ファッション・アパレル業界のような、人に見られるお仕事における一つの採用基準になっている「外見＝ビジュアル」。もちろんビジュアルが全てではないものの、多くの人事担当者が、特に販売職においてビジュアルでの選考を重視しています。スキルも必要ですが、それと同じくらいブランドイメージを体現できるかどうかが販売職にとっては非常に大切なのです。
今回は、外見に大きく変化を与える「歯の美しさ」についてご紹介します。憧れのブランドへの転職を考えている人はぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
モデルや美容専門家の常識！「外見の美しさは“歯”で決まる」
モデルや美容ジャーナリストの間では、外見の美しさを決めるのは“歯”ということが常識と言われています。しかも、美容整形で最も効果が高いと言われる場所は“歯”と、大多数の美容外科医が明かしています。
美容ジャーナリストとして有名な斎藤薫さんは以下のように著書で綴っています。
“目が細くても小さくても、口もとが美しければ、その人は端正な美人に見える。そして鼻筋が通っていなくても、鼻が多少丸くても、口もとが美しければ、ちゃんとした美人に見える。
顔の美しさを１０点満点で採点するとしたら、目と鼻と口の割りふりは、2：3：5、いや1：2：7くらいになってしまうのかもしれない、目さえ大きければ、鼻さえ高ければ……そう思うのは間違い。
目の悩みは「私のこの細い目が好き」なんて言えてしまったりする。目もとは細くても、小さくても「好き」と言えてしまう。それは目もとが顔の美醜を決める決定的な決め手にはなりにくいことを示している。じゃあ美醜を分ける決め手とは何か？と言えば、それが口もと。
でもなぜ口もと？口はモノを食べ、モノをしゃべり、呼吸するところ。人が生きていく手段がここに集まっている。だから人間の品性も知性も質も、すべては口もとに集結してしまうのだ。みんなあんまり気づいていないが、感情や性格を形だけで語ってしまうのも、じつは口もと……
従って整形していちばん成果を上げるのも、口もと。いや成果をあげるどころか口もとを変えると人はまったく別の顔になる。これはもう骨格からいじらなきゃいけないからだが、変化が大きい変わりにずいぶん大掛かりでリスクが大。
それなら歯を白くするだけだって十分に整形効果になる”（一部抜粋）
“歯”で美人に見せる！3つの基準
顔のパーツである目や鼻の形というのは人それぞれですが、“歯”だけはスタンダードな美しさを持っています。美しいと言われる人の目には、「一重の目」や「二重の目」など様々なバリエーションがありますが、“歯”には揺らぐことのない、外見を美しく見せる絶対条件があるのです。
外見を美しく見せる条件１：「白い歯」
明眸皓歯（めいぼうこうし）という言葉にあるように、美人を形容するのは美しく澄み切った目と真っ白い歯。心理学においても、人は歯が白い人に対して、「若さ・清潔感・知性」などの印象を持つとされています。
白い歯はホワイトニングで手に入れることができます。（こちらの記事でもご紹介しています）
外見を美しく見せる条件２：「綺麗なエステティックライン」
顔を真横から見て鼻と顎の先を結んだラインのことを「エステティックライン」と言います。唇の先がこのライン上に、あるいはやや内側に位置するのが理想的とされています。こういったエステティックラインを作るには、正しい歯並びやかみ合わせが欠かせません。
外見を美しく見せる条件３：「綺麗なスマイルライン」
「スマイルライン」とは、微笑んだときの歯の縁を線で結んだものです。このスマイルラインを美しく整えることで美しい笑顔をつくることができるのです。
店頭で素敵な印象をお客様に与える販売員の方に共通しているのは、口の両端がキュッと上がったU字型の美しいスマイルライン。ぜひ鏡でチェックしてみましょう。
ホワイトニングや歯列矯正で外見の美しさを高めよう！
歯が綺麗になれば外見が美しく変化するとわかっていても、どうしても気になってしまうのがかかるお金や時間のリスク。目など他のパーツならメイクで如何様にも変化をつけられますが、簡単に自分で変えることが難しいのが口元のケア。
では、ホワイトニングと歯列矯正にはどのような違いがあるのか？費用やかかる期間も踏まえて、どちらがご自身に合っているかをチェックしていきましょう。
「白い歯」を目指すならホワイトニングがおすすめ
歯を白くするホワイトニングには、いくつか種類があります。市販のホワイトニンググッズやセルフホワイトニング、歯のクリーニング（PMTC）などがありますが、これらは歯を白くするというよりも“歯の汚れを落とす”もの。
天然の歯をさらに美しく白くできる唯一の方法は、歯科医で行う「歯のホワイトニング」です。
歯科医で行うホワイトニングは、歯の黄ばみを過酸化物薬剤と光や熱で分解し白く輝く歯にしていきます。一般的に使われるホワイトニングという言葉はこの方法を指すことがほとんどです。
写真撮影でレフ板を使うと肌が綺麗に見えるのと同じで、歯が白くなると顔の表情が明るく見える効果があります。また、ヘアメイクのように毎朝時間をかけなくても、常に白い歯でいられることが最大のメリット。
だいたい歯のホワイトニングにかかる費用は1回あたりの施術で1万円〜5万円くらい。理想的な歯の白さになるまでの総予算は3万円〜10万円くらいです。期間も約1か月〜3ヶ月程度が相場で、歯列矯正に比べて気軽にできるところが魅力です。
「綺麗な歯並び」を目指すなら歯列矯正がおすすめ
美しい歯並びにこだわるなら歯列矯正がおすすめ。気軽にできるホワイトニングに比べると費用がかかる、期間が長くかかる、針金が見えるのが嫌だ、という意見も少なくありません。しかし、最近ではマウスピース矯正もあるため見た目を気にすることが少なくなりました。
歯列矯正のカウンセリングを行う歯科医院も近年では増えてきました。カウンセリング後、レントゲンや模型作成などによる各種検査に進んだ場合にかかる費用は3万円〜5万円くらい。そして、矯正費用のトータル予算は、50万円〜120万円くらいが相場となっています。
興味がある方は歯科医院で一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
いかがでしたでしょうか？外見の美しさの条件である歯は、歯の白さと歯並びで決まります。歯を白くするホワイトニングは比較的手が届きやすく、短期間でできるので、まずは歯を白くしてみて、更に美しさをアップさせたい！という方は歯列矯正に挑戦してみるのも良いかもしれません。
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