Folli Follie(フォリ フォリ)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

人と人との繋がりを大切にするブランドです。

LANVIN 阪急MEN'S TOKYO店 / 店長 安藤 喜幸さん

安藤 喜幸さん

LANVIN 阪急MEN'S TOKYO店 / 店長

パリのフォーブル・サントノーレ22番地で1889年に創業されたフランスの老舗メゾン「LANVIN(ランバン)」。 現代服飾ブランドとしては最も歴史の長いブランドの1つとして知られるランバンは、帽子店から始まり、創業者のジャンヌ・ランバンが娘のために作った子供服をきっかけにコレクションをスタートしました。1926年に登場したメンズラインは当時革新的なコレクションで注目を浴び、現代でも変わることなく多くの男性客を魅了し続けています。

今回は、ランバン阪急MEN'S TOKYO店の店長として活躍される安藤喜幸さんに入社されるまでの経緯や仕事のやりがいについてお話を伺いました。

洋服で勝負する最高峰のラグジュアリーブランド

−安藤さんがファッション業界を目指されたきっかけは何だったのでしょう?

僕が10代の頃はちょうど裏原宿ブームの時代で、ストリートファッションが好きでその頃からファッション業界に興味を持つようになりました。学生の時、ファストファッションブランドで働き始め、そこで部門リーダーをやらせてもらったりマネジメントについて学ぶ機会もあり、徐々にファッションビジネスに興味を持つようになりました。

−体格が良いのでてっきり元スポーツ選手かと思いました(笑)!

実は、本格的にファッションの勉強がしたくて、夜間のファッション専門学校に通いながらスポーツインストラクターの仕事をしていたことがあるんです(笑)。

卒業後は大手セレクトショップや日本を代表するデザイナーズブランドで経験を積みました。様々な業態で経験を積むことによって基礎的なことから応用力まで身につけることができました。

−ラグジュアリーブランドにはまだ興味がなかったのですか?

これまでの経験が、デザイナーとの距離が近いブランドばかりだったのでデザイナーとの距離が遠いラグジュアリーブランドで働くイメージがありませんでした。ですが、様々なブランドで経験を積んだときに、ラグジュアリーに挑戦してみたいと強く思うようになりました。

ランバンは、洋服で勝負しているラグジュアリーブランドの中で、“最高峰”のブランドだと思います。自分がラグジュアリーブランドで働くなら、バッグを売るのではなくこれまで培ってきた洋服の知識を存分に活かせるブランドで働きたいと思い入社しました。

スポーツのように自ら試合を作っていく面白さ

−他のラグジュアリーブランドではなく「ランバン」を選んだ理由は?

自分自身、歴史のあるものが好きで、築かれてきた長い歴史に強いリスペクトを持っています。これまでの経験も全てそのような歴史あるブランドでした。クチュールメゾンとして120年以上の歴史を持ち、常に新しいものを発信し続けているランバンはとても魅力的でした。

また、ラグジュアリーブランドでは、デザイナーが変わるとシグネチャーのようにブランドイメージが変わってしまうことも多いですが、ランバンは常に歴代のデザイナーが創業者ジャンヌ・ランバンへのオマージュあるコレクションをつくっているため、ブランドイメージがブレずに、ずっと変わらない良さがあります。

−この有楽町阪急MEN'S店にはどのような特徴がありますか?

トラフィックはこれまで経験した店舗の中でもとても少ない店舗です。ですが、その中でどうやっていくか、スポーツの様に組み立てて考えていく面白さがあります。試合を自ら作っていかなければならない中で、受け身ではない、攻めの姿勢で働けるようになりました。

−なるほど、スポーツのように取り組むんですね。

接客には一つとして同じ接客はなく、一つ一つの接客を常にフィードバックしながら見直し取り組むところも、スポーツに似ているのではないかと思います。

お客様は自分より遥かにご年配の方もいらっしゃいますし、そういうお客様と心を通わせるには、知識だけではどうにもならないことも多いです。その時にただ商品を説明するだけではなくて、自分のことをお話することで興味を持っていただいたり方向転換することも大切です。サッカーをやっていたこともあるんですが、一つ動きを変えると風向きが変わるところなんかは接客にも近いものを感じます。

バイヤーと店長の兼務にあるやりがい

−現在安藤さんは、阪急MEN'S TOKYO店の店長と、バイイングを兼務されているそうですが。

はい。年に2回パリに行き、メインコレクションのみバイイングしています。プレコレクションは国内でのバイイングができるため、各店舗の店長が行なっています。通常、MDがバイイングする会社がほとんどですが、お客様との距離が近い店舗スタッフをバイイングに行かせるのはランバン特有だと思います。お客様それぞれの顔が浮かぶため、それを元に買い付けができます。

バイイングには数字の検証が必須ですが、かといってそれだけでは上手くいかないですし、デザイナーの想いを感じ取ることも重要です。難しい部分も多いですが、多くのことが学べるので強いやりがいを感じています。

−店長とバイヤー、双方のやりがいはどんなことでしょうか?

どちらも責任感を味わえるという意味で大きなやりがいになっています。両方120%必死に臨んでこそ、仕事を楽しむことができるのではないかと思っています。そういうプロセスは常に仕事をする上で大切にしていることです。

店長として業績はもちろん大切ですが、数字だけでなくスタッフが成長していく姿を見たり、お客様が自分たちを信じてついてきてくださっていること全てが、自分の成長にも繋がっていると感じます。自分が買い付けたものを自分の店で売ることはプレッシャーでもありますが、その分売れた時の達成感が大きいです。

人と人との繋がりを大切にするブランド

−スタッフのお話が出ましたが、ランバンで成長を遂げている人にはどんな傾向がありますか?

人と人との繋がりを大切にしている人が多いです。お客様との関係性を自ら進んで築き、楽しめる人は成長が早いと思います。反対に、あまり深い接客をせずに売るスタイルが好きな方は難しいかもしれません。

阪急MEN'S TOKYO店にスタッフは3名しかいませんが、お客様への手紙を多い時で1人100枚以上書くこともあります。書く内容もお客様によって違いますし、1枚1枚気持ちを込めて書いています。このようなコミュニケーションを大切にし、お客様と密な関係を築ける人はとても向いていると思いますね。

−1枚1枚気持ちが込められているんですね。社内の人の距離感も近いのでしょうか。

そうですね。本社スタッフはもちろん社長も含め、人と人の距離が近い会社です。そのおかげで普通ではやらせてもらえないような仕事に挑戦させてもらえていますし、そこが会社の魅力です。

−これからどんな人と一緒に働きたいですか?

僕もそうなんですが、やはり“ファッションが大好きなこと”が1番です。ファッションが好きで、ブランドの伝道師になりたいという気持ちを持った人。ランバンには未経験から入社している人もいます。知識や技術はなくても、情熱や学びたいという気持ちがある人は成長できる会社です。

 

根っからのファッション好きで、まるでスポーツのように仕事に情熱を注ぎ活躍されている安藤さん。様々なブランドを経験した人だからこそ分かるランバンの魅力の深さが感じられるインタビューでした。

 

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