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人気職種、「PR/プレス」の履歴書をのぞき見!ファッション業界転職ウラ話

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ファッション業界で高い人気を誇る花形職種、「PR/プレス」。Fashion HRの求人検索ワードでも常に上位にランクインしています。では、このPR/プレス職にはどんな人が向いていて、どうすれば有名ブランドのPRの座に就くことができるのでしょうか?転職コンサルタントがこれまで多数会ってきた求職者の履歴書を参考に、紐解いていきます。

ファッション転職市場の狭き門?PR/プレス職になるためには

PRは他業種からも転職を希望される方が多い、花形と言える職種です。転職市場も活発で、外資系のラグジュアリーブランドなどでは、数年タームで別ブランドへと転職をされる方が多く見受けられます。しかし、どの企業もある程度の経験者を求める傾向が多く、全くの未経験ではなかなか就くことが難しいのが現状です。そのため必然と、PR職への入り口は狭き門となります。

では、現在第一線で活躍をしている国内外有名ブランドのPR/プレスである彼らはどのようにして現職に就くことができたのでしょうか?「PR/プレスになるには?」というユーザーの方の疑問に、長年のコンサルタント経験の中で出会った、プレスの方の履歴書を明らかにします!

1. ラグジュアリーブランドPRのアシスタントマネージャーAさん

大学在籍時にラグジュアリーブランドでインターンを経験。その際の活躍が認められて、大学を卒業と共にインターンをしたラグジュアリーブランドにPRアシスタントとして入社。現在はアシスタントマネージャーとして活躍中。

2. ラグジュアリーブランドPRマネージャーKさん

新卒で広告代理店へと就職。数年の経験をへて、元々クライアントであったラグジュアリーブランドからの誘いを受けて、入社。広告代理店での経験を生かして、広告/PRの両方を担当するマーケティング部のマネージャーをつとめている。

3. ラグジュアリー大手企業PRマネージャーTさん

新卒で国内大手ファッションブランドへと入社し、販売職を経験。社内異動で以前より希望していたプレスの部署へと配属。同社でPRを5年経験後、ラグジュアリーブランドへの転職を目指して転職活動開始。ラグジュアリー大手企業のPRマネージャーとして転職。

4. ラグジュアリーブランドPRのEさん

大学を卒業後、国内ファッションブランドへショップスタッフとして就職。2年勤務の後、退職。その後2年間の語学留学を経て、大手アタッシュドプレスへ就職し、3年間PRアシスタントを担当。その後、現在のラグジュアリーブランドへPRとして転職。

5. 外資系ラグジュアリーブランドPRマネージャーEさん

国内の大学を卒業後、海外の有名ファッション大学へと留学。ファッションビジネス、マーケティングを学ぶ。卒業後帰国し、インポートブランドにPRとして就職。その後、外資系ラグジュアリーブランドへと転職し、PRマネージャーを担当。

6. 外資系大手ラグジュアリーブランドPRマネージャーFさん

幼少時代に英語圏での海外生活経験を持つ帰国子女。国内の大学を卒業後、大手メーカーに就職し、PRを経験。数年後、現在の外資系大手ラグジュアリーブランドへと転職し、PRマネージャーとして活躍中。

7. 外資系大手ラグジュアリーブランドPRアシスタントマネージャー Gさん

国内の大学を卒業後、外資系化粧品企業に就職し、マーケティング部で活躍。5年後、外資系大手ラグジュアリーブランドへPRアシスタントマネージャーとして転職。現職。

8. 大手セレクトショップのプレス部Hさん

海外の大学を卒業後、国内大手セレクトショップへとショップスタッフとして入社。店頭で3年間活躍したのち、異動の希望を提出し、希望していたプレス部へ配属。現在に至る。

9. インポートブランドPRのIさん

大学を卒業後、大手機械メーカーへ就職するが、PRへの憧れを捨てきれず1年ほどで退職し、知人の紹介でPRエージェンシーへ転職。5年勤めた後、インポートブランドのPRとして転職。

10. 外資系ラグジュアリーブランドPRのJさん

大学を卒業後、音楽関係の企業にてマーケティング職に従事。4年後、ファッション関係の職へ就きたいと一元発起し、外資系ラグジュアリーブランドのPRとして転職。その後、数社の外資系ラグジュアリーブランドを渡り歩き、現在PR職10年目。

11. 外資系ラグジュアリーブランドPRのKさん

国内の大学を卒業後、海外の名門大学院へと留学。MBAを取得。帰国後、留学時代の知人の紹介もあり外資系ラグジュアリーブランドのPRとして就職。現在に至る。

12. ラグジュアリーブランドPRの Lさん

日本の大学を卒業後、新卒で国内大手航空会社に入社。国際線のキャビンアテンダントとして5年間勤務。その後、ラグジュアリーブランドのPRへと転職。キャビンアテンダント時代に養った語学力とコミュニケーション力を生かして活躍中。

13. 外資系ブランドPRのMさん

高校卒業後、海外へ留学。その間、日本人客も多く訪れるセレクトショップでアルバイトを経験。活躍が認められ、そのままアルバイトをしていたセレクトショップに入社。バイイングやPRなども担当するようになる。その後、諸事情により帰国することになるが、転職先を探していたところ、勤めていたセレクトショップオーナーの紹介もあり、外資系のブランドでPRとして就職。

14. 外資系ラグジュアリーブランドPRのNさん

海外の大学を卒業後、帰国。高い倍率を突破し、新卒で外資系ラグジュアリーブランドへ入社。1年間店頭で販売を経験した後、PRアシスタントとして活躍中。

語学力が欠かせないPRのお仕事。販売職からの転職も可能性はあり?

いかがでしたでしょうか?外資系のラグジュアリーブランドなどでは本国の担当者とのやり取りや海外出張などが日常的に行なわれるため、語学力が必須です。そして、PRの人には海外留学経験者が多いことも特徴です。

また、PR未経験でもインターンで経験を積むことや、マーケティング職の経験などが役立つことも多いです。下記データのように、必ずしも販売経験は必須ではありませんが、販売職から希望を出し、PRに昇進される方もいらっしゃいます

フリーのPRコンサルタントとして活躍する道もある

狭き門と言われるPR/プレス職ですが、必ずどこかに突破口があるはずです。現在フリーランスのPRコンサルタントとして活躍中の、大上敦史さんは未経験からPRの職に就き、ディーゼル、D&G、ヴェルサーチでのPR経験を経て、その後独立。現在はファッション&ライフスタイルプロデューサーとしても数多くのプロデュースアイテムを発表し、TV、ラジオ、イベント、雑誌などでも幅広く活躍されています。彼とお話させていただいても感じるのは「ポジティブ力」と「コミュニケーション力」の高さ。毎日多くの方にお会いし、ブランドの魅力を伝えなければならないPRには欠かせないスキルです。

PRコンサルタント大上敦士さんの著書「9割は自信があればうまくいく」

9割は自信があればうまくいく

上記で触れた、PRコンサルタントの大上敦史さんの著書。ディーゼル、D&G、ヴェルサーチといった一流ブランドのPRを歴任した著者が教える、苦手意識を自信や成長のきっかけに変えるノウハウ、自信をとり戻す技術など、あなたを輝かせる1冊。狭き門であるPR職の募集、どうやったらPRになれるのか?PRになるために必要なこと、スキル、面接での対策なども詳しく述べています。

http://www.kadokawa.co.jp/product/321304000007/

ATSUSHIさんの日常が垣間見れる、ブログはこちら
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