アーティスティック・ディレクターのニコラ・フォルミケッティが手がける「DIESEL(ディーゼル)」2017秋冬プレコレクションは若者が反旗を翻し消費主義が敬遠された、90年代のシアトルに立ち返る。
FALL WINTER 2017 PREVIEW COLLECTION
フランネル素材を取り入れたスタイルや、格子柄のダメージデニムを重ね着し、カレッジのスポーツチームスタ イルにインスパイアされたバーシティー・ファッションをアイロニーに着こなすのが当時のスタイル。フォークからグランジの音楽フェスティバルやロックコンサートにインスピレーションを得て、フリンジのスエ ードやボリュームスリーブのブラウス、デニムアイテムを展開。
ゆったりとしたシルエットのクロップド丈 ジーンズ、刺繍を施したデニムのジャンプスーツやジャケットに、ストライプのディテールなど、バーシティの インスピレーションが強く存在感を放つ一方、メンズのアイロニックなキャットプリントや、エレガントなフロ ーラルプリントがオールブラックのルックをソフトにまとめる。
ウィメンズのシルエットはなめらかでミニマル。メンズはクロップドパンツとスキニーのブラックジーンズでシンプルに。ジッパーとポスタープリントがクラシックなバイカージャケットとサテンのボンバージャケットを陽気に演出する。
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