Folli Follie(フォリ フォリ)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

オリジナリティ溢れるコレクションとレベルの高いスタッフが支える ミラノ発ラグジュアリーブランド

エトロ ジャパン 人事総務室 ジェネラルマネージャー

人事総務室 ジェネラルマネージャー

エトロ ジャパン

鮮やかで美しい色と柄、そしてオリジナリティ溢れる最高級のテキスタイルが魅力のイタリアブランド、エトロ。1968年、創業者のジンモ・エトロがテキスタイルメーカーとして立ち上げて以来、トータルファッションブランドとして世界的に成長した現在も、その情熱は新たな世代へと受け継がれています。

エトロの販売スタッフ=ファッションアドバイザーは、どのように様々な色彩や柄を組み合わせてお客様にコーディネートをご提案しているのか。また、エトロのファッションアドバイザーとして求められる資質や会社の社風等々について、今回は人事総務室のジェネラルマネージャーにお話を伺いました。

テキスタイルメーカーから、トータルファッションブランドへ

―︎創業者のジンモ・エトロ氏と彼の子供たちが皆、エトロのビジネスに携わっていらっしゃるんですね。

はい。全員ミラノ生まれのミラノ育ちで、イタリアならではのファミリービジネスを貫いており、それぞれが主要なセクションに携わっています。またファミリーはそれぞれ仲が良く、そうした雰囲気がエトロ全体のアットホームな社風を醸し出しているのかもしれません。またファミリーはビジネスのみならず様々な芸術に造詣が深く、絶えずアートに触れておりますので、エトロのオリジナリティ溢れるコレクションは、その影響を大いに受けていると思われます。

―︎エトロはもともとテキスタイルメーカーからスタートしているのですね。現在展開しているラインについて教えてください。

大きくは、ウィメンズ、メンズのコレクションから成り、それぞれウェア、バッグや革小物、シューズ、ショールなどテキスタイルアクセサリー、またこの秋からはアイウェアも展開します。その他、フレグランスやホームコレクションなどもあります。

―︎エトロ製品の特徴として、アイコンであるペイズリー柄、そしてテキスタイルメーカーからスタートしたからこその素材の良さ、というのも見逃せません。

そうですね。創業者ジンモ・エトロは上質な天然素材にこだわり、オリジナリティ溢れるデザインと斬新な色使いに彩られた最高級テキスタイルを生産するビジネスからスタートしました。Quantity(量)ではなくQuality(質)を優先させる姿勢は、今も変わりありません。

―︎現在、国内では何店舗展開しているのでしょうか。

現在は53店舗です(2015年9月末時点)。ウィメンズ・メンズどちらも取り扱うコンバインショップ、ウィメンズオンリー、メンズオンリーのショップ、そしてアウトレットショップの4形態あり、国内唯一の路面店である銀座本店とアウトレット以外は百貨店のインショップです。

新卒採用の若手からベテランまで、さまざまなスタッフが在籍

―︎御社は、積極的に新卒採用をされている印象です。

2009年より毎年新卒者を採用しており、全員店舗の配属です。20代前半のスタッフから経験豊富なスタッフまで様々な年代が在籍しておりますが、コアとなるのは30〜40代です。

―︎来店されるお客様の年齢層についてはいかがですか。

ウィメンズメンズいずれも幅広いお客様にご来店頂いておりますが、ウェアのシェア率が高いので50代以上の方がコア層になります。いずれの年代もやはりファッション感度の高いお客様が多いですね。

―︎そうしますと、接客や販売の難しさもあるのでしょうか。

多少ありますが、ただそれはどこのブランドでも同じことが言えるでしょう。エトロの伝統や世界観、遊び心などの魅力をお伝えし、エトロファンを増やしていただくのがファッションアドバイザーのお仕事です。はじめはなかなか販売に結び付かないかもしれませんが、まずは自分で感じた魅力や面白さをお話いただき、お客様に興味を持っていただければ第一ステップはクリアです。エトロの製品は色や柄が豊富にありますので、コーディネートの仕方もスタッフによって違いがでますから、やはりセンスや提案力が求められます。ただ、自分でご提案したコーディネートを気に入っていただけた時の喜びは大きいですよね。難しいと感じることもあるかもしれませんが、その分喜びも大きくなります。

販売スキルを極めることが可能な、充実した研修制度

―︎スタッフへのトレーニングプログラムについても教えていただけますか。

まず全員に受けていただくのが中途入社者研修で、業務編・接客編と別れています。業務編においては会社の規則や制度、店舗で使うパソコンのシステム等を学びます。また別日には接客編として、エトロならではの接客対応を学んでいただきます。丈詰めや裾上げ等のお修理にきちんと対応できるよう、リペア研修もあり、初級・中級・上級とレベルが分かれています。顧客満足度を上げるためのプログラム、素材の取り扱いに関するプログラムやパーソナルカラー研修といったものもあります。先ほども申し上げたように、エトロにおいて色は非常に重要ですから、お客様に商品をお勧めする際にも、そうした知識があるとないとでは全く違ってくるのです。

―︎しっかりとした研修制度があり、一通り学んでから現場に出て、その後も様々なプログラムを受けるチャンスがあるんですね。

そうなんです。また研修とは違うかもしれませんが、年に2回、新しいコレクションの説明会があり、MDから一日かけて直接レクチャーをしてもらいます。ブランドによっては、店長だけが出席して後日スタッフに内容を伝えるところもあるようですが、エトロの場合は全社員が直接自分の目で見て、販売のポイントを確認し、接客に生かしてもらうようにしています。

―︎全員となると経費もかかるでしょうけど、直接見るのと話で聞くのではやはり違いますよね。ちなみに新卒の研修制度についてはいかがですか。

新入社員の場合は約2週間、本社での研修の後に店舗においてトレーニングを積んでもらい、店舗配属となります。本配属後も定期的にフォローアップ研修を重ねているので、販売をやっていきたいと考える人が基礎力を付けるにはぴったりの環境だと思います。

スタッフのモチベーションを大切にする「店舗第一主義」が成長を続ける秘訣

―︎御社の社長は「店舗第一主義」を掲げていますが、これについてもう少し詳しく教えてください。

リテールビジネスにおいて、お客様との接点となるファッションアドバイザーはとても大切な役割を担っておりますから、オフィススタッフは常に、店舗のスタッフが気持ち良く働くことができる環境づくりを意識しています。例えば以前店舗においては、3日以上の連続休暇が取りにくい状況でした。ただ仕事を離れて旅行をしたり普段できないことに取り組んでみたり、そうした経験がお客様との会話に生かせることもありますから、一週間連続して休暇を取得できる仕組みを作りました。また仕組みだけではなく、その連続休暇を心置きなく楽しんでいただくため、通常の有給休暇とは別に年7日間の特別休暇を付与しています。またインセンティブ制度もあり、貢献していただいた分はきちんとお返ししたい、という社長の意向が反映されたものとなっています。

―︎活躍しているスタッフにはどんな方がいらっしゃいますか。

いろいろなタイプの方がおりますので一概には言えませんが、お客様との会話を楽しむことがとても好きであるという点は共通しているように思います。あとはコーディネート力や提案力、また数字に対する達成意欲が高いという点なども挙げられますね。

―︎それでは最後に、エトロならではの魅力とはどんな点にあるのでしょうか。

様々なお客様に接したり、各種研修プログラムに参加する等、スキルアップや成長できるチャンスが多くあることですね。ただそれらをじっと待つだけではなく、自ら望んで行動できる人にはやりがいや面白みを感じていただけるのではないかと思っています。

 

ブランド設立からもうすぐ半世紀、店舗第一主義を掲げ右肩上がりで成長を続けているエトロ。その哲学通り、さまざまな研修制度を通して、キャリアのどの段階にあっても、販売員としてのスキルアップにつながることがわかりました。また、連続休暇取得制度やインセンティブ制度もあり、販売を一生の仕事にしたい人にとっては理想的な環境ですね。

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