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アパレル“面接前の店舗見学”でやってはいけない7つのタブー|ファッション転職ウラ話

ファッション・アパレル業界の面接前に必要な店舗見学。いくらネットやSNSでお店のリアルな情報が見れる今の時代でも、やっぱり実際に足を運んでお店・ブランドの雰囲気や空気感を知っておくことは、転職活動において重要なステップです。

しかし、お店という売り場は“お客様のための空間”。店舗見学時に空気を読まない行動をしてしまうのはNG!

ということで今回は、「面接前のアパレル店舗見学で気をつけるべきこと」について、ショップ販売員の方が実際に経験して困ったという見学者のNG行動から学んでみたいと思います。

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アパレル店舗見学時にやってはいけない7つのタブー

1.混雑時に訪問する

店舗見学の際は、お客様の多い時間帯は可能な限り避ける必要があります。一般的に仕事帰りの集客が多い夕方17時以降や土日祝日、納品や出荷作業の多いオープン直後、閉店時間ギリギリの時間帯は避けましょう。事前に「アポイントメントをとって店舗見学してきてください」と言われたり、アポが必要な店舗見学の場合は指定の時間に訪問すれば良いですが、そうでない限りアパレル業界の店舗見学は普通のお客様として訪問するのが一般的です。

2.スタッフに質問攻め

よく、就活で「実際に店舗で働いているスタッフに質問をして感想を聞かせてください」と課題を出すケースがありますが、応募する会社が積極的にこのような取り組みを行っていない場合、面接のためだからといってスタッフに質問することはあまり好ましくないでしょう。仮に、ショップスタッフに接客をされてかなり会話が弾んだとして、お店も混雑していなければ「実は…」と話すのも良いかもしれませんが、長々と質問して拘束してしまうことは業務の妨げにもなるためNG。

3.メモを撮る

お店はお客様が買い物を楽しむ空間です。まじまじとメモを取る行為というのは、ブランドのイメージ的にもあまり良くない行為。また、ブランドでは同業者が何も買わずに、素材や縫製などを細かくチェックしていく「リサーチ行為」も多く見られます。断りなくメモをとったりする行為はリサーチ行為だと思われてしまうので好ましくありません。

4.写真を撮る

日本のブランドでは、ほとんどのお店が「撮影禁止」とされています。たまに、スマートフォンで撮影をしようとする外国人観光客に対し注意しているシーンも見かけますが、これは商品のコピーを防ぐためでもあります。悪用するわけではないとしても、記録用にと気になった商品やタグを撮影するというのはNG。記憶に留めておくようにしましょう。

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5.給与・待遇などを聞く

仮に店舗で働くスタッフに質問できたとしても、給与や待遇などの行き過ぎた質問はNG。また、「残業はどのくらいしてますか?」や、「スタッフ同士は仲良いですか?」など突っ込みすぎた内容も印象が悪いです。話が聞けるチャンスがあったなら、ぜひ仕事でのやりがいや、ブランドの魅力について聞きましょう。実際に働いていないとわからない本社と店舗の距離感や、客層などの情報を聞くことができるかもしれませんよ。

6.贈答品を渡す

店舗見学時に挨拶やお礼に、とお菓子やギフトを差し入れすることは控えた方がベター。お店側は応募者からの贈答品を受け取ることはできないですし、渡されたスタッフも対応に困ってしまうでしょう。実際に内定が決まり、配属される店舗に挨拶にいく際に差し入れを持っていくのはOKです。受ける前は贈答品ではなく気持ちで勝負を!

7.わざとロング接客を受ける

一般的なアパレルでの店舗見学は、アポなど入れずお客様と同じように訪問します。普通のお客様として店舗の空気感を味わい、客観的な視点で見ることが良いとされているからです。しかし、お客様になりきるからといって、わざわざ買わないのにロング接客を受けたり、目的もなく長時間滞在することは、売るのが仕事である販売員に対して失礼になってしまいます。

店舗見学で大切なのは“空気を読む力”?

いかがでしたでしょうか?人とのコミュニケーションが欠かせないファッション業界では、相手の立場に立って考えられる“空気を読む力”が試されます。面接前に店舗見学をする際は、店舗のスタッフやお客様の立場に立つよう心がけて!

Text:Mio Takahashi(Fashion HR)

 

 

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