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理想のキャリアを実現させる!転職を成功に導く”エージェント”の存在

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満足のいく転職を成功させた「転職成功者」は、どのようにキャリアアップのチャンスを掴んだのでしょうか?今回は、国内アパレル企業から外資系ラグジュアリーブランドへの転職を叶えたSさんと、実際に転職支援を行った人材紹介会社ディンプルのキャリアコンサルタント新部信次さんにインタビュー。

求職者と転職エージェントというそれぞれの立場であるお二人のエピソードから、転職成功の秘訣について学んでいきたいと思います。

接客スキルを活かして新しいチャレンジがしたい!転職活動をスタート

−Sさんが転職活動を始めるに至ったきっかけをお聞かせください。

Sさん(以下、敬称略):前職は国内の大手アパレル企業で販売職をしていました。最初は派遣社員からスタートして、その後契約社員として複数のブランドを経験してトータル7年弱、同じ会社で勤務していました。もともと結婚して家庭に入るという選択を持っていたので、当時はまだ昇進したいとか正社員になりたいという志向は全く持っていなかったです。でも、家庭にいざ入ってみると自分のライフスタイルなら両立していけることが分かって。そうなったときに、家庭とは別のところで本気になれる仕事がしたいと思い始めました。

−前の会社で正社員を目指そうと思わなかった理由は?

S:今後のキャリアを考えたときに、そうではないなと思いました。私は売ることがすごく好きで、日々目標を達成することにやりがいを感じていて、店舗の個人売上1位になることもできました。でも、会社では個人売上として評価されるのは正社員。もちろん最初から見返りを求めていたわけではなかったですが、かなりのプレッシャーのなか結果を出しても見返りがないことに違和感がありました。そういった背景があり、同じ場所で正社員を目指すなら新しいチャレンジをして、新しい世界を見てみたい。そう考え転職を決意しました。

新部信次さん(以下、敬称略):日本のファッション業界では一般的に、個人売上に対する報酬が発生するのは正社員、特に外資系企業が主とされています。だからこそ、Sさんのように派遣社員や契約社員として実績を出している人が「もっと評価してほしい」と考え、結果的に正社員を目指すケースは多いですね。

−まさにキャリアアップを理由に転職活動を始められたSさん。さまざまな人材紹介会社がある中で、ディンプルを選んだ理由は?

S:ファッション業界には沢山の人材紹介会社があるので、どこが自分にフィットするかは分からなかったのですが、ディンプルは自分が希望する販売職の求人数が豊富だったのと、百貨店がバックボーンにあるという点で安心でした。

新部:ディンプルは、大丸松坂屋百貨店を傘下に置く「J.フロントリテイリング」が100%出資する企業です。百貨店事業で培ってきた豊富な経験を活かし、販売・接客サービスを中心とする人材派遣や紹介、育成からアウトソーシングまで幅広いサービスを安心してご利用いただけます。例えば、「GINZA SIX」に参画した株式会社 大丸松坂屋百貨店のグループ会社だからこそ実現できた、他社にはないバリエーション豊かな独占求人も多数取り扱っています。

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百貨店のノウハウを持つエージェントの手厚いサポート。その内容とは?

−なるほど。販売職としてキャリアアップを考えた時に百貨店でのノウハウがあることは心強いですね。面談はどのように行うのですか?

新部:まず、来社をしていただき、弊社コーディネーターによるキャリアカウンセリングを実施します。そこで、求職者の方が希望される雇用形態や収入、取り扱うカテゴリーやアイテムなどを中心にヒアリングします。そこから求める企業の規模やブランドの将来性などをすり合わせていき、いくつかマッチしそうな案件をピックアップしてご紹介していくというのが一般的な流れです。

S:私が最初にキャリアカウンセリングに訪れた際の、「今後どうしていきたいか?」「会社のなかでどうありたいか?」「将来どうなりたいか?」という質問が、すごく印象に残っています。まず履歴書をたどりながら時系列で質問に答えていくディスカッションをしたのですが、実は、そのカウンセリングの時と全く同じ質問が実際の面接でも出てきて(笑)。びっくりしました。

−まさに本質をついた質問です。Sさんは何と答えたのでしょう?

S:私はとにかく売上をとりたいという意志を伝えました。これまでも売上だけにこだわっていたわけではないですが、やっぱりそれを自分の仕事として成果を出したいと。個人売り上げをあげることでお店全体の売上を上げたい、最終的にはセールスのスペシャリストを目指したいと答えました。

新部:ファッション業界には色んな販売員の方がいます。なかには安定だけを求めて仕事がしたい、正社員にこだわりたい、好きなブランドで働きたい。もちろん売るためにはブランドが好きというのは大事ですが、それだけになってしまう方も多いなか、彼女のように言い切ってくれるとすごいですよね。今回は久しぶりの転職活動だったそうなので、比較対象も含めて複数ブランドを紹介しました。カウンセリングの中で「インポート」や「ラグジュアリー」といったキーワードがよく出ていたのと、インセンティブという部分が外資系企業に多いことから、ラグジュアリー未経験でもチャレンジできるブランドに絞ってご紹介しました。

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S:当時はまだ自分のなかでどのブランドで働きたいという明確なものがなくて、かなりざっくりとした思いしかなかったのですが、いくつか紹介していただいたなかに好きなブランドがあって、その会社のインセンティブや制度の部分に惹かれて受けてみたいと思いました。

新部:ディンプルには独自のネットワークがあるため、希少な求人案件の紹介も可能です。今回は複数ご紹介したなかから、ある外資系ラグジュアリーブランドの求人に興味があるとのことで応募のステップに進んでいただきました。

−実際の面接前のサポートはどのようなものでしたか?

S:まず、企業に提出する履歴書と職務経歴書をノウハウのあるコーディネーターの方と一緒に作成していきます。やりとりするなかで、記載した方が良い数字の部分や、自身のアピールポイントについてアドバイスいただけたことが有難かったです。コーディネーターさんが業界経験者だということも信頼できるポイントでしたね。

新部:実績=過去のことなので、実績だけ羅列するのは良くありません。実績も必須事項ですが、それ以上に未来に何をしたいのかというビジョンを文章化することが大切です。僕らとしては、求職者にとって目標を実現するためにその会社に入ることがメリットであり、会社にとってもこういう人材を採用することがメリットであろうと確信した上でご紹介したいと考えています。

S:あとは、面接前に想定質問リストをいただいたことも助かりました。質問をいくつかいただいて、回答は全て自分で考えます。でも、最初のカウンセリング時にある程度考えをまとめることができていたので、面接でも自然に話すことができました。

転職活動は準備が8割!国内アパレルから外資系ラグジュアリーへ転職を叶える秘訣

−どのような面接だったのですか?

S:一次面接は、ディンプルの初回カウンセリングの内容をさらに凝縮した、どちらかというと人柄を見る面接でした。初めての外資系企業の面接で、私はガチガチに緊張していたのですが、意外とフランクな面接で拍子抜けしたのを覚えています(笑)。いま思えば人の本質を見抜くような意味があったのだと思います。最終面接では、さらに踏み込んで「将来どうなりたいか?」と、カウンセリングでもあったような未来についての質問が中心でしたね。

−初回カウンセリングでの内容がとても重要に感じますね。

新部:転職活動は準備が8割です。最初のサポートである程度その方の本質を掴んで、あとはご自身の力で慣らしていっていただく。そんなサポートを意識して行っています。

S:長年ファッション業界で働いていましたが、業界全体についてや転職市場については知識がありませんでした。だからこそ業界に詳しい転職エージェントの方に相談するというのは間違い無いな、と思いました。一人では今のキャリアを築いていないかもしれません。すごく感謝しています。

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−晴れて内定が決まり、すでに働いているそうですね。おめでとうございます!

S:ありがとうございます。3ヶ月前からいまの転職先で働いていて、毎日すごく楽しいです。自分の頑張り次第でキャリアアップできる環境が整っているので、自分にとても合っているなと感じます。

新部:Sさんが働くブランドは、外資系のなかでも急成長しているブランドです。ブランド側は、接客スキルのある即戦力となるようなスタッフを求めていて、働く側は賞与や昇給制度などキャリアアップのチャンスが充実している。双方にとって非常に価値のある転職成功例ではないでしょうか。

−最後にファッション業界で転職活動中の方にメッセージをお願いします。

S:自分がいまと同じ場所のまま、同じポジションのまま成長できるかどうか自問することは転職活動において、重要なプロセスだということを知りました。そして、思い切って新しい世界に飛び込んでチャレンジするということも大切で、その方が人生楽しくなるということを実感しました。日々業務に追われて、同じような毎日を過ごしてしまっている方は、ぜひ一歩踏み出してみてほしいと思います。

新部:働きながら転職活動をするということはすごく大変です。そして、転職にはうまく情報をキャッチしたり、ネットワークを活かすという、“転職スキル”が必要です。人は意外と自分では気がつかない可能性というものを持っています。だからこそ僕らのようなエージェントを活用していただいて、ご自身のキャリアを切り開くヒントを見つけていただければ嬉しいです。

株式会社ディンプルについて

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弊社はJ.フロントリテイリング株式会社100%出資の人材総合サービス会社です。

百貨店事業に携わってきた豊富な経験を活かし、販売・接客サービスを中心に、企業の即戦力となる人材の派遣・紹介・育成やアウトソーシングなど、高品質なサービスを提供しています。「企業」と「人」のベストマッチングを実現するために、カウンセリングは時間をかけて実施。スタッフの資質を最大限に引き出すとともに、充実の教育・研修制度で高度なスキルを身につけたスペシャリストを抱えています。人材紹介のほか、派遣求人も多数。稼動スタッフの約半分が長期派遣で就業中。

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