B&B Italia(ビーアンドビー イタリア)のインタビュー
INTERVIEWインタビュー
1966年にイタリアで発足し、長年の研究によって培われた高いテクノロジーと洗練されたデザインで世界のモダンファニチャー界をリードしてきたB&B ITALIA社は、今年で創業50周年を迎えます。
記念すべき節目に、新たに日本での展開を株式会社progetto81率いるB&B ITALIA Japanが取り仕切り、2015年10月23日に新たなショールームが青山・外苑前にオープンしました。
今回は、既にオープンした3Fと、2016年1月7日にオープンする1Fの2フロアからなるショールーム、「B&B ITALIA Tokyo」を訪問。2つの異なる空間で、商品のディスプレイやプレゼンテーションを、2つの異なるスタイルで見ることが出来ます。
3Fはイタリア・ノベドラーテの世界観を再現
新たなショールームは、1Fと3Fの2フロア総面積約900平方メートルにわたる空間で、B&B ITALIAとMAXALTO(マクサルト)、2つのコレクションによる様々なシーン(リビング・ベッドルーム・ダイニングアエリア)を提案。
10月23日にオープンした3F(約650平方メートル)は、イタリア•ノベドラーテにある本社ショールームの世界観を日本で再現。その空間は、建築的なディテールと素材との融合、光と影の相互作用が、豊かなアイディアや提案、そして独創的でグローバルなB&B ITALIAの特徴を全面的に引き出しています。
白黒パターンの壁紙、ブラックミラー使った天井、メタルメッシュ の洗練されたパーテーション、エレガントなビジュアル、グリーンの温室とライトボックスが独特の雰囲気を創り出しています。
レイアウトは複数のエリアに分かれており、様々なスタイル、 ミニマリストからデコラティブまで多岐にわたります。どのエリアもモダンな要素を取り入れ、 B&B ITALIAの特徴である洗練された上品さを表現。
B&B ITALIAのラウンジ空間を表現する1F
2016年1月7日にオープンする1F(約250平方メートル)のインテリアデザインは、建築設計事務所・株式会社アイケイジー(ikg inc.)が担当。日本の美意識に強く影響を受け木や石といった自然の要素を組み合わせた設えに、B&B ITALIAのラウンジ空間を表現しています。
舞台の中心のようなギャラリー空間
訪れる人に心地よくリラックスした雰囲気のある洗練された空間•ライフスタイルを提案しています。また、ギャラリー空間を設けることにより、アートの提案そしてプレゼンテーション やイベントといったアクティビティのための舞台の中心的な役割を果たします。
B&B ITALIA Japanは株式会社progetto 81が運営。この新しい企業は 株式会社安田造船所(本社:東京都大田区・代表取締役 野澤隆之)とカルチュア・コンビニエンス・クラブ 株式会社(本社:東京都渋谷区・代表取締役社長 兼 CEO 増田宗昭 以下、CCC)が設立した合弁会社。
安田造船所は、造船及びイタリアのクルーザーブランド“Azimut”、イギリス“Aston Martin”正規ディーラー運営などブランドビジネスに精通しており、一方CCCは、変化する時代と人々のライフスタイルに対して、店舗・オンラインサービス・カードサービス・One to Oneサービスなど生活のあらゆるフェイズを通じ「自分らしさ=My Style」を持っている人々へ新しいライフスタイルの提案をしつづけることで、「ヒトと世の中をより楽しく幸せにする環境=カルチュア・インフラ」をつくり、世界一の企画会社になることをビジョンとしています。
この異なるバックグラウンドを持つ2つの会社は、創造性、研究、そしてイノベーションについてB&B ITALIA S.p.A.と同じ価値観を共有しています。
B&B ITALIA Japanの新ショールームは、デザインの世界に常に敏感なマーケットにおいて建築家、そしてデザイン愛好家に向け、今後も高い品質と専門的な方向性を提示することでしょう。