SNSやECサイト、ブログが巨大な無料メディアとなった現在は、トレンドをキャッチアップする場も雑誌からデジタルメディアへとシフトしてきています。“今”の空気が時差なく手に入るのがその魅力。しかし一方で、ウェブ上にあふれる情報は膨大。日頃から信頼できるメディアをチェックしておくことが大切です。
そんなファッションメディアの代表と言えば『WWD』(https://www.wwdjapan.com/)や『ファッションプレス』(https://www.fashion-press.net/)が挙げられますが、今回はそのほかにもファッション業界人の良きアンテナとして活用できる、注目のサイトをご紹介します。
様々な角度からファッションへの学びを深める
FASHION STUDIES(ファッションスタディーズ)
fashionstudies.org/
「ファッションをつくる、着る、考える、を掘り下げる」をコンセプトにしたウェブマガジン。つくり手の姿が見える丁寧なインタビューや、コレクションについての解説や論考、ファッションの抱える問題についての問題提起など、単なる新情報の発信とは一線を画した読みごたえのあるコンテンツが充実。知的好奇心を刺激しながら、様々な側面からファッションへの学びを深めることができます。また、ファッションを題材としたオリジナル講座も積極的に開催しています。
ファッションテックの最新動向を知りたいなら
DiFa(ディーファ)
www.difa.me/
日本で初めて「デジタルテクノロジー×ファッション」に特化したウェブメディア。SNSでの新しいムーブメントから最新のデジタルガジェットまで、世界各国から届くデジタル×ファッションカルチャーの情報をいち早く知ることができます。現在注目を集める“ファッションテック”の今後の動向を知るのに役立つサイトです。
ミレニアム世代のクリエイターに送るファッションメディア
F-MAGAZINE(エフマガジン)
2018年12月よりファッションメディア『FUKROO』と統合、新生『F-MAGAZINE』として再スタートを切ったばかりです。ファッション、アート、カルチャー、エンターテインメントの4カテゴリーを軸に、ミレニアル世代のクリエイターを刺激するニュースやコラム、インタビューコンテンツを発信しています。
ビジネスにも役立つ幅広い国内外のファッション情報を発信
THE FASHION POST(ザ・ファッションポスト)
fashionpost.jp/
東京をベースに国内外のファッションを追いかけ、日本だけでなく海外にも情報を発信するバイリンガル・ファッション&ライフスタイルジャーナルです。写真と動画を用いた美しいビジュアルワークは見応え十分。トレンドだけでなく、マーケティングやファションキャピタルの情報など、クリエイティブだけでなくビジネスの視点からの情報も充実しているのが特徴です。
Z世代女子の関心をつかむファッショントレンドをキャッチ
RiLi.tokyo(リリ)
rili.tokyo/
インスタグラマーの投稿から分析したトレンドを、雑誌のように伝えるウェブメディア。10代~20代前半のZ世代女子をターゲットに流行のキーワードをキュレーションし、インスタグラム上でも公開しています。流行アイテムの写真だけでなく、解説やお手本コーディネートなども掲載、リアルタイムでキャッチした流行を取り入れたECサイトも運営。若年層の価値観や関心を学ぶのに役立つサイトです。
販売員の豊かな未来を創造する販売員のためのメディア
Topseller.Style(トプセラ)
topseller.style/
現役のアパレル販売員が、同じ販売員の抱える「悩み」を解決して将来不安を取り除くことを目指した、販売員の「新しい未来」を創造する情報発信サイトです。販売コンサルタントや広報アドバイザーなどの専門家を執筆陣に迎え、マネジメントやPR、VMDなど販売員の仕事に付きものの様々な悩みに対する役立つコンテンツを提供しています。
ファッション業界を目指す人、キャリアアップを図りたい人は、トレンドの変化に敏感でなければいけません。当然このHR TALKSも含めて、これらのファッションメディアを日頃からチェックしておくことをおすすめします。