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外資系ラグジュアリーブランドの転職に有利な経歴とは?未経験でも人事が「採用したい」と思う職種TOP5

外資系ラグジュアリーブランドの採用担当の方々とお話ししていると、皆さん口を揃えて言うのが「●●経験者が欲しい」「未経験でも●●出身者であればぜひ採用したい」というご要望。いろいろな企業の人事の方のご要望を聞くうちに、採用したい人物像についての共通項に気づいたFashion HR編集部。

今回は、そんな外資系ラグジュアリーブランドの人事が「採用したい!」と思う、経歴・職種について掘り下げてみたいと思います。
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売り手市場だからこそ未経験でポテンシャルのある人材を求めている

もちろんファッション業界なので業界の経験があればベストですが、今はどの業界も人材不足=「求職者にとって売り手市場」の時代。

特に、アパレルの人材不足はここ10年近く問題視されてきた課題であり、ひと昔前のように採用する企業側が待っているだけでは人を集められなくなってきています。そんな背景からファッション業界でも“業界未経験者”の採用を強化する企業はとても増えてきました。

昔は働きたくてもなかなか入れなかった「憧れのファッション業界」。でも、そんなファッション業界も、時代の流れとともに求める人物像というものが大きく変化を遂げてきています。この状況は、「未経験者だけどファッション業界で働きたい」「異業種からチャレンジしてみたい」という方々にとってはチャンス。今こそ憧れだったファッション業界に身を投じる好機と言えます。

では、未経験でも外資系ラグジュアリーブランドで働く上で有利とされやすい職種について解説していきます。当てはまるという方は是非チャレンジしてみては?

外資系ラグジュアリーブランドに転職するのに有利とされるのはこんな職種!

未経験でも人事が採用したいと思う経歴TOP5

1. 航空業界

CA(キャビンアテンダント)から外資系ラグジュアリーブランドのセールススタッフに転職を遂げたという方は実際多くいます。求められるスキルである「コミュニケーション能力」、「ホスピタリティー精神」、「マナー教養」など最低限身につけられている方が多いため、商品知識がなくても即戦力として活躍できるポテンシャルを持っています。さらに、外資系で必要とされる英語力も申し分ないことから、面接の通過率も高く内定も取りやすいです。また、ブランドに興味の強い人材も多いので、高級商材を扱う上でのセンスや理解度も問題ないと評価される傾向にあります。

2. ホテル・レストラン業界

ホテル・レストラン業界のなかでも、特に外資系ラグジュアリーブランドとも親和性の高い、いわゆる高級ホテルや高級レストランでの接客経験は高く評価されるポイント。飲食・宿泊というジャンルのなかである程度の接客レベルが求められる業界ゆえに、高い接客スキルを期待されます。そして、高級ホテルや高級レストランを利用するカスタマーは、実際にブランドの顧客であることも多いため、同じようなカスタマーを抱える業界であれば、それなりの知識や対応力があると、ブランド側はイメージを持つでしょう。

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3. 百貨店

ファッションやアパレルの製品に直接携わっていなくても、例えば新卒採用で百貨店に入社し、百貨店の何かしらのポジションで経験を積んだ人材も選考を有利にすすめやすい傾向にあります。有名ラグジュアリーブランドならほとんどが出店している百貨店には、外商やハウスカード優待など、路面店ではなかなか触れることのない独自のシステムが多く存在します。百貨店経験がある人であればある程度の免疫があると判断されるでしょう。また、路面店以上に色々な年齢層のお客様が回遊しているため、接客トークの幅も広く、特にご年配の方への対応力などが重宝されやすいです。

4. 美容・ビューティー関連

美容・ビューティー関連といっても幅広く職種がありますが、なかでもラグジュアリーコスメやフレグランス、サロンなどでの経歴は高く評価される傾向にあります。美容・ビューティー関連は直接お客様の肌に触れるという、とてもデリケートなお仕事。細やかな気遣い、心地の良い会話など、実務経験がなければなかなか培うことのできないノウハウを持っていることは選考の上で大きなメリットになります。ラグジュアリーブランドでの仕事には高い美意識も必要です。美容・ビューティー関連の興味・関心が強いカスタマーも多いので、会話の幅を持っているという意味でも面接官から好感触を得られるはずです。

5. 通訳や翻訳、貿易事務など

通訳や翻訳、または貿易事務など「語学」を活かす職種で働いていた方には、語学力を活かした販売職への転職はもちろん、ラグジュアリーブランドの本社でのキャリアの可能性も広がります。ファッション業界での経験以上に英語スキルを求める外資系企業などでは、ビジネスレベルや帰国子女レベルの英語スキルが応募必須条件になります。特に貿易事務などで働いていた方は即戦力としてジョインすることができるかもしれません。

番外編:こんな職種から転職を遂げた人も?

これまで「未経験からファッション業界での転職を叶えた」という沢山の転職成功者を見てきたFashion HR編集部。過去にはこんな異業種から転身を叶えた方がいらっしゃいました。下記で一部をご紹介!

外車のディーラー

メルセデスベンツやBMWなど高級外車のディーラーで働いていた方は販売する製品は違えど高級商材を扱う同業者に近い職種。以前ヨーロッパ発のハイジュエラーに転職を叶えた方は、とある輸入車専門店でディーラーをされていた方でした。車以上に資産価値が高いとされるジュエリーや高級時計を扱う仕事には大きなやりがいがあるそうです。もちろん外車だけでなく、国産車でもレクサスなどを強いブランド力を持つ製品を扱うメーカーで働いてきた方などはとても入りやすい業界です。

テレフォンオペレーター

事務職のイメージが強いテレフォンオペレーターですが、意外と「顔の見えないお客様を接客する」というスキルは、対面接客ができるスキルよりも重宝されるほど難しいものです。特に、クレーム対応などをされてきた方にとっては、その対処能力や頭の回転の速さなども選考時のアピールポイントになるでしょう。対面での接客は全く問題ないのに、電話対応が親切じゃない!とクレームを受ける人も接客業の世界では少なくありません。その対応スキルを自信に変えてチャレンジしてみることをおすすめします。

受付嬢・コンシェルジュ

大型商業施設や百貨店など、ラグジュアリーブランドと関わりのある施設のインフォメーションスタッフやコンシェルジュを経験したという方が、未経験で販売職に転職し、素晴らしいスピードで昇進されたというエピソードが過去にありました。販売業を経験していたわけでなくとも、「施設の顔」となる立場で積んだ経験や対応力が高く評価されることも多く、さらに「ファッションが好き」という情熱や、商品知識を吸収する姿勢によってキャリアの可能性が広がります。

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保険のセールス

車のディーラー同様、「営業力」は高級商材を扱うラグジュアリーブランドでは非常に高く求められるスキルです。例えば宝飾ブランドでは、店頭で販売するだけではなく、顧客様のご自宅へ訪問販売したり、催事会場での販売など、あらゆる販路があります。その際に活かせるのがセールスの経験で培った販売力、というのはいうまでもありません。同じ「売る」でも、目に見えるものと見えないものというだけで違うと感じる方もいますが、違うのは商品だけで、意外に共通点のほうが多いのかもしれません。

英語の先生

通訳や翻訳、貿易事務などと同様ですが、「英語力」というのは外資系企業で働く上で大きな強みになります。さらに、先生や保母さんなどといった人の模範とならなければならない職種は、対象は違うものの、高いコミュニケーション能力とマルチタスクでの業務が求めれます。ものごとを広く捉えられる能力も高いので、異業種であっても活躍できる可能性は大いにあります。過去にも、「教師として働いていたけどファッションへの情熱が諦めきれない」と、実際に転職を叶えた方がいました。

転職合否の分かれ道は、ファッションへの情熱

いかがでしたでしょうか?転職成功の理由にはスキルや経験も大きいですが、それに加えて「ファッションが好き」という想いが大切だということもよく分かりましたね。上記の職種に当てはまる方はもちろん、ファッションが好きで仕事にしたい、という方は思い切って扉を叩いてみることで新たな道が切り開けるかもしれませんよ!

 

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