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国内企業の営業から外資系ブランドMDにキャリアチェンジ【Fashion HR 転職成功者インタビュー】

Fashion HRを通じて転職を成功された方にお話をお伺いする転職経験者インタビュー。今回は、Fashion HRを使って国内企業の営業から外資系ブランドのMD職へとキャリアチェンジを成功されたEさんにインタビュー。

未経験の職種への転職はなかなか難しいと言われいますが、そんな彼の転職活動を成功に導いたものとは?

人生初の転職活動に至るまで

―ご転職おめでとうございます!今まではどのようなご経験をされてきたのですか?
ロンドンの大学を卒業して、前職では国内のスポーツウエアを扱う会社で働いていました。前職、前前職ともに、10年以上営業一筋でした。国内企業の営業から外資系ブランドMDへキャリアチェンジ!Eさん(仮名)【Fashion HR 体験談インタビュー】

―10年以上ご経験されてきた営業を離れて、今回「転職しよう」と考えたきっかけは何だったのですか?
前職に特に何か不満があったというわけではないのですが、30代も半ばを過ぎて、家族のこと、そして自分の今後の人生を考えたときに「キャリアアップをしたい」と思い始めたのがきっかけですね。もっと予算規模の大きな仕事をしていくには、前職ではこれ以上は難しいかなと。また、今までも多少英語を使う機会はあったのですが、もっと自分の語学力を活かせるような環境に行きたいなと思うようになり、外資系ブランドへの転職を目指しはじめました。

転職に専念するため前職は退社

―転職活動はどのようにスタートしましたか?
在職中に転職活動をするべきだろうとは思っていたのですが、前職が小さい会社だったこともあり、思うように時間が取れず、自分を追い込む意味も含めて「丸1ヶ月転職活動に専念しよう」と覚悟を決め、前職を退職したんです。

当初は「この1ヶ月間で、もし箸にも棒にも掛からなければ、ファッション業界以外の一般職も検討しよう」と思い、様々な業種を扱う大手の転職サイトにも登録して、そこでご紹介頂いた人材紹介会社にお会いしたりしていたのですが、40件くらいドサっと求人票を渡されて、目を通すだけでも一苦労。上手く行かずに悩んでいた時に、友人に紹介していただいたのが「Fashion HR」です。

 

こういったファッション業界専門のサービスがあること自体も知らなかったのですが、登録したら早速、自分のレジュメを見た人材紹介会社数社から、スカウトメールを頂きました。プロフィールを登録するだけで、自分の情報(レジュメ)を共有してもらえるのは便利ですね(スカウトサービス)。自分の経歴を一度Fashion HR上で見て頂いているので、そこからのお話がスムーズに進んだ気がします。ご連絡頂いた人材紹介会社の中から「ドメスティックが強いところ」「外資系に強いところ」など、それぞれの人材紹介会社の得意分野を考慮して、3社ほどに絞って実際にお会いしました。

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転職活動は引越しに似ている⁉︎

―人材紹介会社との面談をする中で、戸惑ったことなどはありましたか?
国内アパレルなどは結構こういうことが多いと思うのですが……今までは「次、うちにおいでよ」「辞めたので、雇ってもらえませんか?」というような感じで、横のつながりで転職をすることが殆どだったし、周りもそんな感じだったので、応募書類を書いて、面接をして、内定を頂いて、という就職活動自体が初めての経験でした。

実際に人材紹介会社の方にお会いしても、どのように自分を主張をしてよいものか、さじ加減が分からず、最初は戸惑いましたね。日本人はこういう場面が苦手な方が多いのではないかと思うのですが、希望年収を伝えたとして、「いやいや、そんなに出るところありませんよ…」と言われてしまったらどうしよう、とか(笑)。場数を踏んでいくことで、そのさじ加減がわかるようになったのですが、実際に条件面を企業側と交渉されるのは人材紹介会社側なので、人材紹介会社との面談ではハッキリと自分の希望を伝えた方が良いですよね。

そうやって転職活動を進めていくうちに「転職活動って、引っ越しに似てるな」と思うようになりました、自分の希望条件を全て満たそうとすると、なかなか見つからない。不動産屋さんと一緒で、人材紹介会社によって持っている求人の種類も違うし、得手不得手もある。そう考えると、どこのポイントを重要視して、どこを妥協するか、見極めていくことが必要になってくる。最終的に「これは妥協できない」というポイントを幾つかに絞り込んでからは、スムーズに進んだ気がします。

―確かに転職は引越しにも似ていますね。ちなみに、人材紹介会社を通す以外にも、企業に直接応募されたりしましたか?
直接応募はしませんでした。自分が営業をしていたからかもしれませんが、自分は「アパレル営業のプロ」、そう考えると人材紹介会社の方は「人材を売り込むことに関するプロ」だと思ったんです。であれば、その道のプロである人材紹介会社から売り込んで貰ったほうが良いのではないかと。

―今回転職された会社以外に、検討された会社はありましたか?
3社内定を頂いたのですが、そのうちの1社が今の会社です。決め手はやはり外資系ブランドのMDだったことです。他2社は営業職だったんです。正直なところ、他2社の方が条件は良かったのですが、ここは「お金だけじゃない」と思い、決断しました。目先のキャリアではなく、20年後、30年後と今後のキャリアを考えても、結果的には一番良かったと思っています。

―即戦力として経験者を求める傾向の強い外資系企業に未経験での転職は難しかったのではないでしょうか。営業での経験は、どのような形でMDとして生きると感じていますか?
ちょうど今の会社で「営業の経験があるMDを育てたい」という意向があったようで、タイミングが良かったです。本国の意図、ジャパン社の意見、そして店頭スタッフの意見を汲み取り、しっかりみんなとコミュニケーションが取れる、橋渡し役となれるような人材が欲しかったみたいです。

長年の営業経験があることで「売る側の気持ちもわかるし、買う側の気持ちもわかる」ということは、MD業務にも生きていると感じます。売るものは洋服であって、それは営業でもMDでも同じ。結局は“人と人”であって、最終的に“店頭で商品が売れる”ことに尽きると思うんです。

―仕事内容や環境も、がらっと変わられたのでは?
そうですね。やはり外資系企業ということもあり、本国とのメールのやりとりやビデオカンファレンス、アジア諸国のベンダーとのやりとりなども発生するので、英語を使う機会は圧倒的に増えました。社内の方とカラオケに行くと、みんな英語の歌を歌っています(笑)

転職してからは1日のうち7割くらいはパソコンの前に座っています。MDは数値を扱う業務や資料作成の機会も多いので、英語力の他にExcelやPowerPointのスキルも必要です。特にExcelは必須。マクロが組めるくらいの高度なスキルが求められます。あとは、バイイングは本国で行うので、これから年に4回ほど海外出張が入ってくると思います。

―ご自身の英語のスキルも活かせ、これからも楽しみですね。
「自分が好きな服を売って、数字を作って、仕事をしていく上では、多少つらいこともある」。今までは仕事に対して、そんな風に思っていました。逆に「自分が好きな服」じゃないと、やっていけないのかな、とも。

今回初めて「自分が好きな服」であることよりも「しっかりとキャリアを積むことが出来て、安定した生活を送れる環境である」という点に重きを置いて転職をしましたが、仕事も楽しく、結果的に非常に満足しています。そういう意味では、人生の一つの分岐点になった転職でした。

―5年後、10年後、将来はどのようなキャリアパスを描いていますか?
念願のMD職に就けたので、今の会社でマネージャー、ディレクター、とキャリアアップしていきたいですね。この会社に骨を埋める覚悟です(笑)!

―ありがとうございました。益々のご活躍をお祈りしております!

※インタビューはFashion HRを通じて実際に転職を決定された方に
ランダムでお声を掛けさせていただいております。

 

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