希望する職種への転職が決まらず、面接も上手くいかない…、転職活動をしているとなかなか思い通りに進まないことに焦り、ネガティブな気持ちになってしまいがち。落ち込めば落ち込むほど自信が無くなり、本来の自分の良さまで見失ってしまう経験をしたことはありませんか?
ネガティブな気持ちのまま転職活動を進めても、きっと上手くいきません。そんな時は焦らず一歩立ち止まり、ポジティブな気持ちに切り替えてみてはいかがでしょう。
ちょっとした心がけでできる、ポジティブシンキングの方法をご紹介します。
1.ネガティブな感情に気付く
人によって性格も様々なので、落ち込むポイントや考えすぎてしまう癖も多種多様。
まずは、自分の心のクセを知ってネガティブにとらえてしまいがちな思考の動きをチェックしてみましょう。上手くいかない時にイライラしたり、マイナス思考になる自分の“感情の癖”を知ることでポジティブシンキングに変えていけるのです。
ネガティブな人に多い口グセとは?
- 「無理」・・・・・「私には無理」「あの人には無理だと思う」
- 「どうせ」・・・・「どうせ自分なんて」「どうせ無理だろう」
- 「だって」・・・・「だって私は〜〜」
- 「大変」・・・・・「いつも大変な思いばかりしている」
- 「難しい」・・・・「自分には難しいと思う」
2.他人と比べない
転職活動で多いのが他人と比べてしまうこと。年収や、職場環境、役職など人によって違うもので比べ、焦るのは勿体ないことです。人にはそれぞれのキャリアがあるからこそ転職先も異なります。人と比べるのではなく「自分に出来ること、自分にしかできないこととは何か?」を考えて気にせずに前を向きましょう。
また、SNSに過剰に依存することもよくありません。他の人の充実したキャリアを羨ましがったり、余計な感情を抱かないためにもSNSから距離を置いてみるのもひとつの手段です。
3.自己肯定のクセをつける
完璧主義の人は理想が高く、それに至らなかった自分を責める傾向があります。甘えることが良くないことだと決めつけてしまうのも、自分を追い込む良くない癖。
ネガティブな考えを持ってしまう方は、日頃からポジティブに変える癖をつけてみることをお勧めします。
言葉をポジティブな言葉に変えてみよう!
- 自己主張が強い・・リーダーシップがある。
- 優柔不断・・・・・じっくりと物事を考えられる。
- 人見知り・・・・・気配りができる。
- 飽きやすい・・・・好奇心旺盛。
- 計画性がない・・・行動力がある。
4.ひとつのことに集中する時間をつくる
人は一度ネガティブに考え始めてしまうと、どんどん小さな不安や不満が募ってしまいがち。ひとつのことに思いっきり集中すると、そういった雑念が消えて心がクリアになってきます。
行き詰まったらドライブやウォーキングに繰り出す、大好きな音楽を聴く、スポーツ観戦に行く、読たかった本を読む、ワークアウトに勤しむなど、好きなことに思いっきり打ち込んでみてはいかがでしょう。
5.自分の“小さな成功”を褒めてあげる
転職活動における成功とはもちろん転職先の決定ですが、それだけを成功としていては、採用が決まるまでやる気をキープできない方も多いのではないでしょうか?転職活動の過程で、少しずつ課題をクリアし成長する自分に気づき、小さな成功を喜び褒めてあげることがポジティブシンキングにつながります。
6.メンターを見つける
あなたには、メンターという存在はいますか?昔の同僚や、同業の仲間、友人や家族など、どのネットワークでもいいので、行き詰まった時や落ち込んだ時に救ってくれるメンターを見つけておくことは重要です。一緒になって落ち込んでしまったり、ネガティブなことしか言わない人との関わりを断つこともポジティブシンキングの近道。
7.見返りは求めない
相手となる存在に見返りを求めてしまうと、辛くなってしまうこともあると思います。「こんなに◯◯したのに……!」「こうしたらきっと見返りがあるだろう」といった、あからさまにギブアンドテイクの姿勢でいると、帰ってこなかった時に落ち込んでしまうもの。日頃から、“ギブアンドギブ”の精神でいることが、ポジティブでいられる秘訣です。
いかがでしたか?なかなか内定がもらえなくて、行き詰まってしまったら、少し足を止めてみることも転職活動を上手く乗り切るコツ。ぜひ、転職活動中の方はポジティブシンキングを心がけ、より前向きな気持ちで頑張ってくださいね!