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「転職回数が多い人」は採用に不利になる?何回までならOK? | 転職活動Q&A

ファッション業界の転職コンサルタントが求職者の疑問にお答えする「お仕事・転職Q&A」。今回は、転職回数についての質問にお答えします。皆さんの中にも、気がつくと転職回数が多くなっている…なんていう方がいらっしゃるのではないでしょうか?キャリアコンサルタントの方にお話をお伺いしました。

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今回お話を聞かせてくれた転職コンサルタント
エーバルーンコンサルティング
コンサルタント 花谷 元弘さん

「転職回数が多い人」は採用に不利になる?何回までならOK? | 転職活動Q&A

転職回数が多いと、転職に不利になるとお聞きしましたが、色々なキャリアがあることは評価につながるような気もします。転職回数の多さは、採用時に不利になることもあるのでしょうか?
残念ながら答えは“YES”です。キャリアアップをしていくには上手に転職を重ねていく事も大切です。転職回数が多いと本当によくないのかという点を詳しくお話していきましょう。

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実際に転職回数が多いほど採用に不利になるのか

一般的に転職回数が多い方は、やはり採用に不利になりやすい傾向があります。決して転職は悪いことではありません。しかし、「短期間に職を複数変えること」は次の転職時に大きなマイナスとなることも

短期で繰り返される転職によって、採用側は「辞め癖がついているのでは?」「嫌になってしまうとすぐ次を考えるのでは?」と思ってしまいます。自社で採用しても、またすぐに辞めてしまうのではないかと、実際の面接時に頭をよぎる採用担当者は多くいます。

しかし、重要なのは「年齢」と「勤続年数」と「転職回数」、これらをトータルで見た時の判断になりますので、単に転職回数が多いからといって自信をなくす必要はありません。では、年齢によってどのくらいの転職回数が多いとされるのでしょうか?

年齢によって異なる「転職回数が多いとされる」例

職務経歴というのは、人によって大きく異なるため一概にこの人は不利だとは言えませんが、一つの例として一般的に下記のような年齢での転職回数が多いと感じられるようです。

「20代」では「3回以上」の転職が多い印象
「30代」では「5回以上」の転職が多い印象

上記はあくまで一例です。勤続年数が3年以上あって、納得のいく転職理由であれば上記の転職回数であったとしても多いと感じられることは少ないはずです。一つの目安として参考にしてみてください。

また、転職回数が多い人はなぜこの回数の転職をするに至ったか、きちんと説明出来るかどうかも重要なポイントです。次に転職回数の多さをプラスに変えるにはどんな準備しておくべきか、解説します。

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転職回数の多さをプラスに変えるには?

転職回数が多い人は、もう転職ができないのでしょうか?もちろん、そんな事はありません!

大事なことは、そこでいかに自分のキャリアやスキルに興味を持ってもらえるかということであり、それをアピールするための書類や面接に向けた対策を万全に行うことが重要です。同じく、それぞれの転職理由を明確にしておく事も重要です。

転職回数が多い人は、それをどうプラスの要素に変えていくかが問われます。面接時に、採用担当者もきっと「なぜこの人は転職回数が多いのだろう?」と疑問に思っているはず。その疑問をきちんと解消して伝えることが大切です。

《転職理由を伝える時に押さえておきたいポイント》

  • ネガティブ理由はポジティブに言い換える!
  • 表情や話す声のトーンも明るく!
  • 前職の悪口や職場での不平不満を言わない!
  • 最後は上手く志望動機につなげて話す!

上記のようなポイントを押さえて、面接前にしっかり準備して臨むことをおすすめします。

転職で身につけたスキルを味方に転職回数をカバーしよう!

例えば、一貫性のない転職を重ねている方は、過去の職歴の中で学んだことや興味を持ったことを洗い出し、自分なりに一貫性のあるポジティブなストーリーを伝えることが重要です。そして、次の職場でそれをどう活かしていくのかを考えましょう。

これまでの経験を整理し、再確認したうえで応募先の会社に一番合いそうな自分の強みや実績をアピールすれば、転職を重ねた中で身につけたスキルやさまざまな経験は、きっとあなたの味方をしてくれるでしょう!

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