Estée Lauder(エスティ ローダー)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

「ふれあうすべての人々に最高のものを与えられる社員を、ひとりでも多く育てたい」

ELGC株式会社 / エスティ ローダー事業部営業本部トレーニング部トレーニングマネージャー 江川 みささん

江川 みささん

ELGC株式会社 / エスティ ローダー事業部営業本部トレーニング部トレーニングマネージャー

1946年、一人の女性の手によって、ニューヨークで誕生した「Estée Lauder(エスティ ローダー)」。皮膚科学の専門家である伯父とともに、自ら開発したクリームの営業・販売をミセス ローダー自身が手がけ、高品質な製品と的確なアドバイスによって美容業界に旋風を巻き起こしました。女性の美しさは外面だけでなく、内面からもつくられることを説き続け、彼女が次々と世に送り出した製品は、今もなお多くの女性を魅了しています。

今回はエスティ ローダーに入社して約16年、店舗からキャリアをスタートし、今ではブランドのトレーニングマネージャーとしてご活躍されている江川みささんにインタビュー。長く愛されるエスティ ローダーの魅力に迫ります。

世代をまたいで愛されるプレステージ化粧品ブランドとして

−エスティ ローダーに入社をされたきっかけについてお聞かせください。

メイクや美容はもともと好きで興味がありました。また海外へ行くことが好きで、昔から空港の雰囲気というのが大好きでした。当時、接客販売は全くの未経験でしたが、たまたま成田空港のエスティ ローダーのビューティーアドバイザーの派遣求人を見つけて「チャレンジしてみよう」と思ったのが最初のきっかけです。

−それからブランドに携わり約16年とのことですが、どのようなキャリアパスを築かれたのでしょうか?

入社から3年が経った頃、派遣会社からエスティ ローダー トラベルリテイリングの直接雇用になりました。それから1店舗をマネージメントするカウンターマネージャー、成田・羽田空港の全店舗を担当するエアポートコーディネーター、日本の免税店(成田、羽田、中部、沖縄)を担当するアカウントコーディネーターを経験して、2010年からはエデュケーションマネージャーとして日本・ミッドパシフィックのトレーニングを担当するようになり、昨年からはジャパン アフィリエイトのトレーニングマネージャーとして勤務しています。

−派遣からのスタートで素晴らしいキャリアを築かれてこられたのですね。かなりの努力をされたのでは?

派遣社員から直雇用になる時は、しっかり実績をつくって、「こうなりたい」という想いを会社に伝えました。すると、会社がチャンスをくれたんですね。一派遣社員である私の意見を親身に聞いてくれた会社をすごく素敵な会社だな、と思ったことを覚えています。その後も、会社はいつでもチャンスを与えてくれました。頑張った分だけ返ってくるものが大きいのです。ですので、自然と恩を返したいという気持ちがうまれ、ここまでやり続けてきた、というのもあります。

−改めて、ブランドの成り立ちについてお聞かせください。

エスティ ローダーは、非常にリッチなヘリテージを持っているブランドです。「すべての女性はもっと美しくなれる」という想いで、1代でブランドを築き上げたサクセスフルな人生を歩んだ女性、エスティ ローダーが自身の名前を冠したブランドとして、1946年の創設以降、世界中の女性に愛され続けてきました。世界で最初にラグジュアリー スキンケアを始めたブランドとしても有名で、創設から作られている「モイスチャーライザー」は今なおロングセラーです。

−歴史だけ見ても他にはない魅力ですが、美容業界におけるエスティ ローダーの立ち位置とは?

私たちはスキンケアだけでなく、メイクアップ、フレグランスまで、プレステージ化粧品ブランドとして多くの製品を取り扱っています。そして、すべてのカテゴリーでアイコンの製品があるという点が大きな特徴です。そのため年齢を重ねていくうちに訪れる、さまざまなステージに合った提案をすることができるのです。実際に親子でいらっしゃるお客様、親子3代でいらっしゃるお客様も多く、世代をまたぐブランドとして愛されています。

また、変わらぬヘリテージを持ちながら、アメリカの会社ということでうまく現代に合わせモダナイズできる柔軟さもブランドの特徴です。時代の変化に合わせて柔軟に変化していけるというのは、歴史ある大きなブランドの中でも珍しいと思います。

時代の変化に合わせて工夫を凝らす、“楽しいトレーニング”

−実際にトレーニングにおいても、時代の変化に合わせた工夫をされているそうですね。

グローバルのものをローカルに落とし込んでいくこともトレーニングマネージャーの役割です。エスティ ローダーには、入社時に行うベーシックトレーニング、新製品に合わせたシーズナルトレーニング、責任者クラスを集めたチーフミーティングなど様々なトレーニングがあるのですが、私たちも時代の変化に合わせた内容を取り入れるよう色々と工夫をしています。先日は、新製品のリップをテーマにしたリップパーティというものを企画して大いに盛り上がりました。トレーニング会場もバルーンで飾り付けてフォトジェニックにするなど今までにない試みでした。

−リップパーティ!響きからとても楽しそうな雰囲気が感じられますね。

やはり楽しければ自然に興味が湧くと思うんです。そして、興味があれば自然と製品について覚える。私たちとしては、ビューティーアドバイザーにいかに楽しんでもらうかに力を注いでいます。彼女達が楽しんで製品を、ブランドを好きになることが大切ですし、モチベーションアップにも繋がると思います。そのためにも積極的に新しいアイデアを取り入れていけるよう心がけています。

−現在エスティ ローダーには何名のビューティーアドバイザーの方が働かれているのでしょうか。

国内に135店舗展開していて、ビューティーアドバイザーは約700名います。

−トレーニングを通じて多くのビューティーアドバイザーの方と関わる江川さんから見て、どんな人材が働いていると感じますか?

700名のビューティーアドバイザーを見ていて感じるのは、とても素直な人が多いということです。素直なので、お客様に対しても働く仲間に対しても常に聞く耳を持っていて、学ぶ姿勢があります。

エスティ ローダーでは、未経験の方を歓迎しているので、どちらかというと経験よりも「好き」という気持ちを持っている方の方が多いですね。実際に活躍しているビューティーアドバイザーの中にも、未経験から入社した人やファッション業界からの転職などさまざまなバックグラウンドの方がいます。

店舗も本社も立ち止まることなく成長し続けられる環境

−ビューティーアドバイザーの方のキャリアパスはどのようなものがあるのでしょうか。これまでにあったサクセスストーリーなどあればお聞かせください。

ビューティーアドバイザーとして入社した方で、一からチーフ、トレーナーを経て現在フィールドトレーナーという複数店舗を任されるポジションに就いた人もいます。また、ちょうど今年の4月には2名のチーフビューティーアドバイザーが営業職にキャリアチェンジを遂げました。私自身もそうだったように、ビューティーアドバイザーとして入社しても様々な機会を会社がバックアップしてくれます。

私たちオフィススタッフも、通信教育やトレーナーズトレーニングなど研修で学ぶ機会が多く、常に立ち止まることなく成長し続けていける会社です。

−最後に求める人物像について教えて下さい。

エスティ ローダーの『ふれあう一人ひとりに最高のものを──Bringing The Best To Everyone We Touch』というミッションやバリューに共感できる方に一員となってほしいです。求めているのは、お客様を第一にする、期待以上のものを提供する、など知識や経験よりも人としての部分が多いです。未経験の方でも一からスキルアップしていける環境なので、「好き」という気持ちがある方はぜひご応募ください。

−ありがとうございました!

ご自身もビューティーアドバイザーとしてキャリアをスタートし、今では現場を支えるトレーニングマネージャーの立場でご活躍される江川さん。今でも立ち止まることなく成長を続けられる姿勢に、エスティローダーで働く魅力を大いに感じました。

来年で日本上陸50周年を迎えるエスティ ローダー。今後もきっと江川さんのように多くのビューティーアドバイザーの方が輝かしいキャリアを築いていかれるのでしょう。

 

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