Folli Follie(フォリ フォリ)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

120年以上の歴史を持つ、パリの老舗クチュールメゾンブランド

コロネット株式会社 LANVIN 事業部 / スーパーバイザー 髙尾 由美子さん

髙尾 由美子さん

コロネット株式会社 LANVIN 事業部 / スーパーバイザー

パリのフォーブル・サントノーレ22番地で1889年に創業されたフランスの老舗メゾン「LANVIN(ランバン)」。

現代服飾ブランドとしては最も歴史の長いブランドの1つとして知られるランバンは、帽子店から始まり、創業者のジャンヌ・ランバンが娘のために作った子供服をきっかけにコレクションをスタートしました。1926年にはメンズラインも展開し、当時のモダンで革新的なコレクションは、現代でも変わることなく受け継がれています。

今回は、店長兼スーパーバイザーとしてキャリアを積まれている髙尾由美子さんにブランドの魅力や会社の特徴についてお聞きしました。

現代に受け継がれる創業者ジャンヌ・ランバンの感性

−ランバンは現代服飾で最も歴史の長いブランドとして知られていますね。

現存しているメゾンでは一番古いブランドです。ランバンの長い歴史を紐解いていくと、コレクションから当時の時代背景や文化などが見えてきます。創業者であるジャンヌ・ランバンの“色”がとても強く残っていて、現代にもブランドのフィロソフィーが受け継がれています。

−創業者ジャンヌ・ランバンの“色”とは?ブランドの魅力について教えて下さい。

今年の3月にパリで回顧展があったばかりですが、アトリエに眠っていた200体以上のサンプルが展示され、 ジャンヌの感性やスピリッツ溢れるデザインは、今の時代でも生きていることが証明されました。

ランバンは、“愛のブランド”と呼ばれることもあります。ジャンヌが一人娘のマルグリートのために服をつくったことからコレクションは始まり、婦人服へと発展します。彼女の娘への愛情から生まれたコレクションは、世界中の人に高く評価されてきました。

また、ジャンヌは洋服だけではなく、ライフスタイル全般に目を向けていた最初のデザイナーです。例えば、インテリア・デザイナーのアルベール・ラトーとコラボレーションし、家具や壁紙などのデザインや、パリにあるドヌー劇場の内装も手がけました。今ではライフスタイルブランドがあって当たり前ですが、当時はそういったデザイナーはいませんでした。いかにジャンヌ・ランバンがファッションだけでなく、ライフスタイル全般において優れたトレンドセッターだったかが言えます。

インポートファッションブランドに特化した会社

−髙尾さんのご経歴についてお聞かせください。

店長経験を経て、現職のスーパーバイザーを務め、今年でブランドは11年目です。現在は大阪の店舗で店長職を兼務しながらスーパーバイザーとして、東京と大阪を行き来しています。

−スーパーバイザーとして、具体的にどの様なお仕事をされているのでしょう。

店長に対してのマネジメント教育を中心に、スタッフ一人一人への販売教育、数字のことももちろんですが、一人一人が前向きに仕事に取り組めるように意見を吸い上げたり、百貨店や外商とのコミュニケーションも行っています。

−運営されているコロネット株式会社について教えて下さい。

2003年に創立した会社で、100%伊藤忠商事の子会社です。ランバンをはじめ、ニナリッチ、ルシアン・ペラフィネ、ザ・ロウなど、ファッションに力を入れている企業です。国内ブランドも含めると全部で37ブランドを取り扱っていて、その内の70%がインポートブランドです。

とてもアットホームな会社で、社長も自ら店舗によく足を運んで、スタッフに直接声をかけてくれるんです。本社と店の距離が近く、現場の声が届きやすいので、スタッフの個性や能力が伸ばせる会社だと思います。

−ランバンで働くために必要なスキルはありますか?

インポートウェアの経験があれば勿論良いですが、未経験の方でも心の底から「ファッションが好き!」という気持ちがあって、人と接することが好きな方でしたら、特別なスキルは必要ありません。ファッションが好きで、ファッションをお客様と一緒に楽しむことが出来る人は活躍出来る環境だと思います。

−未経験の方も、活躍できるのでしょうか。

もちろんです。ファッションが好きで、ブランドに興味がある方でしたら異業種からの方でも挑戦してほしいです。ランバンはラグジュアリーブランドですが、幅広くファッションに興味がある方で未経験の方でも、スキルアップをしていける様にスーパーバイザーとしてサポートしたいと思っています。

必要なのは「ファッションが好き」という強い気持ち

−ランバンの接客はどのような特徴がありますか?

お客様のライフスタイルをお聞きしながら、アドバイザーのプロとして提案をします。一方的な提案だけではコミュニケーションにならないので、じっくりお話を伺って必要なものを提案させていただきます。お話しているとあっという間なのですが、顧客様の滞在時間の平均が2時間程あることも特徴的ですね。

−2時間とはすごいですね!(笑)

そうですね。(笑)ですが、お話していると不思議で、あっという間で気がつかないくらいです。ランバンは本当に奥が深いブランドで、スタッフもお客様も皆でファッションを楽しんでいるからかもしれません。

11年前にいらしていたお客様が現在もご来店くださっていたり、ご家族でランバンをお召しになっている方もいます。例えば70代のお客様のお嬢さん、そのまたお嬢さん、という様に3世代で愛用してくださる方もいますね。

−歴史があるブランドならではですね。他のブランドと違うアピールポイントはどんなところでしょうか。

ランバンの特徴は、ブランドロゴを主張して見せるブランドではないところ。だからこそ、ファッションが好きな方におすすめです。全体の売り上げに対して、Ready to Wearの売り上げが70%〜80%を占めていますし、そういったラグジュアリーブランドはなかなか他にはありません。

−確かに、ファッション好きな方にはやりがいが非常にあるブランドですね。最後に、応募者の方へのメッセージをお願いします。

ランバンはとても奥が深いラグジュアリーブランドです。今後都内を中心にブティックが増えていく予定ですので、この機会に「ファッションが好き!」という気持ちの強い方は、是非挑戦してみてください。

 

自らも長年ブランドを愛し、大のファッション好きである髙尾さん。ファッションが好きというエネルギーは、スキルにも勝る力がある、ということを教えて下さいました。

革新的なデザインを生み続けている、ラグジュアリーブランド「ランバン」のこれからの展開に期待が高まります。

 

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