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日本発のバーチャルインスタグラマーも登場!ファッション業界で成功するインフルエンサー戦略

ブランドの知名度を拡大して人気を獲得し、売上げの実績へとつなげていくかは、アパレルブランドにとって永遠の課題です。雑誌に代わり、ソーシャルメディアが巨大なマスメディアへと変化したいまの時代、「インフルエンサー」の存在を活用しているブランドも増えています。
そこで今回はファッション業界において、インフルエンサー活用に成功しているブランドの事例をいくつかご紹介します。

そもそも「インフルエンサー」って?

InstagramやTwitterなど、主にSNS上で多くのフォロワーを抱え、その発信内容が多くの人に影響を与える存在のことを「インフルエンサー」と言います。人気のタレントや女優、アーティストやモデルなどのほか、純粋に写真の美しさや発信内容の面白さで知名度を高め、人気を獲得していった一般人=匿名の個人もいます。

最近の傾向として、消費者は検索エンジンを利用してアイテムを探すことをせず、フォローしているTwitterやInstagramのユーザーから情報を得る行動が強まっています。その理由として、ひとつはインフルエンサー本人の趣味嗜好やライフスタイルそのものに、共感を抱いていること。また、イメージを重視する広告とは違い、よりリアルなコーディネートが見られることなどが挙げられます。

「インフルエンサーマーケティング」とは

これらの理由から、さまざまなファッションブランドが人気のインフルエンサーに協力を依頼し、商品を実際に着用してもらい、そのプロセスなどを画像や動画でアップ。彼らのファンや支持層に訴えかけて拡散を狙い、新たな顧客を開拓する手法「インフルエンサーマーケティング」をとっています。

この方法のメリットは「30代の働く女性に支持されているスタイリスト」など、特定のコミュニティに対して影響の強いインフルエンサーを起用することで、情報を効率よくターゲットに届けることができること。「シェア」や「いいね」によって拡散が期待できること。また、インフルエンサーが、ターゲットに対して共感を生みだすことで口コミの質がアップしたり、よりブランドに愛着を高めやすくなったり効果が狙える点にあります。

インフルエンサーの活用事例として、以下のようなブランドがあります。

GAP

 

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When I find my perfect outfit, my day is made. #gapmalaysia #doyou #OhzooeyxGap 📸: @lightshowphotography

Zooey Teo | 趙思丽さん(@ohzooey)がシェアした投稿 –

2012~2016年までの約4年間「スタイルドバイキャンペーン」として、世界各国のインフルエンサーを集め、『GAP』を着用したワードローブのファッションスナップを投稿してもらった事例。インフルエンサーのスタイルになじむ形で、アイテムをコーディネートに取り入れてもらう手法はもっともベーシックなインフルエンサーマーケティングです。

 

ZOZOTOWN


『ZOZOTOWN』は、自社で運営するファッション系SNS「WEAR」とも連動し、インフルエンサーを積極的に活用しています。そのひとりが、Instagramのフォロワー数1,300万人という圧倒的知名度を誇るモデルの近藤千尋さん。Instagram内で着用されているコーディネートと同じ写真が「WEAR」にもあり、そちらから商品が購入できるようになっています。あえてInstagram側に動線を作らなくても、彼女のファンなら両方チェックしていることを意識した手法です。

 

RALPH LAUREN

 

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The #RL50 front row: @CamilleCharriere, @CaroDaur, @GalaGonzalez, @MargoAndMe, @BlaireEadieBee, @LeonieHanne, @Negin_Mirsalehi, and @CamilaCoelho. . #RalphLauren #NYFW

Ralph Laurenさん(@ralphlauren)がシェアした投稿 –

歴史のあるブランドもSNSを使ったマーケティングに成功しています。その筆頭が『RALPH LAUREN』。2019年春夏NYFW(ニューヨーク・ファッション・ウィーク)では、他参加ブランドを引き離し、最多のSNSのエンゲージメントを獲得。ヒラリー・クリントンやアナ・ウィンターなどの著名人や国内外の人気ブロガーを招いた華やかな世界観を贅沢な写真でたっぷりと見せることで、フォロワーの増加やタグ付けを誘発、ブランドの影響力を拡散させています。

 

ついに「デジタルインフルエンサー」も登場!!

社会に影響を与えるインフルエンサーがエディターからブロガーに、ブロガーからインスタグラマーにと移り変わってきた。そして現在、話題となっているのが「デジタルインフルエンサー」。いわゆる実際には存在しない、CGで作られた架空のインフルエンサーのことです。

たとえばその代表が日本発のバーチャルインスタグラマー、imma.gramです。

2018年7月からアカウントが開設され、2019年1月現在のフォロワー数は約27万人。実写で撮影した身体にCGの顔を合成して作られており、1月発売の雑誌『CGWORLD』では“ヴァーチャルモデル”として、表紙にも起用されました。

 

また、デジタルインフルエンサーの先駆けとも言える存在が、ロサンゼルス発のバーチャルインスタグラマー、ミクエラ・ソウザです。

コンピュータで制作された架空の人物ながら、のスタイリッシュな着こなしが話題を呼び、Instagramの投稿では『PRADA』や『CHANEL』などのハイブランドから、『UGG』や『SUPREME』などのカジュアルスタイルまでさまざまなコーディネートを見せています。

 

 

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Showing the world my “Resting Worried About The Future And Hoping You’ll Vote If You Haven’t Already K Love You” Face.

*~ MIQUELA ~*さん(@lilmiquela)がシェアした投稿 –


ロサンゼルス在住の19歳で、ブラジルとスペインのハーフ。Instagramのアカウントネームはリル・ミケーラ、と人物設定もリアル。実在するインフルエンサーたちとファッションイベントに参加している投稿もあり、本当に実在する人物のようです。

SNSを舞台としたデジタルマーケティングの手法は、驚くべきスピードで日々移り変わっていきます。会議で検討している間にタイミングを逃した……なんてことのないように、細心の情報をキャッチアップしながら、消費者の共感や遊び心を刺激する、自分たちらしいコンテンツを見つけていきましょう!

 

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