Fashion HRでも安定の人気を誇る外資系ラグジュアリーブランドの求人。今回は、ファッションに特化した人材紹介会社「エーバルーンコンサルティング」の池松さんが、特に人気の外資系ラグジュアリーブランドをユニークに「野球の打順」に例えてご紹介してくださいました。これをご覧頂いてもわかるように、各ブランドによって企業の特徴はさまざまです。是非、転職先選びのご参考にしてみてください!
転職先として人気を誇る外資系ラグジュアリーブランドで打順を組んでみた
依然として、転職先として高い人気を誇る外資系ラグジュアリーブランド。中でも求職者に人気のブランドをピックアップして、野球の打順に例えてみました。
あまり野球に詳しくない方にはわかりにくいかもしれませんが……この打順は長い転職エージェントの経験を通して培った、求職者のみなさまからのヒアリングを基にして、各ブランドの社風や福利厚生などを考慮し、独断と偏見で決めさせていただきました。ご参考までに、お読みいただければと思います。
1.(遊) | LOUIS VUITTON |
---|---|
2.(ニ) | COACH |
3.(三) | CHANEL |
4.(一) | HERMES |
5.(中) | Van Cleef & Arpels |
6.(左) | Valentino |
7.(右) | GIVENCHEY |
8.(捕) | GIORGIO ARMANI |
9.(投) | CELINE |
では、各打者のラインアップ、特徴を見ていきましょう!
1.(遊)LOUIS VUITTON
攻・走・守がそろっている1番ショート!
強力な組織基盤、社員の雇用環境、ブランド力、商品の質など、日本国内で展開している外資系ラグジュアリーブランドを引っ張るリードオフマン的な存在である。
2.(ニ)COACH
堅実な守りの2番セカンド!
数字への意識の高さ、企業スピードの速さ、そして戦略的なビジネス運営は、さすがアメリカ系企業。ファッション+ビジネスであれば右にでる企業はいないのではないだろうか。
3.(三)CHANEL
伝説の3番サード!
最高級の質を保つために、むやみに店舗数を増やすことをしない経営姿勢。サービスのクオリティを追及し、人の研修やカスタマーサービス向上には、投資を惜しまない業界のトップブランド。
4.(一)HERMES
三冠王。4番ファースト!
求人の希少性、離職率の低さ、従業員の満足度は業界トップクラス。ブランド力、商品力はもちろんのこと、長期的、且つ安定的な雇用を支える人事システムも、この企業の優れた特徴である。
5.(中)Van Cleef & Arpels
絶好調のセンター5番!
成長し続ける宝飾有力ブランド。所属をするリシュモングループ内にて、数年で確固たる地位を確立。社員の能力アップを支える教育制度が充実しており、社員個々の能力が高い。
6.(左)Valentino
ベテラン復活。6番レフト!
日本では伸び悩んでいたブランドだが、全世界的に近年売上が好調に推移。人気に爆発の兆しが予感される歴史あるイタリアブランド。売上アップに伴う新たな雇用創出に期待。
7.(右)GIVENCHY
期待の新人。ライト7番!
日本では長年、輸入代理店としてサードカルチャーが販売をしていたが、LVMH所属ブランドとして日本再上陸。業界にもジバンシィファンは多く、現在もっとも旬な注目就職先企業である。
8.(捕)GIORGIO ARMANI
安定感バツグンのキャッチャー8番!
従業員満足度が高く、福利厚生も充実。企業としてのバランスがよく、人材紹介会社からの評価も高い安定感あるトップブランド。
9.(投)CELINE
人気のピッチャー。9番!
これからのエースとして期待される業績好調の大人気ブランド。ビジネスも拡大傾向にあり、今は好機的なタイミングである。
このように、一口に「外資系ラグジュアリーブランド」といっても、各ブランドによって、またブランドの所属するコングロマリット(LOUIS VUITTON、Dior、GIVENCHYなどが所属するLVMHグループや、Cartier、Chloe、Van Cleef & Arpelsなどが所属するリシュモングループ、GUCCI、SAINT LAURENTなどが所属するケリンググループなど)によっても、社風が異なります。「社員教育がしっかりしている」「福利厚生が充実している」「長く働ける環境である」「成長を続けている企業である」など、ご自身が転職先企業に求める条件と照らしあわせて、この打順を参考にしてみてください!
今回お話を聞かせてくれた転職コンサルタント
エーバルーンコンサルティング
代表取締役 池松 孝志さん