例に説明をしてみましょう。

書類選考の通過率をアップさせるために

VMD(Visual Merchandising)に転職したいという候補者を思い浮かべてみてください。1番目のケースは、例えば販売職で販売業務のみの経験でVMDという専門職に応募するような場合です。

VMDは大型路面店を含め、多くのショップのディスプレイを担当し、シーズンごとの最新のブランドコンセプトを店内やディスプレイを通じて表現する職種。VMDを目指す人の中にはファッション業界出身者ではなく、異業種から転職を希望する方もいます。

ただ、実際に企業側が候補者に求めるのは、「VMDでの専門的な知識や実務経験、実績」。そのスキルを持っている方を即戦力として採用をしたい場合がほとんどですから、「ファッション業界未経験者」や「販売経験のみ」では、採用企業側が求める経歴と一致しないため書類選考の段階で不採用となる可能性が高いです。ただ、「VMDのアシスタントポジション」の場合であれば、英語力や熱意をアピールすることで採用に近づきます。これからVMDを目指すのであれば、まずはアシスタントポジションから応募する方が採用の可能性も上がり、結果としてVMDのキャリアへの近道になると思います。

2番目のケースは1番目と同じ「販売職だが、販売以外にも店舗でのディスプレイを担当していてショップVMDとしての経験と実績がある」場合。この場合は、豊富な経験と優良な実績を職務経歴書でうまく表現ができ、評価されれば狭き門ですが書類選考を通過する可能性があります。

3番目は、「VMDとして働き、十分な知識、経験、実績を持っているにも関わらず、そのスキルを職務経歴書でうまくアピールできていない」ケース。この場合、即戦力としての実力はあるので、正しい職務経歴書の書き方を理解すれば書類選考の通過率は格段にアップします。

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ファッション業界の転職。正しい職務経歴書の書き方

職務経歴書は一定のフォーマット用紙に記入する履歴書とは異なり、決まったフォーマットはありません。何を書くか、どの順番で書くか等の全てが記入者側の自由です。インターネットで職務経歴書の書き方について検索してみると分かりやすいと思いますが、様々な体裁の見本が表示されるはずです。職務経歴書の記載方法には正解がない。だからこそ、職務経歴書の記入は難しいのです。

もちろん、「誤字、脱字のないように」「具体的かつ簡潔な文章に」といったポイントは当たり前のことですが、ここではファッション業界の販売職を例に職務経歴書の書き方を考えてみましょう。

職務経歴書は、採用担当者がチェックする視点で最も効率的にわかりやすく記入し、自身の実績やスキルをアピールできるかにかかっています。人気の企業になると採用担当者は、毎日、数多くの応募書類に目を通します。バラバラの基準で数十、数百に及ぶ候補者の選考可否を判断しているわけではなく、ある一定の基準を設けて選考しています。

この基準は、企業側の状況やコンセプトによってまちまちなので一概には言えませんが下記の4点が、多くの採用担当者が注目する点だと思います。

1:どんなブランドで働いているか

2:どのショップで働いているか

3:いくら売っているか

4:売り上げをあげるために行った施策はなにか

企業が求める人物像をイメージして自分の強みをアピールする

上記以外にも職務経歴書に書かれている内容を総合的に審査して合否を判断しますが、この4点はその中でも特に重要な要素になります。これらのことを意識してみることで、おのずと企業の求める人物像がイメージでき、自分のアピールするべきポイントも見えてくるでしょう。

また、キャリアに自信はあるのになかなかアピールできない、という方は転職エージェントなど、第3者の意見を聞いてみることもおすすめします。

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