PANDORA(パンドラ)のインタビュー
INTERVIEWインタビュー
デンマーク・コペンハーゲン発のジュエリーブランド「PANDORA(パンドラ)」は、高品質の素材をハンドメイドでモダンに仕上げられたジュエリーを手の届く価格で提供するブランドとして世界的に高い評価を受けています。 内面の価値や人生の輝きを自分だけのスタイルで表現できる、ロマンティックでフェミニンなジュエリーの数々は、現在世界1500カ所のコンセプトショップ、6大陸90カ国以上のおよそ1万に及ぶ店舗で展開されています。
今回は、2016年3月31日にオープンする銀座東急プラザ店のショップマネージャーに就任される大石 裕美さんにジュエリー業界に入ったきっかけや、ブランドの魅力についてお話を伺いました。
異業種からジュエリー業界へ挑戦
−まず、パンドラでのキャリアについてお聞かせください。
パンドラに入社して5年になります。5年前は、まだパンドラが日本に上陸して間もない頃で、どう日本のマーケットで紹介していくか、どうお客様に知っていただくかに注力していました。現在は日本での勢いもあり、有難いことに多くのお客様にいらしていただけるようになりました。今は自分自身のキャリア向上ももちろんですが、新人の人材育成などに尽力しています。
この銀座フラッグシップストアにはオープニング時から携わり、次はまもなく3月末にオープンする銀座東急プラザ店の店長に就任します。
−パンドラに入られる前は別業種にお勤めだったんですね。
前職は、ヘアメイクアップアーティストとして美容業界で長く働いてきました。技術の世界から小売の世界へは、とても大きな挑戦でしたが、人生で世界的なブランドの日本市場立ち上げに携われることはなかなか無いと思い入社を決めました。
ヘアメイクの仕事は“女性を美しくすること”が目的で、そのためにはお客様との近い距離感とパーソナルな会話が欠かせませんでした。これは、パンドラでの接客にも繋がっていることだと思います。
目に見えない想いを形にし、繋いでいく仕事
−挑戦する舞台にパンドラを選んだ理由は何だったのでしょうか?
パンドラの接客には、お客様がどのような背景でどんなものを求めているかをヒアリングしてご提案する、“お客様と商品を一緒につくっていくプロセス”があります。目に見えない想いを一つずつ形にしていく。それは、これまでやってきたヘアメイクの仕事にも通じるものがありました。
ジュエリーそれぞれを見るとひとつの商品ですが、それらを組み合わせることによって個性が生まれ、お客様にとって特別なものになります。コンセプトの「Unforgettable Moments」は、他のブランドには無いとても大きな魅力です。
−アイコニック商品の職人の手作業で作られるチャーム(ブレスレットをカスタマイズ出来る特徴的なもの)が象徴的なアイテムですよね。
お客様はチャームを見た時、まずは「いいな」と感じてくださるんですよね。そして、特に初めてのお客様は「このチャームをどう組み合わせれば、自分だけの特別なものになるだろう?」と思います。私たちの仕事は、そういったお客様の「いいな」を形にしていく仕事だと思っています。
−実際、お客様はどのようにチャームを選んでいかれるのでしょう?
パンドラジュエリー独自の“つくるプロセス”を体感したい方が多く、初回にじっくり時間をかけてくださいます。そして、最初のジュエリーを選んだお客様は「次はこれにしよう」と自ら次を決めてくださって、帰られた後もずっとその想いを温めていてくださいます。
例えば、お洋服や小物を買ったときの嬉しい気持ちというのは1〜2週間くらいかもしれません。しかしパンドラはその逆で、買った後にどんどん喜びが増えていきます。お客様の中にはカタログに付箋を付けて、お店以外の場所でイメージしてくださる方もいます。
人生に寄り添うようなデザインが多いので、買った時の熱をそのままに次を考える楽しさがあるんです。
−確かに自分の人生のステージによって、どんどん次の計画ができますね。
ストーリーを描いていく選び方もありますが、ファッション性が高いのでその時の気分によってチョイスすることができるのも魅力です。トレンドを意識して選ぶ方もいれば、ご自身の生活背景から選ぶ方など様々です。
−長年のご経験でユニークだったエピソードはありますか?
本当に色々なケースがあるのですが、例えば、お子様がいらっしゃる女性はご家族のものを選びたいという方が多いです。ベビーカー、お子様のイニシャルやご自分のイニシャルなど。可哀想なことにご主人のイニシャルが入らないことが多いのですが(笑)。
あとは、ご自身が好きなアーティストを象徴するモチーフや色で作ったジュエリーをコンサートに付けていったり...色々な背景があって、お客様がその時つくりたいと思う、その楽しさが伝わり面白いです。そういうことって他のブランドにはできないことなんですよね。
自身の想いが詰まったブレスレット
−大石さんご自身のブレスレットにも様々なストーリーが詰まっていそうです。今日付けていらっしゃるものについて教えて下さい。
入社して一番初めに買ったのが、この星のチャームでした。これは、パンドラを「日本で成功させるぞ!」という想いを込めて一番星をイメージして入れました。あとは、旅行が趣味なので色々な場所に連れて行ってくれるという意味で靴のチャーム、そして年齢を重ねて美容をテーマにした年に若返りの意味でカエルのモチーフを入れました(笑)。
チャームは人生の節目に必ず買っています。ブレスレットに重ねたそのチャーム達をみることで、時々のライフスタイルや大事にしてきたことを振り返ることができるんです。
−まさに人生の履歴書のようですね。そんな大石さんは3月末にオープンする銀座東急プラザ店の店長になられるそうですね。
銀座の数寄屋橋交差点の所にできる複合商業施設「銀座東急プラザ」が4階に3月31日(木)オープンします。
銀座という土地は、買い物や食事、観光など目的が多様で、国内外からお客様が集まるエリアです。そういった意味でも、施設を訪れるパンドラを知らないお客様にブランドの魅力を広めていきたいです。
−どういう方と一緒に働きたいですか?
私たちは今、世界から注目されていることを日々実感しています。そういう環境でどんどん新しいことにチャレンジしたいという前向きな方に来てほしいです。パンドラを知らない人でも、入社したら必ずブランドのファンになっていただけると思います。そういう方と一緒にブランドを広めていけたら嬉しいです。
まだ日本での知名度が無い頃から、パンドラの認知を広げるため日々奮闘されてきた大石さん。ブランドと共に成長してきた軌跡をブレスレットが物語っています。これからますます躍進を続けるパンドラは、ブランドの魅力を一緒に広めていく仲間を募集しています。