ずっと憧れていたブランドに勇気をだして応募をしてみたら、めでたく書類選考を通過!次は面接だけど、ここは絶対に受かりたい…!そんなチャンスを無駄にしないよう、面接には事前の準備を万全にして挑みたいものです。
では、具体的にどのようなことをして準備すればよいのでしょうか?ここは、ファッション業界転職のプロ、キャリアコンサルタントの方にアドバイスを伺ってみましょう!
はじめに、書類選考を通り、面接を控えているという事は、職務に必要とされるスキル面ではもう合格を貰っている、と思って良いでしょう。面接では、あなたの人間性や話し方、応対力、表情、声の大きさなどをチェックします。そして、面接の結果が面接前の事前準備に左右される事は、間違いありません!以下のアドバイスを、是非参考にしてみてください。
面接前に必ずショップに足を運びましょう
まずは、面接を受けるブランドや企業のショップをチェック!コレが最も重要です。重要というのは、ただ行くだけではなく、実際にブランドの商品に触れることはもちろん、店舗の空間・スタッフの雰囲気や、そのブランドのシーズンテーマを知ることが必要でしょう。ショップを見渡せば顧客様の年齢層もわかりますし、百貨店であればショップのロケーションから、コンペティター(ライバル店)がどこであるかもわかります。
実際に配属先の店舗の検討がついているようであれば、そちらに行かれる事をオススメいたします。また、機会があれば実際に接客を受けてみましょう!販売職の面接では、「どこの店舗に行かれましたか?」や「接客はされましたか?どうでしたか?」というよう内容はほぼ100%質問されることでしょう。そんな質問が来ても答えられるように、ショップに足を運び、事前準備をしておくことは必須。ショップに言って感じた内容をノートなどに書いてまとめておくと良いですね。
実際に声を出して面接の練習をする
次に大事なのは、自己紹介・志望動機・質疑応答です。「面接なんて簡単!」と思われている方ほど、面接中に緊張して上手くしゃべれない……というケースが多く見られます。特に販売職というのはコミュニケーション能力が求められる職業。面接での会話力は資格よりも重視されると言われています。
自己紹介、志望動機、質疑応答を想定して、何度も何度も声に出して繰り返し練習しておきましょう。そして、店舗見学の際に感じた内容についても、声に出して練習しておくと良いでしょう。普段の生活の中で、面接の独特の緊張感に慣れておくのは難しいことですが、何度も練習する事で、面接中に頭が真っ白になってしまっても、言葉が出るようになるものです。
面接はイメージトレーニングが大事!
面接で「どんな事を聞かれ、どんな事を話すのか?」あらかじめイメージトレーニングをしておくとベストです。面接官は面接を何度も経験していますので、面接対策のハウツー本に書かれているようなテンプレート的な回答では、あなたの素晴らしいキャリアも面接官に印象を残すことが出来ません。
販売職で活躍できる人というのは、決められた接客トークよりお客様が求めることを汲み取り臨機応変に対応できる人です。
例えば、志望動機を伝えるなら、「なぜそのブランドで働きたいのか?」よりも、「なぜ、そこのブランドで無ければだめなのか?」と考えた上で伝えると、相手に与える印象も大きく変わります。
◆どうアピールすれば相手の印象に残る『自己紹介』になるか?
◆どうアピールすれば相手の印象に残る『志望動機』になるか?
◆どうアピールすれば相手の印象に残る『質疑応答』になるか?
上記のように、面接官にあなたを印象づけるには自分の想いをどのように伝えるのがベストなのか?イメージトレーニングを重ねてみてください。
自分だけでなく、第3者にあなたの面接での癖や直すべき箇所についてアドバイスが欲しい場合は、模擬面接や面接前対策を行っている人材紹介会社のコンサルタントに相談してみることも面接をクリアする一つの手段。人材紹介会社を経由している人は面接対策までしっかりサポートしてもらいましょう。
そして、何よりも大切なのは「絶対に受かりたい!」という強い気持ち。あなたのその熱意を上手く伝えられればきっと次のステップが待っているでしょう!
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