Folli Follie(フォリ フォリ)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

服作りを学んだからこそ分かるブランドの魅力

THOM BROWNE.NEW YORK青山店 / ショップスタッフ 福田 ネス 怜美さん

福田 ネス 怜美さん

THOM BROWNE.NEW YORK青山店 / ショップスタッフ

2003年ニューヨークで創立した「THOM BROWNE.NEW YORK」は、アメリカントラディッショナルの旗手としてトップメゾンの地位を確立しました。デザイナー、トム・ブラウンは2006年と2013年にアメリカファッション協議会でメンズデザイナーオブザイヤーなど数々の受賞歴を持ちアメリカを代表するファッションデザイナーとして名を馳せています。独自の世界観とクラフトマンシップで多くのセレブリティやファッショニスタの注目を集めています。

今回はトム ブラウン ニューヨーク青山店のショップスタッフ福田ネス怜美さんにインタビュー。入社のきっかけやブランドの魅力についてお話を伺いました。

ロンドンでファッションを学び、帰国後に入社

−ネスさんはトム ブラウン ニューヨーク(以下、トム ブラウン)に最近入社されたそうですね。入社までのキャリアをお聞かせください。

ロンドンのセント・マーチン美術大学(以下、セントマーチン)のテキスタイル科で3年間学び、卒業後はロンドンファッションウィークやパリのアトリエなどでインターンシップをしていました。日本に今年2月に帰国したばかりで、トム ブラウンに入社したのは4月頭です。

−ブランドが他にもある中でトム ブラウンに決めた理由は?

セントマーチンでは服やテキスタイルを作る勉強をしてきました。帰国後はファッションについて総合的に学んでいきたかったこともあり、まずお客様に近い立場である販売職に興味を持っていました。トム ブラウンは、テキスタイルのバリエーションが非常に多く、一つ一つ手作業で作られています。在学中の頃から学ぶことの多いブランドとして、同級生の間でも人気のあるブランドでした。そんな中、帰国後ショップスタッフの募集を知ったんです。

−販売は未経験だったんですね。どんなところが大変ですか?

販売は未経験なので、日々学ぶことがたくさんあります。接客自体が初めての経験で不安もありましたが、先輩に教えてもらいながら勉強しています。また、英語とは異なる日本特有の敬語や立ち振る舞いはまだまだ未熟なので大変な部分もありますね。

未経験から接客を学ぶことのやりがい

−逆にやってみて分かった販売の楽しさはどんなことでしょう。

海外のお客様だったので英語の接客でしたが、ウェアからシューズまでトータルで購入いただきその日のトップセールスになったことがありました。その時は店内でゆっくり時間をかけてブランドの世界を体感していただき、商品以外のお話でも盛り上がり楽しんでいただけたことが良かったんだと思います。

わたし自身もお客様にナチュラルなご提案ができ、嬉しかったです。 ブランドについての理解をしていただくためにじっくりお話ができたこと、強くお薦めするのではなく日常会話をしながら似合うものを提案できたことが結果に繋がったのかもしれません。まだこれが正しいかどうかは分からないですが(笑)、それでもお客様とお話することがとても楽しいですし、商品の魅力を伝える仕事にやりがいを感じています。

−入社後のトレーニングなどはありましたか?

私はグローバルの営業担当者から直接トレーニングを2日程受ける機会があり、その日はウィメンズのウェア全てに袖を通して商品について学びました。このトレーニングによってデザインやサイズを体感し、商品の魅力をより深く知ることができたんです。販売については、先輩方から教わることはもちろんですが一番のトレーニングは先輩の接客を近くで見ることや、接客のサポートに入り学ぶことだと思います。

服作りを学んできたからこそ分かる魅力

−ネスさんが思うトム ブラウンの魅力はどんなところでしょう?

服を作る側で勉強してきたということもあるので、やはりテキスタイルの素晴らしさに魅力を感じます。トム ブラウンはスーツが代表的で、スーツに刺繍やパッチワークなど手仕事を施したり、パーツごとに異なる生地を使用したデザインを“ファンミックス”というのですが、この素材がとても素敵なんです。布をカットして縫い合わせたり、生地の繋ぎ合せ方など、いろいろな箇所にオートクチュールっぽさを感じます。色合いもパターンも、流行で作られたものではなく長年着続けられるものが多いのも魅力です。

−服を作っていたからこその魅力なんですね。今後の目標はありますか?

最終的な目標は、ニューヨークにあるトム ブラウンのアトリエに行き、服がどうやって作られているかを学ぶことです。そして、そこで学びいつかは自分でテーラードスーツなどを作ってみたいです。これまで学んできたことを活かしたいですし、そのために今は日々販売する立場で素材やブランドについて勉強しています。

−それは楽しみですね!本社の人のイメージはどうでしたか?

ものづくりに対してすごく真剣に向き合っている人が多いと感じました。トム ブラウンの服は大変な工程を経て作られるからこそ、魅力的なんだと思います。同じ目標に向かって皆が協力して作り上げているメゾンの仕事に私もいつか挑戦したいです。

−頑張ってください、ありがとうございました!

 

ブランドの根本を知るために販売員としてのキャリアをスタートさせたネスさん。ファッションを総合的に学ぶその姿勢に、販売という仕事の重要さを改めて感じさせてもらえるインタビューでした。

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