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個性豊かな販売員が集まるセレクトショップ、スタニングルアー流キャリアの築き方

青山店001

女性の“自分らしさ”を映し出すワードローブで全国7カ所にショップを展開する「STUNNING LURE( スタニングルアー)」。ファッション感度の高い顧客に対し、心地の良い空間と丁寧な接客で絶大な信頼を得ています。商品に次いで、個性豊かなショップスタッフが集まることもスタニングルアーの人気の理由。今回はそんな彼女たちのキャリアストーリーに迫ります。

フラッグシップストア青山店の店長とチーフとしてショップを牽引するお二人、浅田麻紗子さんと松原梓さんのキャリアの築き方と販売職の魅力についてお聞きしました。

“女性としてどう生きていきたいか?”という質問に惹かれ入社を決意

−まずは、社歴と入社のきっかけを教えてください。

浅田麻紗子店長(以下、敬称略):スタニングルアーに入社して3年近くになります。学生時代をカリフォルニアで過ごし、卒業後はハワイのアパレル会社で働いていました。28歳くらいのときに帰国したんですけど、もう一度ファッション業界で一花咲かせたいと思って転職活動をしていたときにスタニングルアーの求人に出合いました。当時のバイヤーと面接をしたときに、ファッションについて1時間くらい熱く話して盛り上がったことを覚えています。あのときは語りすぎて落ちたかなって思ったんですけど(笑)、通過することができました。

松原梓チーフ(以下、敬称略):私は30歳くらいの頃にスタニングルアーに入社して6年半が経ちました。それまではダンスもやっていて、海外と日本を行き来するような生活を送っていたので派遣社員として働いていました。そんな中、ちょうどスタニングルアーの求人を見つけてショップを見に行ったんです。実際に行ってみると自分が今まで訪れていたどのお店よりも面白くて、まるで海外で見つけたお店で感じるような「なにこれ可愛い!楽しい!」というワクワク感があって、こんなショップが日本にあったんだって驚いたんです。

−入社を決意した理由はなんだったんでしょうか?

松原:ずっとアパレル業界で働いてきましたが、ここなら自分の経験や個性を活かせると感じました。お店に行ったときに接客をしてくれたスタッフの方もすごくオシャレで明るくて、率直にこんな場所で働きたいと思いました。

浅田:社長と最終面接したときに、「女性としてどういう風に生きていきたい?」というような問いかけがあったりして、単純にファッションだけじゃなくて自分自身のこれからを考えられる会社だと思って入社を決めました。

−お二人は今お店を引張っている店長とチーフという立場ですが、お互いの仕事内容は?

松原:浅田(店長)は、お店のマネージメント全般が仕事です。数字ももちろん大切ですが、それ以上にスタッフ一人ひとりをマネージメントするような感じですね。スタッフがスタニングルアーのなかでどういう人になっていきたいか、どんなキャリアを積んでいきたいかまで、全てを監修しています。売り上げは大切ですが、店長はスタッフに対して売り上げが大事だからこうしなさいということは言いません。スタッフが自分の理想とする女性に近づきながら結果を出していくってことを目標にしていて、そこにこの仕事の面白さがあると思います。

浅田:松原はチーフ(サブ)として、お店のそういった過程の部分を大切にしていると思います。他のお店だと、チーフはマネージメント以外の運営の部分をやることが多いですが、松原の場合は雰囲気づくりが上手いので、店舗の売り上げをつくることもできるし、スタッフを巻き込んだお店づくりができるタイプですね。コミュニケーション能力に長けているので背中で見せてほしいなって思っています。

松原:人は相手次第で見せる顔が自然に変わるもので、それはスタッフだけではなく店長も同じだと思います。だからこそ、それぞれに同じような顔が見えるようにフォローすることを心がけています。

浅田:松原は以前青山店で店長だったこともあって、そういう面でサポートしてもらっています。

松原:私自身もともとマネージメントは得意じゃないんですが、前任の店長が産休に入るタイミングで一度店長になったことがあって。学ぶことはすごくたくさんありましたがそれでも不得意は不得意だったんですよね(笑)。そんな中、マネージメントが得意な浅田が入社してチーフに戻ったんです。

自分でも気づけていないキャリアの可能性に気づかせてくれる環境

−入社してくる人にも得意・不得意があると思うんですが、どういった指導を心がけていますか?

松原:ある程度長くキャリアを積むと自分の得意なことをキャリアアップに使ったり、ビジネスのチャンスに変える発想になりますが、特に20代前半くらいの人はまだまだ可能性が沢山あるので、苦手なことを簡単に捨てないでということを伝えています。まずは決めないでいろんなことをやってみて、そこからまた発見してもらえればと思います。

浅田:お店のスタッフには「どんなことがやりたい?」と聞くようにしています。会社の特徴として、すごく聞く耳をもっているので、誰でも手を上げやすい環境だと思います。でも、反対に全然やりたくなかったことをやらされる場合もあります。私もそうだったんですよ。実は私、スタニングルアー入社当時は語学スキルを活かせる輸入管理として働いていたんです。

−輸入管理から店長へ!どういう経緯だったんですか?

浅田:今まで販売職だったこともあり、現場に向いていると思われることがすごく多かったんですが、海外経験を活かせる輸入管理の仕事がしたかったんです。でも、自分がやりたいと思っていることと、できることの差に悩んでしまうこともありました。そんなときに上司が私の特性を見抜いて「店舗に入ってみたら」と声をかけてくれたんです。

最初は半年くらい店舗経験を積むぐらいの気持ちでスタートしたんですが、いざやってみると自分のなかでどんどん「こうしたい、ああしたい」という気持ちが出てきて。そこで「店長やってみない?」と言われて、自分が得意としていることはマネージメントなんだと気がつきました。自分で気がつかなかったことに気づかせてもらえるって、すごく面白いですよね。同じような体験を自分もスタッフにしてあげたいって思います。この子はプレスに向いてる、生産に向いてる、など本人が気がついていない可能性を見つけてあげたいです。

−スタニングルアーには個性を大切にする環境があるんですね。では、大変なことは?

松原:上司の愛情が暑苦しいことですかね(笑)。いま思い返せばすごく恵まれてるなって思うんですけど、成長過程のときは苦戦していてなかなかそれに気がつけないんですよね。壁にぶつかったとき、弱気になったり後ろ向きになってしまって逃げたくなったときに沢山のことを教わりました。「苦しい時に逃げる人にならないで」、「一度逃げたらずっと逃げ癖がついてしまう」と熱い言葉をもらったり。大人になると、そこまで手をかけて教えてもらえることってほとんど無いので上司には本当に感謝しています。

浅田:確かに親か上司かというくらい熱いですね(笑)。けど、将来に可能性があるスタッフだからこそ手をかけるのだと思います。会社はその人の未来が見えるか見えないか、はっきりしているのかもしれません。だからこそチャンスが沢山ありますし、頑張ってくれる人にチャンスを与えてくれるんです。

後編に続く>>

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