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「面接での合格フラグ、面接官のどこを見れば採用・不採用がわかる?」転職Q&A

転職活動中の面接を終えた求職者の多くは、「今の面接は採用だった?不採用だった?」と不安を抱えると思います。今回は、転職について調べたときによく耳にする「合格フラグ」について、ユーザーの方から寄せられた質問に転職コンサルタントが回答します。

初めての転職で、来月に面接を控えています。よく「合格フラグ」という言葉を耳にしますが、本当に面接では合格フラグ・不採用フラグが出るのでしょうか?面接官のどこを見ればわかるのでしょうか。

「合格フラグ」は、面接において必ず出されるものではないので一概には言えません。反対にこんなときは不採用かも…という分かりやすい「不採用フラグ」が出ることがあります。例をいくつか挙げてみましょう。

面接での合格フラグ、面接官のどこを見れば採用・不採用がわかる?

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転職における面接は必ずしも面接官の一存で決めるわけではないため、面接の時間内に100%採用・不採用と判断することは至難の技。ですが、面接で「不採用フラグ」が立ちやすいケースをいくつかご紹介します。

どんなものが「不採用フラグ」?面接でよくあるNGパターンとは

まず、面接時間が“かなり短いとき”は、不採用の可能性が高いと言えるでしょう。10〜20分程度では挨拶と自己紹介程度の情報しか面接官に伝えられません。ごく稀に、外資系ラグジュアリーブランドに5分で決めるという面接官がいたりしますが、これはかなり特殊なケース。ビジュアル重視の販売職の面接であれば、ある程度短い場合がありますが、30分〜1時間程度が一般的な面接時間とされています

しかし、長ければ長いほど合格なのか?といっても、実はそうではないことも。過去に、2時間近く面接をした求職者の方で、「絶対に受かった!」と思っていたら不採用だった…といったことがありました。面接時間が長すぎる場合は、逆に「不採用フラグ」がでている可能性もあるのです。

こんな人は要注意!面接後の自分を見直してみよう

色々な求職者の方の転職サポートをしていると、ある程度「受かる人」と「受からない人」にはパターンがあることが分かります。

例えば面接の後で感想を聞いたとき、「自分が伝えたいことは伝えられました!」と、満足そうにおっしゃる方こそ意外に不採用にというケースがあります。これは、相手が欲しがっている情報を与えずに、自分が伝えたい情報だけ話して満足感ということです。逆に、少し消化不良に終わったくらいの方のほうが採用となるケースが多いです。

特に、営業職など人と話す職種の面接では、面接官との会話のキャッチボールがどれだけ上手くいったかで判断されることが多く、1回ボールを投げたらなかなかボールを返してくれない人は、面接官から見てあまり良い印象ではありません。テンポ良くボールを返してくれないと、相手は話を聞くことすら億劫になってしまい、しまいには「勝手に全部喋っちゃったから聞くことがない」と感じてしまうことも。

また、面接前に一生懸命準備をする人のなかには、話すことをあらかじめ考えすぎてしまい、本当に相手が知りたい質問に上手く答えることができない方もいます。「私はこんなことができます」というアピールは自己PRではありません。例えば満腹のときに「ラーメン食べにいきませんか?」と誘われたら、「今は求めてないのに…」と思うのと同じで、相手の欲しがっているものを汲み取れるかどうかもあなたのビジネススキルとして見られているのです

こんな「合格サイン」がでたら安心?人事担当者の反応

もし面接中に面接官が、自社の魅力について語ったり、入社することのメリットを話し出したら、少しは安心して良いかもしれません。これから不採用通知を出そうという人には、あえてそういった話をすることはないでしょう。少なくとも良い印象を与えられたと思ってください。また、面接の途中で「上司を呼んでくるのでちょっと待っててくださいね」と言って上長を呼びに行ったりする場合も、あなたが“紹介したいに価する人物”であることを物語っています。

あとは、単純なことですが面接官に笑顔が多かったり、面接と関係ない話で盛り上がったりしたなら、きっと好印象を持ってもらっているということ。自信を持って欲しいですね。

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あくまでも「合格・不採用フラグ」は目安。正式な内定通知が出るまで安心しないで!

最後に、求職者の方にアドバイスしたいのは、あくまでもフラグは目安でしかないということです。近頃は昔のように興味がなければ即お断りというような面接官はいなくなり、面接に来る候補者も会社の大切な「お客様」として対応することが増えました。そのため、合格かも?とご自身が思っても不採用だったり、うまくいかなかった面接が採用となったり、目安が昔よりも分かりづらくなっているのも確かです。

さらに、口頭で「採用」と言われても、急に会社の状況が変わり、ポジションがなくなってしまうケースもあるので、正式な内定通知書が出て契約を結ぶまで安心しないことをおすすめします

面接官の合格サインを見極めるよりも、いかに面接で相手のことを考えた会話ができるかどうかが大切なステップ。頑張ってくださいね!

今回お話を聞かせてくれた転職コンサルタント
エーバルーンコンサルティング
シニアコンサルタント 吉田 直哉さん
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Interview&Text:Mio Takahashi(Fashion HR)

 

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