Folli Follie(フォリ フォリ)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

女性に愛されるブランドとして、長く働ける環境作りに力を注ぐ

株式会社エスカーダ・ジャパン 人事総務マネージャー

人事総務マネージャー

株式会社エスカーダ・ジャパン

ドイツ・ミュンヘンに本拠地を置き、ヨーロッパの代表的な高級婦人ファッションブランドとして世界的に高い評価を得る「ESCADA(エスカーダ)」。1976年の創業から大切に受け継がれてきた美しいカッティングと仕立て、細部まで完璧を求めた製品で世界のセレブリティやロイヤルファミリーに愛され、現在約80ヶ国1,100店舗以上のブティックを展開しています。

エスカーダのお洋服に手を通すと、すべての女性を“美しく”そして“自信に溢れさせて”くれる。日本においても多くのお客様に愛されるブランドで求められる人材とはどのような人材なのでしょうか。また、エスカーダで働くメリットとはどのようなものがあるのか、エスカーダ・ジャパンの人事総務マネージャーにお話を伺いました。

一つの素敵なラブストーリーから誕生したブランド

−ブランドの誕生には素敵なエピソードがあるそうですね。

1976年に、パリコレクションモデルだったスウェーデン出身のMargaretha(マルガレッタ)と、実業家のWolfgang Ley(ヴォルフガング・レイ)が、上流階級が集う競馬場で同じ馬に賭け、共に勝利したことがきっかけで結婚し、ブランドを設立しました。その時に勝利した馬が「ESCADA(エスカーダ:ポルトガル語で『階段』の意)」で、ブランド名の由来となっています。

マルガレッタは元々デザイナー志望だったため、エスカーダ設立後は自分の夢であったデザイナーに転向しました。その後エスカーダはわずか数年でヨーロッパを代表する一大レディースファッショングループとなるのですが、マルガレッタはまさに成功への階段を駆け上がっていくように、人生の伴侶と自分の夢を手に入れました。マルガレッタ自身がエスカーダを着る女性のイメージそのものといっても過言ではないかもしれません。

−それは素敵ですね。当時は、どのような特徴を持つブランドだったのでしょうか。

当時のドイツには、フランスやイタリアのようにプレタポルテコレクションがなかったため、そこに着目した実業家のヴォルフガングがビジネスを、マルガレッタがデザインを担当したのです。

厳選された最高素材のみを使用し、入念なカッティングと仕立て、そして細部にまで完璧を求めたエスカーダの製品はその後世界的に評価され、賞も多数受賞しました。その魅力は卓越したフィット感と豊富なカラーバリエーションにあり、エスカーダの「カラー・オブ・エレガンス」は「カラーブロッキング」として進化を遂げ、さらに大胆な色が素材の組み合わせを提案しています。

−エスカーダといえば、ロングドレスで旋風を巻き起こしたことで有名ですね。現在展開されているラインについて教えてください。

主な取扱商品はレディースウェア、イブニングガウン、シューズ、レザーグッズ、アクセサリー、テキスタイルなどです。中でも、やはり代表的なクチュール仕立てのドレスは設立以来高い評価を得ており、世界中のセレブリティに愛されています。1994年には、「ESCADA SPORT(エスカーダ・スポート)」が誕生しました。こちらは洗練されたリラックスシーンを演出するコレクションになっています。

−長年愛される理由はどんなところにあるのでしょう?

やはり、長年培った豊富なノウハウやパターンがなければ生み出すことが出来ない高い技術力と豊かなカラーバリエーションだと思います。

エスカーダは、「モダンエレガンス(Modern Elegance)」、「クールグラマー(Cool Glamour)」、そして「センシュアルフェミニティ(Sensual Femininity)」で表現され、上質なクオリティと完璧なフィット感を好む女性の為のブランドです。ビジネスからカジュアルデイリーウェアまでのあらゆるスタイルから、レッドカーペットやガラパーティ等の特別なシーンの装いまでを提案しています。

一方、エスカーダ・スポートは、よりモダンで都会的な魅力をもつ「クールフェミニン(Cool Femininity)」なコレクションです。着心地よくシンプルなものを好む、若々しくそしてセクシーな女性の為のフェミニンカジュアルウェアです。コレクションは、オン・オフを問わず様々なシーンに合うコーディネートを提案しています。

−現在、日本では何店舗展開しているのでしょうか。

1994年にエスカーダ・ジャパンが設立し、現在は全国に23店舗を展開しています(2015年12月現在)。旗艦店は2003年、六本木ヒルズけやき坂通りにオープンしました。その他は、西日本を中心とした主要都市にある百貨店インショップが中心です。

 

ワークライフバランスのとれる職場環境

−長く愛されるブランドだけあって、お客様との長期にわたるお付き合いが特徴のようですね。

エスカーダのお客様にはリピーターの方も多くいらっしゃいます。それは、販売スタッフがお客様との信頼関係を築いてきた証でもありますが、年齢を問わないアイテムが豊富なので、20代、30代、40代、50代……と年齢を重ねてもご提案出来るところも長期にわたってブランドを楽しんで頂ける理由です。

長く付き合えるブランドだからこそスタッフの勤続年数が長く、約20%の販売スタッフが勤続10年以上です。中には、20年以上勤続している販売スタッフもいます。

−それはすごいですね。長く働けるような制度が充実しているのでしょうか。

販売スタッフが女性中心ということもあり、働きやすい環境づくりを行っています。例えば、リフレッシュ休暇として有給休暇の連続取得の推奨を行なっており、店長は7日間、店長代理は6日間、スタッフは4日間、必ず連続して取得することになっています。そのスタッフがいつ取得するかは年始にプランニングをしますので、取得しにくい雰囲気もありません。皆、旅行したり家族と過ごしたりして、リフレッシュして帰ってきます。

また、販売スタッフはシフト制での勤務のため、繁忙期以外は残業も少なめです。早朝・深夜の催事や年始勤務の際は手当ても支給しており、頑張りはきちんと評価すべく四半期ごとに精算するインセンティブ制度もあります。原則として、転居を伴う転勤はありません。

産休・育休制度があり、今年も数名が育休から復帰し活躍しています。育休中のスタッフは、「保育園さえ決まればすぐにでも復帰したい」と口を揃えて言いますが、それだけワークライフバランスのとれる働きやすい環境ではないかと自負しております。

−長く働いている先輩が多いとキャリアパスが心配ですが、チャンスはあるのでしょうか?

エスカーダでは、豊富なキャリアパスを用意しています。日々の成果を評価する制度も充実しているため、サブ店長や店長の役職につくチャンスは豊富にあります。実際、今年に入って数名のサブ店長が店長へと昇格しました。また、「コンシェルジュ」という販売のエキスパート職や、店舗への実際の指導にあたる「スーパーバイザー」、複数店舗を統括する「総括店長」に昇格し、活躍しているスタッフもいます。

キャリアの道が開ける、豊富な研修制度

−アパレル販売の未経験者でも活躍できますか?

弊社ではこれまでアパレル以外の販売をしていた販売スタッフや、異業種・異業界から転職してきた販売スタッフもおります。これまで対人・接客のお仕事をされていた方であれば、アパレル販売未経験でも安心して入社していただけます。販売スタッフは20代から40代が中心ですが、それぞれ様々な前職経験を持ったスタッフも多いため、過去にアパレル販売をされていてブランクがある方や、第二新卒の方からも歓迎しております。

高級商材ということもあり、特に若手の方はエスカーダに敷居の高さを感じるのか応募に躊躇される方も少なくないのですが、OJTだけでなく研修も多々実施していますので、常に学ぶ姿勢で真摯に取り組めば成長が出来る環境です。今後は新卒採用にも力を入れていく予定です。

−それは嬉しいですね。具体的な研修内容を教えてください。

入社時の「オリエンテーション」、販売接客のノウハウを学ぶ「1日研修」、年2シーズンのトレンドを学ぶ「リテールアカデミー」、販売接客のノウハウを学ぶ「販売研修」、メイクレッスンの「グルーミング講習」など様々なものがあります。

「リテールアカデミー」は大きくシーズンが入れ替わる前に、東京本社に全国のスタッフを招き、他ブランドのトレンド、エスカーダのトレンド、カラーストーリー、素材、お手入れ・お直しのポイント等々を1日かけて学びます。販売スタッフ達は実際に自分でサンプルに袖を通し着心地などもしっかりお客様にお伝えできるよう、必死にメモを取りながら参加しています。

「販売研修」では、TV・メディア出演でも有名な方に特別講師になっていただきました。当日まで講師は明らかにせずサプライズで登場していただいたのですが、講師を見た瞬間の販売スタッフの嬉しそうな歓声は今でも鮮明に記憶に残っています。私もオブザーバーとしてこちらの販売研修に参加しましたが、新しい見方や販売職の奥の深さを学べ本当に勉強になりました。

また、店長・サブ店長など各役職向けの「店長会」、「サブ店長会」はもちろん、頑張ったスタッフを表彰するパーティ、「社員表彰式」などもあり、研修を通して自分磨きをしつつ、人生の様々なターニングポイントを共有して頂けると嬉しいです。

お客様との出会いが私たちを成長させてくれる

−エスカーダの接客の特徴とは?

接客の特徴として挙げられるのは、基本は1名のお客様に複数のスタッフが接客をするスタイルです。役割分担によって、接客するスタッフと商品を出すなどサポートするスタッフに分かれます。

先輩スタッフの接客を真近に見ることが出来る体制のため、未経験の方でも日々の業務の中でお客様への接し方や商品の提案方法など学ぶことが出来ます。

−1人のスタッフが接客するよりも良いメリットはどんなところでしょう。 

ずっと長年同じスタッフがお客様に提案をし続けているとご提案するコーディネートが型にはまってしまいがちです。常に新しいコーディネートを提案するために、メインとフォローのスタッフがつくことで新鮮なアイデアを発信することができます。

−そういったおもてなしのスタイルで長年お客様との関係を築かれているのですね。エスカーダが求める人材についてお聞かせ下さい。

高級商材を扱っているため、高いサービスレベルが必要になるのはもちろんですが「ファッション」が好きな方、かつ、目標達成意欲の高い方、になると思います。

特に、ファッションが好きということは最もベースになる部分です。弊社では単にお洋服を販売するのではなく、お客様との長期的な信頼関係を構築し、エスカーダの世界観を付加価値として提供しながらお客様のライフステージに合った商品のご提案をしております。

ファッションはサイクルが早く、年間で4シーズンあります(リゾート・SS/春夏・プレフォール・FW/秋冬)。ですので商品やブランドに対しての探究心やキャッチアップするスキルがないと、お客様へのご提案もままならない間にシーズンが終わってしまいます。そのため、すべてに対して「学ぶ姿勢」は欠かせません。

これは店長からスタッフまで同じですが、そのベースになる考えとしては、やはりファッションが好き・エスカーダが好きということに尽きると思います。

−最後に応募者の方へのメッセージをお願いします。

弊社は今後もビジネス拡大を続けていきます。進化と成長を続ける弊社では、やはり「目標」がある方とその価値観を共有し一緒に働きたいと思います。

「一流の接客スキルを身につけたい」「国内ブランドにいたからインポートブランドで経験を積みたい」「違う商材の販売をしていたからファッションに挑戦したい」「店長になりたい」「価格帯の高いブランドで販売をしたい」「予算を達成したい」等々、目標はそれぞれで良いと思います。目標を一つ一つ達成することに喜びを感じ、ブランドとともに進化と成長ができる方。そのような方にはぜひ次なる活躍のステージとしてエスカーダを選んでいただきたいですね。

 

ブランド設立から世界中の女性に愛され続けているエスカーダ。その背景には、多くの女性が働く会社だからこその、豊富な制度と働き続けられる職場環境がありました。また、インセンティブや社員表彰などの評価制度によって、更なるキャリアパスの道も開けそうです。販売のプロフェッショナルを目指したい方にとっては、魅力的な環境です。

 

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