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面接時の質問「希望の年収を教えてください」どう答えれば良いのでしょうか?

ファッション業界のお仕事・転職にまつわる疑問や質問に、Fashion HRの転職コンサルタントがお答えする「お仕事・転職Q&A」。
今回は面接の際によく聞かれる、でも答えづらい…!「年収」に関する質問についてのアドバイスです。
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先日受けた面接で面接官から「希望の年収を教えてください」と聞かれました。もちろん、年収を上げたい気持ちは満々だったのですが、正直に希望の金額を伝えるべきなのかどうか…結局どう答えればいいのかわかりませんでした。

こういった場合はどのように伝えるのが良いのでしょうか?

せっかく転職するなら年収を上げたい!そう思う方は多いと思います。でも、それを上手に企業側に伝えるのは難しい事ですね。

こうすれば上手くいく、これが正解、という回答は正直ありません。例えば面接対策本などでよく見かける「御社の規定に従います。」という答え。

回答に迷った際にも思わず言ってしまいがちな答えかと思いますが内容に具体性がなく、「金額の希望はない」という意思表示として面接官に認識されてしまう可能性も大きいです。結果、大幅に下がった年収提示を受け、悔やむことになってしまうかも…?
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また具体的な内容を伝える場合でも「現在の年収は300万円ですが、600万円を希望します。」といった、大幅な増額を希望する回答もおすすめしません。200%アップなど、あまり常識的には考えられない金額や増額を伝えられてしまうと、企業側の心象が悪くなることも。

逆に、あなたから企業側に「どの程度もらえるものなのでしょうか?」と質問で返したとしても、明確な答えは得る事はできないでしょう

では、どのように答えるのが効果的なのか?私たちコンサルタントが普段、転職希望者の方たちにアドバイスをする具体例をご紹介します。

現状の年収を維持したいときの回答

「現在の生活水準を維持したいので、最低現在の年収を希望する。」

今年、現職で昇給を見込んでおり、昇給を基準に査定を打診

「今年の昇給があり●●●円を見込んでいる為に、●●●万円を希望する」

具体的な希望金額がある場合

「希望は●●●円ですと伝える」

具体的な希望金額がある場合は「その金額が合理的な金額であるか?」また「なぜ年収アップを希望しているのか?」企業側が納得する具体的な説明を付け加えることが出来ればベストでしょう。

「その金額が合理的な金額であるか?」という点は自分では分かりにくいもの。第三者の意見を聞いてみることも大切です。

人材紹介会社を介して面接を受けている場合は、具体的な金額交渉はエージェント側にお願いすることができますので、安心ですね。もちろん、これらは一例で、受ける企業やあなたのキャリアやポジションなどによって状況は変わってきます。

あなたにぴったりのアドバイスが必要であれば、人材紹介会社や転職エージェントに面接対策をお願いしてみることをおすすめします!

コンサルタント 五十野 正人さん
今回お話を聞かせてくれた転職コンサルタント

エーバルーンコンサルティング

コンサルタント 五十野 正人さん

 

 

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