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シワやたるみも隠せる人工皮膚!?美容業界にイノベーションを起こす最新テクノロジー

急速なテクノロジーの普及により、あらゆる分野の市場構造が組み換えられている現代。
美容業界にも、従来の常識を覆すような最新技術が次々と取り入れられています。そこで今回は、美容業界の次世代のカギを握る、美容×テクノロジーの進化をまとめました。

自然な極薄膜をつくる「ファインファイバー」技術
花王株式会社

まずご紹介したいのが、2018年に花王が開発を発表した「ファインファイバー技術」。繊維を肌に直接吹き付け、極薄膜をつくる技術です。この技術が実用化されることで、身体中のさまざまな部位に軽くてやわらかい膜を作ることが可能になります。

この膜は化粧品の保持や均一化にとても優れているので、メイク崩れを気にすることなく長時間過ごすことができます。水蒸気を通すので、肌を完全に閉塞せずに適度な透湿性を保つ効果もあります。

このファインファイバー技術をさまざまなものと組み合わせることで、美容業界や治療領域などでの新たな提案が期待できそうです。

花王が開発した「ファインファイバー技術」

 

塗るだけで人工皮膚になる「セカンドスキン」技術
資生堂

資生堂の特許技術である「セカンドスキン」は、その名の通り最新の人工皮膚です。ポリマーベースのクリームの上に、専用の乳液を重ね塗りすることで、肌とピッタリ一体化。気になるお肌の凸凹を修正したり、シワやたるみを隠したりしてくれます。美容成分を肌に閉じ込めるのにも優れており、成分を保ったまま肌に留めておいてくれます。

今までは肌の中に成分を浸透させ、内側から肌を健康的に導くことがスキンケアの主流でしたが、「セカンドスキン」のように外側にバリアをつくって外部環境から守るという、まったく新しいアプローチが、今後注目されていくかもしれません。

“肌の若返り”に近づく、新規有用成分「ステムラン173」を開発
資生堂

肌の表皮と真皮の間に存在する「ラミニン511」。このラミニン511が、肌の再生力の要である表皮幹細胞の維持に重要であることを、世界で初めて資生堂が発見しました。

紫外線や加齢によってラミニン511が減少することを発見した資生堂は、12年の歳月をかけて「ステムラン173」という新規有用成分を開発。ラミニン511の分解を抑制する新規有用成分であり、明らかな肌質改善効果があることが確認されています。

ステムラン173は、今後スキンケア製品へ応用されていく予定とのこと。ステムラン173によって肌の若返りを実感できる日は、そう遠くないのかもしれません。

「ステムラン173」による肌質改善効果

 

“印刷して貼るメイク”「メイクアップシート」
パナソニック

SNSで話題になったのも記憶に新しい、“印刷して貼るメイク”こと「メイクアップシート」。長年、印刷技術を研究してきたパナソニックが開発しました。ユーザーの肌状態を分析し、その結果をもとに作成したシートを専用プリンタで印刷、それをそのまま肌に貼るだけで、シミ・シワ・毛穴を自然に隠せるという新技術です。

シートは非常に薄く、個々人の肌の色に合わせて作られているため、貼っていることに気付かないほど自然な仕上がりになります。あざも隠すことができるので、今後医療向けの活用も期待されています。

今後化粧品メーカーと提携し、国内や海外に売り出す計画が早くも進められているのだそう。メイクに時間がかからなくなるうえに、肌への悪影響もないこの新技術。メイクアップや医療業界を一新するかもしれません。

ARで気軽にヘアカラーを試せる「スタイルマイヘアー」
ロレアルプロフェッショナル

「ロレアルプロフェッショナル」が提供する自社アプリ「スタイルマイヘアー」では、最新のAR技術を用いた、ヘアカラーのシミュレーションが可能です。

この「スタイル マイ ヘアー」では単に髪の色を変えるだけではなく、個々の頭の形や元の髪の色、さらには髪のテクスチャーまでを詳細まで分析し、それらのデータに基づいたカラーの映え方を忠実に再現するのだそう。限りなく現実に近いAR技術を導入することにより実現した、最新のサービスです。

実際に染める前にイメージをつけられるという、まさに「かゆい部分に手が届く」最新技術。今後、美容室などプロの現場でも積極的に導入されていく予定です。

次世代のスキンケア体験「フューチャーX スマート ストア バイ SK-II」
SK-II

SK-IIが提供する「フューチャーX スマート ストア バイ SK-II」は、次世代のスキンケア体験ができる次世代型ストア。顔認証技術やAIといった最新技術と、SK-II独自のスキンケア研究の組み合わせによって実現しました。過去には東京をはじめ、ラスベガスや上海、シンガポールなどでも開催されています。

ここで体験できるのは、個々にパーソナライズされたスキンケア体験。最新マシン「スキンスキャン」では、鏡の前に座るだけで肌状態を測定。マシンが直接肌に触れることなく、簡単に測定が可能です。「スマートビューティーウォール」では自動で顔を読み取り、それぞれの肌分析結果とスキンケアアドバイスを表示します。

パーソナライズされたスキンケア体験が今までよりもスマートに行えるとあって、今後需要はさらに増えていきそうですね。

鏡の前に座るだけで肌状態を測定可能な「スキンスキャン」

ビューティーテック元年と呼ばれた2018年。「美容」と「テクノロジー」は今まで以上に融合が進み、時代の新たなトレンドになりつつあります。「こうだから」と従来の発想にとらわれず、柔軟な発想やアイディアが新たな時代を作っていくのかもしれません。今後の「美容×テクノロジー」にますます期待です。
 

Interview&Text:Tomoka nakano(RhythBiz)

 

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