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「販売員の域を超えた世界が広がる職場」Graphpaper青山店店長 後根正利さんインタビュー

後根正利さん(Graphpaper青山店店長)

 

今回は、洋服に限らず、ヴィンテージ家具やオブジェ、アート作品も取り扱うギャラリーのようなキュレーション型のコンセプトストアGraphpaper(グラフペーパー)の青山店にて店長を務める、後根(うしろね)さんにインタビューを行いました。Graphpaperで働く魅力をたっぷりと伺っています。

 

スピード感をもって取り組める職場を求めて

Q. 長年大手のアパレルで働いていたそうですが、alpha(Graphpaper運営会社)への転職理由をお聞かせください。

前職では、セレクトショップから海外事業部へ移動になったのですが、レギュレーションがある部署だったことからブランディングに興味を持ちました。でも、残念ながらその事業が撤退することになってしまったんです。そこで、元の環境に戻るよりも自分の中でステップアップした環境にいきたいと思いました。

ブランディングを注視していて、“個人商店”のような規模感でスピード感をもって取り組める環境を探していたところ、Graphpaperが目にとまりました。取り扱う商品に興味があるのはもちろん、クリエイティブ・ディレクターの南(株式会社alpha代表:南 貴之)が素晴らしい経歴を持っていたので、「それだけのものを作り上げきた人は何を考えているのだろう?」と興味が湧きました。

Q. 実際に入社してみていかがですか?

まず入社して感じたのは、南との距離感が近く、スタッフとフラットに接してくれることです。南の「自分は今でも販売員だ」という言葉が印象的で、現場にいる私たち以上にお客さまのことを考えている姿勢に刺激を受けています。掃除にしてもディスプレイにしても、あらゆることに対して、こちらが気づいていないことを適切なタイミングで指摘してくれるので、非常にありがたいです。そして南との距離が近い分、スピード感をもって取り組めていると思います。

 

Graphpaperの魅力は、非日常を楽しめること

Q. Graphpaper、そして青山店の魅力を教えてください。

良くも悪くも緊張感のあるお店だと思います。少し入りづらい店構えではあるのですが、洋服屋さんに行く感覚とは少し違った、非日常を楽しんでいただける空間があると思います。ドロワー(壁に収納されている)も、毎回どんなアイテムが収納されているのか、新鮮な感覚で引き出していただけると思います。

壁の黒いキャンバスは、収納型のドロワー

 

洋服以外の学びもあり、チャンスが広がる環境

Q. 働くうえでの魅力はどこに感じていますか?

Graphpaperの店舗は、ポップアップや作家さんの企画展なども開いています。例えば、陶芸家の吉田直嗣さんの企画展は毎年開催しています。販売員がイベントを企画することも可能で、常に提案はウェルカムな状態にあります。

Graphpaperのコンセプトのひとつに、ジャンルを問わず「並列に物を展示する」というのがありますので、そういった見せ方ができるもので考えます。ヴィンテージのものを扱うこともありますので、歴史やモノの背景などを知る必要がありますし、洋服だけではなく、常に新しい勉強が必要な環境にあると思います。

私自身、入社してまだ1年ほどなのですが、今年1月にはパリへの買い付けに同行させてもらいました。入社して半年弱で連れて行ってもらえるなんて、そうはないことだと思います。役職に関係なく、いろんなチャンスがある職場です。

 

販売員のみならず、ECサイトやSNSの運営も兼務

Q. コロナ禍により、大変だったことや変化したことはありましたか?

まったく影響がなかったわけではありませんが、比較的影響は最小限に抑えられたかなと思います。自粛期間中はECを強化しておりましたので、ECの数字が伸びました。

実は、ECサイトも自分たちで運営していますので、受注があれば出荷の作業もしています。そして、SNSの投稿も自分たちで行っていますので、PRの部分にも関われますし、幅広く携われるのが魅力です。店頭に立つだけではないのが、ほかのアパレルとは違うところかもしれません。

今は地盤固めの時期。個性や強みのあるスタッフを求む

Q. 店長として気をつけていることはありますか?

「まず自分がスタッフより働く」ということがひとつ挙げられます。そして、店長として責任が生まれる中で、自分だけのことを考えるのではなく、やはりスタッフにも目を向けなければなりません。ひとりひとりのモチベーションを維持しながら、個性を伸ばしてゆける店長が理想です。

Q. 今後の目標と、一緒に働きたいスタッフ像をお聞かせください。

スタッフの人数が少ない分、誰がいても大丈夫という状況を作らなければなりません。まずは今いるところでの地盤固めが必要だと思います。目先の目標としては、次に店長を任せられるような人材を育てることです。そうすると、自分の次のチャンスやステップアップの方向性が見えてくると思っています。

お互いに刺激を与えて高めてゆける人、個性や強みがある人と一緒に働いていきたいです。

 

 

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Graphpaper青山店は、渋谷・原宿・表参道駅から徒歩10分程度の場所に位置。商品はアートを展示するように陳列されており、空間をも味わうギャラリーを巡る感覚でお買い物を楽しめます。ファッションに限らず、アートやカルチャーへの感度が高いお客様が足を運ぶ、リピーターの多いお店です。

 

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