今から25年前、故エブリン・ローダー(元エスティ ローダー グループ シニア コーポレート ヴァイス プレジデント)によって、「乳がん知識啓発キャンペーン」がスタートしました。女性が一人ひとり乳房を思いやる心のシンボルとして選ばれたのはピンクリボンでした。今では世界的規模で行われているそのキャペーンの活動内容についてお届けします。
乳がんの正しい知識と早期発見の大切さを伝えるために
「ピンクリボン<乳がん知識啓発>キャンペーン」は、乳がんのない世界の実現を目指す、エスティ ローダー グループ最大の社会貢献活動です。
この活動を通じて現在までに総額7,000万ドルとの寄付金を集め、そのうちの5,600万ドルが「米国乳がん研究基金」を通じて、225の医療プロジェクトに活用されています。
また2000年からは、世界中の主要建造物をピンクにライトアップする「グローバル ランドマーク イルミネーション」がスタート。乳がんに立ち向かう希望の光としてピンク色に点灯したランドマークが、乳がんの正しい知識を持つことや、早期発見の大切さを伝えます。2017年、日本では、東京スカイツリー®、清水寺(仁王門、三重塔、観音慈光)※、姫路城、東急プラザ銀座の4つのランドマークがピンク色に店頭されました。
日本各所で今年ライトアップされた建造物
女性の心を掴む仕掛けが盛りだくさん!毎年開催されるイベント
25年目を迎えた今年のテーマは「TIME TO END〜乳がんのない世界へ〜」。
東京で9月末に行われたイベントでは、有楽町駅前広場に巨大なピンクメイズ(迷路)や羽吹雪が舞うピンクボックスが登場したほか、ピンク色の可愛らしいドリンクやフードなどが販売されました。辺り一面ピンクに染まったフォトジェニックな空間ヴィジュアルは、訪れた多くの女性たちの心をしっかり掴んだよう。イベントの模様はSNSでのシェアで広まっていきました。
今年9月に有楽町で開催されたイベント
ピンクリボンは今では多くの人に乳がんに関するキャンペーンのシンボルとして認知されるようになりました。しかしそれは、エブリン・ローダーをはじめとする情熱を持った人々が地道の努力をして、啓発活動を行ってきた結果。
私たちにできることは、乳がんという病が決して他人事ではなく、自分や周りの身近な人が罹る可能性があることを認識し、知識を深めていくことではないでしょうか。
興味がある方はぜひオフィシャルサイトをチェックしてみてください!
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