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ファッション業界で活かせる資格

今の状況からのキャリアアップを考えた時に「経験はあるけれど、その経験を裏付けるにはどうしたらよいのだろう?」「何か資格を取っておいたほうが良いのかな…?」など考える方は多いのではないでしょうか?資格試験としては、英語のスキルを証明するTOEICなどが一般的ですが、今回はファッション業界のアパレル販売職で活かすことのできる資格についてのコラムをお届けします。

今回お話を聞かせてくれた転職コンサルタント
インター・ベル
代表取締役社長 田中 克典さん
自分のキャリアアップの為に、何か資格を取りたい!と考える方は業界に関わらずたくさんいます。ファッション業界ももちろんそうだと思いますが、ではアパレル販売職に活かせる資格とはどんなものがあるのでしょうか? 

販売士検定、色彩検定、カラーコーディネーター検定、TOEICなどで、あなたの知識とスキルを証明する

それぞれの資格の特性は、大きく”知識とスキル”に分けられるかと思います。資格はその”知識とスキル”をあなたが身につけていることを証明してくれるもの。アパレルに限らず流通業全般の知識を網羅する「販売士検定」、色に関する知識の「色彩検定」や「カラーコーディネーター検定」。最近は販売職であっても英会話のスキルを求められることも多いので、TOEIC700~800点以上というのも立派なスキルになるのではないでしょうか。

アパレル販売に特化している資格があるわけではないのですが、では何をもって「一人前の販売スタッフ」「優秀な店長」といえるのでしょうか?判断基準はさまざまだと思いますが、私もこれまでファッション業界に携わってきた経験の中で、少なからず「売れる販売スタッフ」や「できる店長」には、必ず身に付けていくべき知識やスキルがあると考えてきました。そこで「アパレル販売職に特化した資格を作りたい!」と思って作ったのが弊社独自の販売力検定「ベル販売検定」です。

独自の販売力検定「ベル販売検定」をスタート

2007年の3月からスタートしたこの「ベル販売検定」は、実際に現場で販売職として活躍してきた方から、デキるアパレル販売スタッフや店長になるために、どんな知識やスキルが必要かを聴き出し、それらを体系化。知識習得やスキルアップの為の研修と、そのことが身に付いているかを判定する試験とを組み合わせて行っています。

研修は2か月に1回、集合研修形式で講義とロールプレイングを交え、すぐに現場で実践できる内容を意識して行っています。そして年に1度学んできたことが実践できるか、身に付いているかを試験します。試験はロールプレイング、筆記試験、面接、上司評価、実績評価の5軸から評価し、8割以上の得点で次のランクに上がることができます。

7級 販売職初心者
6級 できる販売スタッフ
5級 販売スペシャリスト、サブ店長
4級 店長初心者
3級 できる店長
2級 コンサルタント
1級 トレーナー、スーパーバイザー

さらに昨今のグローバル化に合わせて、英語によるベル販売検定も行っています。オンライン英会話の「レアジョブ」で接客英会話を学んでもらい、その成果をロープレイング形式で試験します。合格した人にはベル販売検定の級に「+(プラス)」が付くようになっています。

「ベル販売検定3級+」を取得すれば「英語で接客可能なできる店長」を証明することになります。どこに行っても通用する店長で、スタッフの育成にも定評があり、店頭の数字もしっかり取れる上に、英会話での接客もできる、となるわけです。

今のところ弊社社内を中心に行っている検定ですが、今後はファッション業界・アパレル業界全体に広げていく予定です。こういったアパレル販売職を視覚化、資格化することにより、アパレル販売に携わる皆様が正しく、公平に評価され、お店でより良いパフォーマンスを発揮して、アパレル業界全体が成長していくことに繋がればと思っています。

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