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アパレルの「リテール営業」はどんな仕事を指す? 実際の業務内容をご紹介


アパレル業界に限らず営業職でよく耳にする「リテール営業」。これは小売営業のことを指しますが、アパレル業界でのリテール営業とはどんな仕事なの? といまいち分からないものですよね。今回は、そんな疑問を解決するリテール営業の業務内容を詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

「リテール」ってどんな意味?

まず、アパレル業界でのリテール営業を理解するためにも、「リテール」そのものの意味をご紹介します。リテールとは小売の意味で、企業と個人消費者の間での取引を指します。リテールの対義語となる「ホールセール」は、リテールを行う企業との取引を指します。それらの営業を行うのが「リテール営業」「ホールセール営業」と分かれます。

アパレル業界の3つの営業職を解説

ここからは、アパレルにおいての「リテール営業」の理解を深めるために、3つの営業職の種類をご紹介します。

1. 実店舗専任の営業
店舗運営のための営業が業務で、販路拡大、店舗スタッフのフォローなど、お客様に商品を届けるための店舗基盤を作ります。

2. EC専任の営業
ECサイト運営のための営業が業務で、サイトを通してお客様に商品を届けるための基盤を作ります。

3. 他社EC・卸先専任の営業
他社ECやセレクトショップに自社商品を卸し、他社を介してお客様へ商品を届けるための営業をします。

つまり、1,2はBtoC(企業対個人)となり、3はBtoB(企業対企業)になります。リテール営業とは「個人消費者向けの営業」という意味なので、アパレル業界でのリテール営業は主に1,2を指します。しかし、「店舗運営またはEC運営のための営業」と言ってもいまいちまだピンと来ないですよね。次の章より、詳しい業務内容をご紹介します。

アパレル「リテール営業」の業務内容とは?

前述した「実店舗専任の営業」と「EC専任の営業」について、ここからは実際の業務内容をご紹介します。

1. 実店舗専任の営業
直接商品の販売をするのはショップスタッフですが、そのための基盤を作るのが実店舗専任営業の仕事内容となります。
お客様に適切なアイテムを適切なタイミングで届けるために、商品選定や商品の発売日を決めたり、店舗イベントやフェアを企画したりもします。また、よりお客様に目を止めてもらうためにも、VMDと協力しながらディスプレイ指示を行ったり、店舗情報のPR提案を行います。店舗スタッフの育成やマネジメントも欠かせない仕事内容であり、その店舗の売り上げ管理も行います。これらは全て、お客様へ商品を届けるための基盤作りとして行われます。

2. 自社EC営業
お客様に、ECサイトを通して直接販売するための基盤作りをするのが自社EC専任営業の仕事内容です。
店舗同様、商品選定や商品の発売日決めを行う他に、商品ページの作成や登録、売り上げ管理といった細かい作業も含まれます。また、商品の魅力をより良く伝えるためのECページ企画、イベントやフェアの企画提案を行います。

このように、アパレルにおいての「リテール営業」とは、お客様に対して商品を届けるための様々な営業活動と捉えると分かりやすいでしょう。

店舗スタッフ育成でのマネジメント能力、フェアの企画組みでの提案力、適切なアイテムを適切なタイミングで打ち出すためのマーケティング力など、様々な能力が問われるのがアパレル業界の「リテール営業」。一見大変に思われる業務ですが、これらをクリアすることによって様々なスキルが身に付きます。自身のスキルアップに繋がるだけでなく、今後のステップアップにも活きることばかりなので、興味のある方は是非「リテール営業」の求人情報を参考にしてみてくださいね。

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