アパレルの販売員をしていると、お客様とのコミュニケーションは欠かせないもの。会話をきっかけに、商品を紹介するだけでなくお客様に心地よい時間を提供したいですよね。今回は、アパレル販売員の方に向けた声かけ方法やタイミング、好印象な言い回しをご紹介します。ぜひ普段の接客に役立ててみてくださいね。
こんな悩み、ありませんか?
アパレル販売員をしていると、お客様によっては微妙な反応をされる方もいたり、無反応な方もいたりしますよね……。そうすると、「うざいと思われたのかな?」と萎縮してしまうこともあるもの。また、声をかけるタイミングが掴みづらいという悩みもよく耳にします。タイミングや声をかける内容については、経験から学ぶこともありますが、これからご紹介するものをぜひ参考にしてみてください。
好印象な声かけとタイミング
まずは基本ですが、お客様が来店された際には、きちんとお客様の方を見ながら笑顔で「いらっしゃいませ」と言うようにしましょう。「いらっしゃいませ」とは言っているものの、無表情で目線は作業している手元…… なんていうのはあまり印象が良くありません。では、実際の声かけ方法やタイミングをご紹介します。
1. 一つの商品をじっくり見ている時にお声がけする
来店してすぐに声かけをし、購入に繋がるというケースももちろんありますが、ある程度はお客様の行動を見守っていた方がベターです。その際、一つの商品をじっくり見ているタイミングがあれば、何か気になる点があるということなのでお声がけすると良いでしょう。その時、その商品ならではの特徴を用いてお声がけすると会話が続くケースが多いようです。
2. お客様の視線をキャッチしたら笑顔で向かう
作業をしつつも、お客様の目線には気を配るようにします。目が合った場合にはアイコンタクトであることが多いので、笑顔で向かうととても好印象です。好印象な相手であれば、お客様も話しやすい気持ちになりますよね。
3. 滞在時間をチェックする
一つの商品をずっと見ていなくとも、滞在時間が長いお客様もいらっしゃると思います。その場合、いくつかのアイテムが気になっていたりお店の雰囲気を気に入っている可能性が高いので、「何かお探しのものがあればお声がけくださいね」と話しかけてみましょう。
こんな接客は避けた方がベター!
次に、接客術としては避けた方が良い例をご紹介します。
1. ありがちなフレーズで何度も声かけする
「お鏡に合わせてみてください」「ぜひ試着してみてください」や、「可愛いですよね!」というフレーズは、アパレルショップにて良く耳にしますよね。最初のお声がけとしてはもちろん良いのですが、あまり会話につながらなかった場合に、何度も同じようなフレーズで声かけするとしつこく感じてしまうお客様もいらっしゃいます。反応がイマイチであれば、「何かあればお声かけください」と伝え、そっと見守るようにしましょう。
2. 「私も持っている」は非効果的……?
こちらもショップにて良く耳にする「私も持っています」や、「ショップのスタッフみんな持っているんですよ」といったフレーズ。自分も購入に至ったほど良い商品と伝えたいがゆえの言葉だとは思いますが、お客様にとっては不必要な情報かもしれません。自分も持っている、ショップスタッフにも人気なのであれば、「こんな着方ができる」といったようなひねりのある着こなし提案や、「下着やアウターで調整しなくてもとにかく暖かい」など、具体的な良い点を付け加えると良いでしょう。
声かけのタイミングが分からない、うざいと思われたらどうしよう、と悩んでしまうこともありますよね。しかし、そういった気持ちよりも、お客様側の気持ちになり、要望に寄り添うことを意識すると必ず何かが変わってきます。ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。
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