右手にそろばん、左手に感性
ビジネスと感性のバランスが取れたデザイナーはいつも企業から求められます。
「右手にそろばん、左手に感性」と言えるのではないでしょうか。
アパレルメーカーと繊維商社(OEM、ODM)では、デザイナーに求められるスキルは若干異なりますが、どの企業に勤めても共通することは、まずは「商品が売れなければビジネスにならない」ということです。
そのためのスキルとも言える、下記の3つのポイントを押さえることはできていますか?
1. ブランドイメージを表現する
担当するブランドのブランドイメージを正しく理解し、表現する感性があるのか
2. トレンドを意識した企画
もちろん、あなた独自の感性は大切ですが、自己流の感性だけで企画を進めるのではなく、常にファッション全体の流れをチェックできているか
3. チームワークとスケジュール管理
一連の業務の流れを把握し生産管理やMDとの連動を図り、適正なタイミングで商品を投入できるスケジュール管理能力があるのか
日々の業務の中でこれらのスキルを磨いて行くことが大切でしょう。
またデザイナーなどのクリエイティブ職は、日常的に情報感度を高めておくことも重要。
ショップを回って他店の様子を見る、コレクションをチェックする、雑誌に目を通す、美術館に足を運ぶ、など———ファッションに関係することはもちろんですが、ファッションに直接関係ないことでも、何かデザインのヒントになることがあるかもしれません。
店頭は常に「明日売れる」売れ筋の商品を要求してきます。
そんな中、デザイナーは「1年先のライフスタイルを創造し、消費者の気持ちを理解し、イメージを形にする」という大変な職種です。
ブランドの軸をぶらさず程よくトレンドを加え、気骨ある精神でトレンドを発信できるデザイナーがどの企業からも求められています。
今回お話を聞かせてくれた転職コンサルタント
IB Career Consulting
Career Consultant 宮之内 尚志さん
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