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憧れのアパレル業界で正社員にキャリアップしたい人に知ってほしい「きほんのき」

アパレル業界で正社員として働きたい――。そんなあなたにぜひ活用していただきたいのが、正社員として働くチャンスが得られる「正社員登用制度」です。今回は、どうしたらこの正社員登用の制度を利用できるのかなど、アルバイトや契約社員からのキャリアアップを考え中の方、転職を検討の方に、知っておいてほしい基礎知識をご紹介します。

正社員登用の制度でアルバイトから正社員へ

アルバイト求人が目立つアパレル業界のお仕事。はじめから正社員として就職するのは簡単なことではありません。そこで利用したいのが正社員登用制度です。

正社員登用制度とは、アルバイト・パートや契約社員などの雇用形態から、正社員へと雇用形態を変更できる制度のこと。この制度が整備されている企業であれば、正社員へとキャリアアップできるチャンスがあります。

正社員登用制度がある企業は、求人募集の要項に「正社員登用あり」「正社員登用制度あり」などと記載するケースがほとんどです。そのため、アルバイトからの正社員登用を狙うなら、この記載がある求人募集へと応募することをおすすめします。

しかし、この正社員登用制度を整備している企業でも、必ず正社員になれるわけではありません。正社員登用制度を掲げる企業の中には、これまでに正社員登用した実績が、一切ない企業もあるのです。

実際のところ、正社員登用制度の実態は企業によって大きく違います。ある企業は、一定期間勤めれば自動的に正社員へと登用されます。また、ある企業では、人事の決定権を持つ者の裁量に任される、日和見な制度が運用されていました。

もし、あなたがアルバイトから正社員へキャリアップしようと考えているなら、勤めようとしている企業の正社員登用制度がどんな実態を持っているのか、事前に確かめておくと安心です。

正社員になると、具体的に何が変わるの?

さて、実際に正社員登用制度がある企業を探す前に、正社員になるとどんなメリットやデメリットがあるのか押さえておきましょう。

●正社員として働くメリット・デメリット

正社員として働くメリットは、以下の通りです。

・給与が安定している
・社会保険や手当、福利厚生などが充実している
・仕事内容が変わる

 
アルバイトでの勤務の場合、給与が安かったり、毎月の収入にバラツキがあったりしますが、正社員の場合は月給制が一般的。給与額が安定します。毎月一定のお給料を得ることができるため、安定的な生活を送ることもできるでしょう。一方、アルバイトの場合は、勤務時間によって月の収入は変動するため、将来設計なども立てにくく不安定です。

雇用される前に確認しておきたいのが福利厚生。正社員になれば福利厚生なども充実していることが多く、レジャー施設での割引が適応されるなど、給与以外で利益も享受できます。

また、正社員で採用されると、より責任ある仕事を任せてもらえるなど、仕事内容にも大きな違いが。「もっとやりがいのある仕事をしたい」という人は、正社員として勤務することで働きがいを得られるかもしれません。

これらのメリットが、多くの人が正社員へのキャリアアップを目指す理由です。

一方、正社員で働くデメリットがあるとすれば、正社員の場合はフルタイムでの勤務が一般的だという点です。アルバイトでの雇用の場合は、好きな曜日、好きな時間だけ勤務することも可能です。しかし、正社員では週5日、8時間の勤務がベースとなることがほとんど。2〜3時間だけ働きたい、週に3日だけの勤務がいいなど、自由なシフト制で働きたい場合は、正社員での勤務は向かないかもしれません。

正社員登用されるポイントとは?

さて、正社員のメリットとデメリットを確認し、「やっぱり、正社員として働きたい!」と思ったあなた。ここからは、アルバイトから正社員登用されるためのポイントを押さえておきましょう。

●正社員登用制度がある企業を選ぶ

まず、正社員登用の制度がある企業を選びましょう。求人広告の募集要項に「正社員登用制度あり」などの記載があるかどうかを確認します。もし、募集要項に記載のない場合は、直接採用担当者に問い合わせ、正社員登用制度があるかどうかを確認するとよいでしょう。

●実績のある企業を選ぶ

正社員登用制度は、誰もが必ず正社員になれる制度ではありません。まずは、過去にこの制度を利用した前例があるかを確認するようにしましょう。すでに正社員登用の実績が複数あれば、あなたも正社員になれるチャンスが出てきます。

●会社に貢献し、アピールする

会社からすれば、正社員はアルバイトや契約社員などと比べて給与も高く、社会保険などの面からもコストがかかる人材です。その人材を雇うことで売上が増える、ブランドの評判が高まるなどの利益がなければ、わざわざコストのかかる人材を雇用したいとは思いません。

もし、あなたが正社員として雇用されたいのであれば、売上アップに貢献したり、あらゆる仕事に積極的に取り組んだりするなど、会社の利益につながるような働きをしましょう。売上だけでなく、接客スキルを身につけるために自ら研修へ参加するなど、会社にとってプラスとなる努力が必要です。

●正社員として働きたい旨を周囲に伝えておく

正社員へのキャリアップを狙っているなら、その意思を周囲に打ち明けておきましょう。できれば採用面接の段階から、正社員へとキャリアップしたい旨を伝えておくとスムーズです。

店長、エリアマネージャー、本社社員など、特に人事権のある人には伝えておくと良いアピールになります。理想の雇用形態は人それぞれで、誰もが正社員へと登用されたいわけではありません。自分の意思を周囲にはっきりと表明しておくことは大切です。

正社員登用制度がない…でも、諦めないで!

正社員登用制度がない場合でも、正社員へのキャリアップが完全に断たれるわけではありません。実際、正社員登用制度はなくても、アルバイトや契約社員などの中から、正社員人材を補填するケースは多くあります。いわば事実上の正社員登用制度です。まずは、正社員登用の制度があってもなくても、その実態があるかどうかを確認してください。

正社員登用制度は、アルバイトから正社員を目指せる制度です。しかし、正社員へと登用されるまでの期間は、雇用される側にとっても「この企業で正社員として本当に働きたいか」を検討できるいい機会でもあります。まずはアルバイトとして働いてみてから、正社員を本気で目指すかどうかを決める――。それも、正社員登用制度の一つの活用法です。

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