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入賞すれば海外への留学費やビジネス支援も!世界への扉を開く、ファッション業界の若手支援コンテスト 〜国内編〜

将来、世界的なファッションデザイナーとして活躍したい…。そんな夢を持っているなら、まずは国内のデザイナーコンテストに応募するのも一つの手です。中には若手支援を目的とするコンテストもあり、見事受賞すれば、賞金や留学費用サポート、ビジネス支援などを受けるチャンスが得られ、デザイナーとして活躍する可能性が広がります。今回は、国内の若手デザイナーを支援するコンテストに焦点を当ててご紹介していきましょう。

 


日本国内のファッション界を牽引してきた草分け的存在
「装苑賞」

雑誌「装苑」といえば、文化出版局が発行するファッション業界では知らない人はいないほどの有名ファッション誌です。雑誌・装苑が主催するコンテスト「装苑賞」は、日本最古の新人デザイナーコンテストとも呼ばれており、1956年に創設。半世紀を越えた今でも続く由緒あるコンテストです。

過去の受賞者を見ると高田賢三、山本寛斎、山本耀司、コシノジュンコなど、日本のファッション界を牽引してきた大御所のデザイナーばかりが名を連ねます。

受賞者には装苑賞の賞金100万円、トロフィ、協賛各社からの商品が贈られる装苑賞ですが、それ以上に選ばれることがデザイナーにとっては栄誉なこととして認識されています。

選考方法も独特で、候補者は応募のために3体のデザインを製作しなければいけません。途中、候補作品は装苑の誌上で発表されることになっており、応募者にとっても応募から結果発表まで、手間と時間のかかるコンテストです。最終的にはトップデザイナーらで構成される審査会が開かれ、装苑賞が決定されます。

なお、応募の条件は、服飾デザインを職業としていないか、もしくは、服飾デザインを職業としてから2年以内と定められています。つまり、ファッション業界でデザイナーとして長年活躍している人は応募が許されない、若手や新人デザイナーに限られたコンテストなのです。昨今では、世界からも応募が集まるようになり、日本人以外の受賞者も見られるようになりました。

 


学生からプロまで幅広くチャンスを提供
「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」

Tokyo新人デザイナーファッション大賞は、イッセイミヤケ、宮前義之などを輩出した、日本国内でも歴史あるファッションコンテストです。1984年にオンワード樫山が創設したコンテストで、学生を大賞としたアマチュア部門が設けられるなど、ファッションを学ぶ学生、若手にとっても挑戦しやすいコンテストとして知られています。
アマチュア部門で見事大賞を受賞すると、大賞の賞状と賞金100万円、文部科学大臣賞の賞状が授与されるほか、東京とパリを往復する航空券が授与されます。なお、最終審査と結果発表を兼ねたショーに参加できることが応募資格です。

また、同コンテストでは2011年からプロ部門を設けており、受賞すると、CREATORS TOKYOのメンバーに選出され、支援を受けられるようになります。その支援内容は、販路開拓や商品企画のディレクション、広報やセミナー、商標登録や経営、法律に関してなど、ビジネスに結びつく専門的な知識も身につけられるのが魅力です。

サポートを受けることができるのは、最長で3年間。プロデザイナーとしてさらに活躍の場を広げたい方には、ぜひ目指していただきたいコンテストの一つです。

 


国内だけでなく、世界へのかけ橋が得られるコンテスト
「TOKYO FASHION AWARD」

TOKYO FASHION AWARDは、2014年創設の比較的歴史の浅いコンテストですが、大賞を受賞すれば、賞金に加え、フランス・パリでのファッション・ウィーク中に設置される「showroom.tokyo」へ出展権が与えられます。

同コンテストの特徴は、審査員を百貨店やセレクトショップ等で活躍する現役バイヤーが担当するという点です。2018年度のアワードでは、TOKYO BASEの熊澤俊哉や澤乃井頌子ほか、計6名が国内審査員を務め、海外からはウスターコンサルティングクリエイティブ・ディレクターのニック・ウースターや、コレットクリエイティブ・ディレクターのサラ・アンデルマンらが審査員を務めました。

見事受賞したブランド、デザイナーは、パリ市内で開催されるショールームへ参加。そこは世界のバイヤーたちも多く集まる場であり、ビジネスマッチングの機会を得られることが見込まれます。また、年間通じた継続的な支援が与えられ、東京コレクションへの開催支援も受けることができます。

 


賞金や支援内容も、まさにアメリカン・ドリーム!
「TOMODACHI-UNIQLOフェローシップ」

ヨーロッパなどの海外のファッションコンテストが数千万単位の賞金を与えるなか、日本国内のファッションコンテストは賞金100万円程度であることが一般的です。しかし、TOMODACHI-UNIQLOフェローシップは、なんと賞金が1億8,000万円! 世界でも類をみない大金が賞金として用意されています。

同フェローシップは、公益財団法人米日カウンシルと、在日米国大使館が行っている「TOMODACHI イニシアチブ」というパートナーシップと、ユニクロが共同で行っているもの。

賞金にも驚く額ですが、受賞者には米国への留学費用も与えられ、まさに、アメリカンドリームのような賞金・権利が手に入ります。

ただし、このコンテストへの応募には必須条件があり、米国スタンフォード大学院、パーソンズザニュースクールフォーデザイン(大学院)、ニューヨーク州立ファッション工科大学のいずれかへの入学が決定していなければいけません。もし、この権利にチャレンジするなら、まずは受験の準備から…。過去には、デザイナーの川西遼平が支援枠に選ばれています。

 


国内のトップデザイナを決める推薦形式のコンテスト
「毎日ファッション大賞」

1983年創設した毎日ファッション大賞は、川久保玲や三宅一生など、海外でも活躍する著名なデザイナーたちが受賞してきた賞です。毎日新聞社が創刊110周年を記念した際に同賞を創設し、その年にファッション分野で活躍した個人や団体を対象に実施されます。

ただし、推薦形式のアワードということもあり、受賞のためには推薦委員の目にとまる必要があり、活動が世間的にも広まっていなければ受賞は難しいでしょう。

同アワードの新人賞を受賞するには、会社設立から5年以内、または、コレクションの発表を開始して5年以内であれば、新人賞受賞の権利が与えられます。過去には、ANREALAGE(アンリアレイジ)の森永邦彦や、TOGA(トーガ)の古田泰子らが受賞。新人賞を受賞すると、株式会社資生堂から100万円が授与されます。

 

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