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ファッション業界の転職 「好感度アップ」の近道は自分の強み・弱みを理解すること

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ファッションに特化したキャリアコンサルタントが転職活動の進め方を伝授する転職コラム。本日は採用側の視点をクローズアップ。転職を成功に導くには自分自身を理解することが重要なことのようです。

面接官からの好感度をアップさせたいという方は、ぜひ参考にしてみては?

エーバルーンコンサルティング シニアコンサルタント 宮下 智子さん
今回お話を聞かせてくれた転職コンサルタント
エーバルーンコンサルティング
シニアコンサルタント 宮下 智子さん

採用の決め手は「採用することで自社の利益が上がるかどうか」

企業が候補者を採用するか否か、オファーする年収をいくらにするかを決めるのは、前職での年収が重要な検討材料のひとつですが、結局は「採用することで自分の会社の利益がいくらになるか」という点につきます。

「この人になら、もう少し出したい」、「この候補者は、期待値がある」と面接官に思わせる事が大事です。面接官も人間ですから、服装やセンス、言葉使い、応用力など数値化できない「好感度」は、採用を決める際に大きなポイントになり得ます。

年収アップをする転職を実現させるために「好感度」アップは必至。履歴書や職務経歴書等、応募書類の書き方や面接への取り組み方のすべてが大切です。

では具体的に、どのように応募書類を記入し、面接を受ければ良いのでしょうか?

転職マニュアルの「借りてきた言葉」は見抜かれる

最近では、本やインターネットに転職マニュアルが溢れています。これを参考に、転職活動に挑むという方法は悪くはないですが、本気で希望する会社の内定を勝ち取るのであれば、あまりお勧めはできません。

人事担当者は、採用のプロ。マニュアルを参考にして、自分の言葉ではなく「借りてきた言葉」で話していると、すぐに見抜かれてしまいます。同じマニュアルを見て転職活動をしている人に似通った職務経歴書を何度も読んでますし、面接で同じような受け答えをする候補者を何度も見ているからです。

自分自身を表現するのに借りてきた言葉でしか表現できない方に内定を出す可能性は、かなり低いと言えます。

tomokomiyashita

レジュメを書く事は、ご自身の社会人人生を振り返る良い機会。今まで行ってきた仕事内容や実績、身に着けたスキルなどをひとつひとつ時系列で記入してみてください。そして、書き終わったらじっくりと読み返してみましょう。きっと自分自身でも気が付いていなかった意外な強みや弱みが見えてくると思います。

マニュアルに頼らずに自分自身をアピールできる点が見つかれば、その点を簡潔に相手に伝えることができ、面接官に新鮮な印象を与える事ができます。

客観的な視点で自分の強みや弱みを見つけることも大切

また、自分一人では難しい場合は、私たちのような転職コンサルタントに会ってみるのも一つの手。数多くの転職希望者と話してきたコンサルタントであれば、強みや弱みを客観的な視点で見つけ出すことが可能です。また、転職マーケットの状況や業界の年収の相場観、企業側の採用ニーズなど、転職活動に役に立つ情報を聞き出すこともできます。

転職活動は、時間も労力もかかります。現在の仕事をしながらの転職活動は大変だとは思いますが、転職サイトやマニュアル本、転職コンサルタントなど、一通り試してみることで、より効率良く転職活動を進めることができると思います。

進めていくうちに自分のキャリアアップにはどの手段が最適か?見えてくるはずです。

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