2017年も残すところあと僅かとなりました。何かと慌ただしくなるこの時期、特にファッション業界で活躍中の皆さんは初売りセールや福袋の準備で大忙しなのでは?
今年もたくさんの方々にFashion HRをご利用いただけましたこと、編集部一同、感謝の気持ちでいっぱいです!
さて、本日は毎年恒例となった1年の総括として、2017年1月から12月までにFashion HRに掲載された求人情報を元に「職種別年収平均値2017年版」を算出してみました。前年と比べて年収にはどのような動きがあるのでしょう?
ファッション業界職種別年収平均値2017
店長/販売/店舗系の年収平均値350.55万円 〜 537.71万円 |
MD/Buyer/VMDの年収平均値432.88万円 〜 610.07万円 |
営業/トレーナーの年収平均値460.33万円 〜 640.13万円 |
マーケティング/プレスの年収平均値476.56万円 〜 668.80万円 |
企画/生産の年収平均値343.10万円 〜 506.92万円 |
店舗開発/店舗デザインの年収平均値549.78万円 〜 720.00万円 |
マネジメント/経営の年収平均値582.76万円 〜 815.83万円 |
バックオフィスの年収平均値427.14万円 〜 597.45万円 |
ウェブ系の年収平均値437.24万円 〜 630.02万円 |
その他の年収平均値414.98万円 〜 584.74万円 |
調査期間:2017年1月1日~2017年12月18日
調査方法:期間中、Fashion HRに登録された求人情報、計10,742件の年収データから算出
2017年度の求人に記載された年収金額のなかで、もっとも変化があったのは、なんと「店長/販売/店舗系」の年収!
昨年度の結果が「308.27万円〜438.11万円」だったのに対し、今年は「350.55万円〜537.71万円」。全体で50万円以上もベースが上がっています。
おそらく、販売員不足と言われる状況を打開する企業側の施策が背景にあるのでしょう。他業種に比べて給料が低いイメージがついていた販売職にも、ようやく転換期が来ているのかもしれません。また、同じく毎年低い水準である「企画/生産職」も、今年は最高年収額が昨年に比べ20万ほど平均値が上がりました。
これらの数値を見て分かるように、転職活動におけるアピール方法次第では、年収アップを叶える可能性は多いにあります。ファッション業界にお勤めの皆さんは、ぜひ自身の職種がどのような傾向なのか、過去のデータも比較しながらチェックしてみてくださいね。
過去の職種別年収平均値はこちら>>
(ファッション業界 職種別年収平均値2013!)
(ファッション業界 職種別年収平均値2014!)
(ファッション業界 職種別年収平均値2015!)
(ファッション業界 職種別年収平均値2016!)
2017年最高年収額の求人は1,000万円〜2,000万円!
そして、今年の最高年収額を提示したのは、「外資系大手ラグジュアリーブランド企業のリテールアソシエイトディレクター」の求人でした。年収額は1,000万円〜2,000万円。
気になる応募条件は、「ラグジュアリーブランドにおけるリテールセールス経験10年以上」「ビジネスレベルの英語力」とのこと。上手く高年収のポジションを手にするには、同じ職種での経験を長く積み、英語力を身につけることが大切なようです。
長い目で自信のキャリア形成を見つめることで、ファッション業界での年収1,000万円以上も夢ではありません!
Fashion HR 年末年始休業のお知らせ
最後に、誠に勝手ながら、Fashion HRは12月28日(木)から、1月3日(水)まで年末年始休業を頂きます。期間中はお問い合わせなど、ユーザーさまへのご対応が遅れてしまいますが、何卒ご了承いただければ幸いです。年始は1月4日(木)〜通常営業となります。
さて、この記事で「HR TALKS」は2017年最後の更新となります。2018年も引き続き、ファッション・アパレル業界での転職やお仕事に役立つ情報を配信してまいりますのでお楽しみに!
ファッションに携わる全ての皆様、輝かしい新年をお迎えください。
2018年もどうぞ宜しくお願いいたします。
Fashion HR 編集部